ランゲ・アンド・ゾーネ (A. Lange & Söhne) 1815
>で194件の商品が見つかりましたA.ランゲ&ゾーネ 1815 – クラシックなドレスウォッチ
A.ランゲ&ゾーネの1815コレクションは、同ブランドが誇る高い名声を持つ時計シリーズです。このシリーズには永久カレンダー搭載のフライバック クロノグラフやグランド・コンプリケーションモデルなど、世界で最も高価な時計が提供されています。
1815を買う5つの理由
- トップモデル: 永久カレンダー、ラトラパンテ、リピーター搭載のグランド・コンプリケーション
- クロノグラフ機能やトゥールビヨン、永久カレンダー搭載モデルあり
- 素材はゴールド、プラチナ、シルバーのみ
- 36mm~43mmの標準的なサイズ
- 資産運用に最適
懐中時計にインスピレーションを受けて
A.ランゲ&ゾーネのモデルシリーズである1815は、グラスヒュッテを拠地とする同ブランドの古い懐中時計をモチーフにして作られました。「1815」のコレクション名は、時計技師フェルディナント・アドルフ・ランゲの誕生年でもあります。彼は、1845年にグラスヒュッテにおける時計産業の基盤を確立した人物です。その初期、ランゲは以前鉱山作業人やかご職人であった15人の弟子たちに、時計作りの技術を伝授しました。時計製造の技術を学んだ後、弟子たちは時計職人として独立し、ランゲやその他の時計製造者に部品を供給するようになりました。
今日の クラシックなモデルシリーズ1815においては、ゴールドやプラチナ素材の様々なモデルがラインナップされています。A.ランゲ&ゾーネの古き懐中時計を思わせる時計の特徴は、アラビア数字、青焼きの針、レイルウェイ・ミニッツトラック、シルバーの文字盤などです。また、このシリーズの時計には、高精度な手巻き式自社製キャリバーが搭載されています。このムーブメントは、優れた技術面だけではなく、その表面に施された美しい装飾が多くの時計ファンを魅了します。このため、コレクション「1815」に提供されているすべてのモデルの裏蓋には、サファイアクリスタルが使用されており、内蔵されているムーブメントを眺められるようになっています。
このコレクションにはシンプルな3針モデルに並び、パワーリザーブ表示、スプリットセコンド クロノグラフ、 永久カレンダー、トゥールビヨンなどのコンプリケーションを搭載するモデルが提供されています。ケース直径は38.5mm~40mと標準的な大きさで、多くの方の腕に似合うサイズになっています。特に複雑なコンプリケーションを搭載するモデルのみが、41.9mm~43mmとやや大型になっています。
1815の価格は?
モデル | 価格 (約) | 特徴 |
グランド・コンプリケーション Ref. 912.032 | 2億5000万円 | リピーター、ラトラパンテ、永久カレンダー、ムーンフェイズ |
トゥールボグラフ・パーペチュアル "プール・ル・メリット" Ref. 706.025 | 6000万円 | トゥールビヨン、永久カレンダー、ラトラパンテ、ムーンフェイズ |
ラトラパンテ・パーペチュアルカレンダー Ref. 421.025 | 2065万円 | 永久カレンダー、ラトラパンテ、ムーンフェイズ |
トゥールビヨン Ref. 730.032 | 1350万円 | 秒針停止機能付きトゥールビヨン |
ウォルター・ランゲへのオマージュ Ref.297.026 | 590万円 | スタート/ストップ機能付きのジャンピング・センターセコンド針 |
クロノグラフ Ref. 414.031 | 445万円 | フライバック クロノグラフ |
アップ/ダウン Ref. 234.032 | 230万円 | パワーリザーブ表示 |
1815 Ref. 235.026 | 200万円 | スモールセコンド |
A.ランゲ&ゾーネ 1815 – スモールセコンド搭載のシンプルでエレガントな時計
必要な機能のみを備えたシンプルな時計は、ドレスウォッチとして最適です。 コレクション 1815 のスモールセコンド付き3針モデルは、オフィスなどの環境で着用するのに最適です。現行モデルのケース素材は、ピンクゴールドとホワイトゴールドからお選びいただけます。鮮やかな青色に発色した時計針が、文字盤上で色のコントラストを成しています。自社製キャリバーL051.1は55時間のパワーリザーブを保ち、秒針停止機能によって時刻の正確な調整が可能です。また、ゴールドシャトンに囲まれた赤いルビーの受け石も特徴的で、シャトンは青いチラネジで4分の3プレートに固定されています。
このモデルの新品時計の価格は約200万円になります。また、中古モデルの価格はそれより約25万円安くなります。
1815 アップ/ダウン モデルでは、シンプルな3針機能に加えて便利なパワーリザーブ表示が備えられています。この表示は8時位置に設置されており、時計の巻きの消耗率を針で示します。1815 アップ/ダウンのパワーリザーブは72時間です。「アップ」と「ダウン」という表示はA.ランゲ&ゾーネの時計にて馴染み深いもので、ランゲは1879年にこのパワーリザーブ表示において特許を取得しました。スモールセコンドは文字盤上右側の4時位置に設置されています。ケース素材は18Kピンクゴールドもしくはホワイトゴールドの2タイプがあり、サイズは標準モデルよりも少しだけ大きな39mmです。文字盤は銀無垢で作られており、針は同じくブルーに発色させられたものです。
状態の良い中古のピンクゴールドモデルは、約215万円でご購入いただけます。新品モデルの価格は約230万円です。これに対し、ホワイトゴールドモデルは時計の保存状態によって約230万円~240万円の価格でご入手いただけます。
ジャンピング・ミニッツのフライバック クロノグラフ
1815 クロノグラフ はA.ランゲ&ゾーネの古い懐中クロノグラフをモデルとし作られました。歴史的なタイムピースと同様、このモデルでもスモールセコンドとミニッツカウンターが文字盤の中央より下側である8時と4時位置に配置されています。ミニッツカウンターのクロノグラフ針は、元の位置から次の位置へと瞬時に移動するようになっています。センタークロノグラフ秒針は非常に細長い形状に作られており、5分の1秒までの正確さでの計測を実現しています。A.ランゲ&ゾーネはこの時計に、フライバック メカニズムを使用しています。従来のクロノグラフでは、ストップ機能を用いた計測を終えてからのみ針を0位置に戻すことができますが、このメカニズムを使用することによって、針を瞬時に0位置に戻すことが可能になりました。
この時計のケースにはピンクゴールド、ホワイトゴールド素材の2種類が提供されており、文字盤も銀無垢のシルバーダイヤルとブラックダイヤルからお選びいただけます。以前のモデルの中古時計は約390万円で販売されており、現行モデルの新品は約475万円で提供されています。1815 クロノグラフのブティック限定モデルの価格はそれよりさらに高価で、約500万円でご入手いただけます。この特別モデルはF.A. ランゲの誕生200周年を記念して作られたもので、その仕様はホワイトゴールドケース、シルバーダイヤルです。また、ブルーの数字が鮮やかです。
ジャンピング・セコンド針使用モデル、ウォルター・ランゲへのオマージュ
2017年の終わりに発表された 1815 ウォルター・ランゲへのオマージュ にも、ストップ機能を採用するモデルがあります。しかし、この機能の使用方法はシリーズ内の他のクロノグラフとは全く異なります。この時計は、2017年にこの世を去ったランゲ社の創業者であるウォルター・ランゲに捧げられたもので、一目でその特別感を味わえます。シルバー無垢の文字盤上には、青焼きの時針と分針、またセンタークロノグラフ針が周回します。また、6時位置にはスモールセコンドが設置されており、その中に取り付けられた針も同じくブルーです。その特徴は、スモールセコンドが1秒間に6歩の間隔で進むようにできており、 秒単位で瞬時に正確に進むステップ運用のセンタークロノグラフ針との組み合わせで、より精密なタイムの判読が実現されます。2時位置に取り付けられているプッシュボタンで、クロノグラフ針の動きをスタート、またストップします。この時計を利用して、例えば心拍数を計ることが可能です。
ケースサイズ40.5mmのこのモデルは、イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドの3種類の素材で提供されています。新品時計は価格約590万円でご購入いただけます。発売されてまだ間もないこのモデルでは中古時計はほとんど存在しません。
年次・永久カレンダー搭載時計
1815 アニュアルカレンダー は、日付、曜日、月を正確に表示します。巧妙なカレンダー機構を搭載するこのタイムピースは、異なる月の長さも考慮しており、2月から3月への変更時以外、手動で修正する必要がありません。
このモデルのケースサイズは40mmで、素材はホワイトゴールドとピンクゴールドの2種類からお選びいただけます。日付は2つのインダイヤルを用いて表示されます。9時位置に設置されたインダイヤルに日付と曜日が表示され、3時位置には月が表示されます。6時位置に配置された第3のインダイヤルは、スモールセコンドとムーンフェイズ表示になっています。これらインダイヤルの調整は、4つのねじ込み式調整プッシャーで個別に行うか、もしくは2時位置に取り付けられたボタンですべて同時に行えます。
新品の1815 アニュアルカレンダーの価格は約345万円です。中古時計は入手困難で、価格も新品とさほど変わりません。
1815 ラトラパント パーペチュアルカレンダー は、そのさらに1歩先を行くモデルです。モデル名からも分かるとおり、サイズ41.9mmこの時計のケース内には複数のコンプリケーションが融合されています。それらの機構には、永久カレンダー、ムーンフェイズ表示、パワーリザーブ表示、中間タイムを計測できるスプリットセコンド クロノグラフなどがあります。これら様々な機能の表示は4つのインダイヤルによって実現されており、そのそれぞれが2つの異なる表示を持ちます。3時位置のインダイヤルには月と閏年が表示されており、6時位置にはスモールセコンドとムーンフェイズが設置されています。また、9時位置には日付と曜日が表示されており、12時位置にはクロノグラフ
ブルーとゴールドの2本のセンタークロノグラフ針は、3つのボタンによって操作されます。2時位置のボタンでスタート/ストップし、4時位置のボタンでリセット、また、10時位置のボタンで中間タイムのストップを行えます。
この高性能の時計には、それなりに高い価格が付けられています。新品のピンクゴールドモデルの価格は約1740万円、中古時計は約1515万円になります。プラチナモデルの価格は、新品約2065万円、中古約1615万円です。特に希少な20本限定の1815 ラトラパント・パーペチュアルカレンダー・ハンドヴェルクスクンストの価格は、それらのモデルよりもずっと高くなります。ブルーのエナメル加工が施され精巧に彫刻装飾された、まるでジュエリーのようなホワイトゴールドダイヤルを持つタイムピースでは、開閉式の裏蓋にも同じく微細な装飾技法が用いられています。その価格は約3630万円になります。
トゥールビヨンと他のグランド・コンプリケーションの融合
トゥールビヨンは、中でも複雑な技術を要するコンプリケーションです。A.ランゲ&ゾーネはこの技術を創業以来有しており、これをさらに進展させてきました。 1815 トゥールビヨン には、特許化されたゼロリセット機能が搭載されており、リューズを引き出すと秒針が0位置に戻ります。この機能によって、正確な時刻の設定が可能です。また、これは従来のトゥールビヨンでは不可能でした。
銀無垢の素材から成る文字盤プレートには円形の切り抜きがあり、そこから中に搭載されている素晴らしい機構を覗くことができます。また、この斬新なデザインは、それ以外の部分では控えめな3針モデルに対照的です。低価格でご購入いただけるモデルはピンクゴールド素材のモデルで、新品約1350万円、中古約1230万円にて提供されています。プラチナモデルの価格はそれより高く、新品時計は約1765万円、中古は状態の良し悪しによって1590万円前後で販売されています。ブラックロジウム加工が施されたピンクゴールドダイヤルを持つハンドヴェルックスクンストモデルは30本に限定されており、ダイヤルの表面はトランブラージュ彫りで仕上げられています。このモデルは価格約315万円で販売されています。
A.ランゲ&ゾーネは トゥールボグラフ・パーペチュアル "プール・ル・メリット" にて、複数のグランド・コンプリケーションを融合しています。そのコンプリケーションとは、トゥールビヨン、永久カレンダー、ムーンフェイズ表示、ラトラパンテクロノグラフ機能です。クロノグラフ機能は2時、4時、10時位置に設置されたボタンによって操作されます。カレンダー表示の調節には、8時位置の埋め込み式調整ボタンで行われます。
50本に限定されたプラチナ時計は43mmとやや大型になっています。また価格も約6000万円と、1815シリーズ内のほかのモデルに比べて高額です。
これらに並び、紹介せずにはいられないモデルには、 1815 グランド・コンプリケーション があります。このモデルには、永久カレンダー、グランドソヌリとプチソヌリ、ラトラパンテクロノグラフ、フドロワイヤント、ムーンフェイズ表示が搭載されており、ドイツのグラスヒュッテを拠点とするA.ランゲ&ゾーネが提供する時計の中で 最も複雑なタイムピースです。この時計はランゲ社が誇る最優秀な時計技師によって1年の歳月をかけて製造されます。そのため、世界にたった6本しか存在しません。
ケースサイズ50mmのこのタイムピースは極度にレアで、その価格は約2億5000万円になります。