レイモンド・ウェイル トッカータ

時代を超越したエレガンス。これが、スイスの高級時計ブランド レイモンドウェイルが提供するトッカータ コレクションの特徴です。その時計のケース径は29mm～42mmで、女性・男性用腕時計として適したサイズです。2針時計の顔をなっているのは、すっきりとした文字盤と幅の細いベゼルです。3時位置に設置された日付窓が、時計に現代的な印象を与えています。両面無反射コーティングの丸みを帯びたサファイアガラスが、ケース内の針と文字盤を安全に保護しています。

レイモンドウェイルは時計のケースにポリッシュ仕上げのステンレスを使用しており、いくつかのモデルにはレッドゴールドとイエローゴールドのPVDのコーティングが施されています。厚さわずか2.5mmのスイス製クォーツ機構を搭載するトッカータモデルは美しい薄型で、カフスボタンの下にも問題なくご着用いただけます。防水性は50m (5気圧) で、時計は日常的な湿気や水しぶきに耐久します。

クロコダイル模様が施された高級なレザーストラップ、もしくは5連リンクのステンレスブレスレットによって、時計が優雅に腕に巻かれます。金属ブレスレット付きのモデルは、スポーティーな印象を与えます。

男性用のトッカータ時計は、39mmと42mmのケース径でご提供されています。アワーマーカーは、ローマインデックスとアプライドのバーインデックスの2種類からお選びいただけます。バーインデックス使用のトッカータモデルの文字盤での色には、ブラック、ブルー、ダークグレー、シルバーがあり、それぞれ控えめなサンバースト仕上げが施されています。これに対し、ローマインデックス使用のモデルは、ホワイトの文字盤のみでご提供されています。これらのいくつかのモデルは、全体的あるいは部分的に、イエローゴールドのPVDコーティング加工で仕上げられています。

文字盤の種類に関わらず、未使用のレザーストラップ付き39mmサイズのステンレス トッカータモデルは、約6万円でご購入いただけます。PVDコーティングされたモデルは、これより5000～6000円ほど高くなります。ケース径42mmのレザーストラップ付きモデルは、約8万円でご販売されています。また、ステンレスブレスレット付きモデルもこれとほぼ同じ価格帯でご購入いただけます。PVDコーティングモデルは、約9万円になります。

レイモンドウェイルは2019年に、スモールセコンドを搭載するトッカータ モデルも発売しました。このインダイヤルは6時位置に配置されています。文字盤の色はブラックとホワイトとでご提供されており、その表面にはバーインデックスが見られます。価格は約8万円になります。

トッカータ レディは、一見メンズモデルと大変よく似ています。しかし、時計をよく見てみると、細部に違いがあることに気付きます。女性のトッカータモデルには、ブラック、ホワイト、ブルー、シルバーに加えて、マザーオブパールの文字盤もご用意されています。もう1つの相違点は、アワーマーカーにあります。レイモンドウェイルはバーインデックスの代わりに、レディースモデルにはダイヤモンドを使用しています。さらに、ベゼルにダイヤモンドがちりばめられた、最高に高級な時計もご提供されています。

レディースモデルのケース径は29mm～34mmで、メンズモデルよりもやや小さいサイズになっています。 トッカータ レディは、ステンレスブレスレットによって手首に巻かれます。ポリッシュ仕上げのステンレスモデルとコンビデザインのモデルは、約8万円でご購入いただけます。 ゴールドコーティングとゴールドブレス仕様のモデルは、それより若干高い約9万円でご入手いただけます。ダイヤモンド装飾付きベゼルの価格は、約14万円になります。

実業家で時計師でもあったレイモンドウェイルは、1976年に彼自身の会社を創業しました。彼の目標は、高級なスイス時計をリーズナブルな価格で販売することでした。音楽を趣味とした彼は、時計作りにおいて、有名なクラシック音楽や、当時モダンであったロック・ポップバンドの曲からインスピレーションを得ました。

レイモンドウェイル社は現在に至るまで家族経営の企業で、スイス時計界における、残り少ない独立時計メーカーの1つです。創業者が世を去った後の2014年、義理の息子であるオリヴィエ・ベルンハイムが同社の指揮を執り始めました。2016年以降、彼は代表取締役を務めており、息子エリー・ベルンハイムによって経営されています。