ランゲ・アンド・ゾーネ クライネ ランゲ1

リトル・ランゲ1はA.ランゲ＆ゾーネの人気モデルであるランゲ1コレクションに属するモデル。ケースサイズが36.8mmのため、スリムな女性の手首に理想的です。リトル・ランゲ1では、ランゲ1に忠実に文字盤デザインが再現され、A.ランゲ＆ゾーネらしく、細部までこだわった精緻な仕上げが施されています。

また、リトル・ランゲ1には、ムーンフェイズ機能を搭載したモデルもあります。どちらも、この時計のために特別に開発された自社製ムーブメントが使用されています。サファイアクリスタルのケースバックからは、精巧な装飾が施されたこのムーブメントを見ることができます。

リトル・ランゲ1のケースはピンクゴールドまたはホワイトゴールド製で、ダイヤモンドがあしらわれているものもあります。なかでも、初代モデルで特に希少なのがプラチナ製のモデルです。

時刻表示のみのゴールド製ケースを備えたリトル・ランゲ1の価格は、Chrono24では約500万円～720万円です。価格は主に文字盤の色によって異なり、グレーの文字盤の時計は、ブラウンやレッドの文字盤の姉妹モデルよりも安価に取引されています。

ムーンフェイズ搭載のリトル・ランゲ1の場合、価格は640万円～800万円です。文字盤のバリエーションに加え、ダイヤモンドセッティングの有無に寄っても価格が異なります。

最も高価なモデルには、リトル・ランゲ1 "ステルス "のような限定モデルで、この希少なプラチナ製のリトル・ランゲ1は、Chrono24で約980万円から購入が可能です。

人気のランゲ1と同様、リトル・ランゲ1も9時位置に時刻表示用のサブダイヤルを備え、5時位置のスモールセコンド、2時位置のアウトサイズデイト、3時位置のパワーリザーブインジケーターはランゲ1と同じですが、リトル・ランゲ1の場合、文字盤にギョーシェ彫刻が施されています。

ケースサイズが小さくなったにもかかわらず、A.ランゲ＆ゾーネでは、バランスの取れた文字盤レイアウトを維持することに成功しています。自社製キャリバーL121.1がその大きな役割を担っており、ツインバレルによって72時間のパワーリザーブを実現しています。手巻き式ムーブメントの厚みはわずか5.7mmで、時計全体では9.5mmと、非常に着けやすい厚みとなっています。

リトル・ランゲ1の3針モデルには、ホワイトゴールド製ケースにグレー文字盤（Ref. 181.038）、ピンクゴールド製ケースにブラウン文字盤（Ref. 181.037）、ホワイトゴールド製ケースにダークレッド文字盤というバリエーションがあり、それぞれの時計のカラーに合ったアリゲーターレザーストラップが組み合わされています。

プラチナ製のリトル・ランゲ1 "ステルス"

リトル・ランゲ1 Ref. 111.025は、"ステルス"とも呼ばれ、3針モデルの中でも異彩を放っています。1990年代末に100本限定で製造されたこのモデルは、シルバーメッキの文字盤とプラチナケースを備えています。また、キャリバーL901.0を搭載し、その希少性からコレクターの間で高い人気を誇っています。

A.ランゲ＆ゾーネは、リトル・ランゲ1に最も古典的な複雑機構のひとつであるムーンフェイズを組み合わせています。この機構は、5時位置のスモールセコンドに組み込まれ、全体のバランスを崩すことなく、調和しています。

ムーンフェイズ機能をつかさどるのは自社製キャリバーL121.2で、優れた精度を誇っています。時計にエネルギーが供給され続ければ、月の満ち欠けは122.6年後まで修正の必要はありません。

リトル・ランゲ1・ムーンフェイズには、ピンクゴールド製とホワイトゴールド製があり、 A.ランゲ＆ゾーネは、ピンクゴールド製ケースにシルバーメッキを施した金無垢の文字盤を組み合わせています。一方、ホワイトゴールド製の文字盤はダークブルーのゴールドストーン層を重ねたシルバー製です。どちらも、ベゼルにダイヤモンドがあしらわれたモデルがあります。

A.ランゲ＆ゾーネ リトル・ランゲ1はレディースウォッチですか？

A.ランゲ＆ゾーネのリトル・ランゲ1は36.8mmというケースサイズから、レディース時計として最適です。しかし、手首の細い男性にも着用していただけます。

リトル・ランゲ1にはどのような素材がありますか？

A.ランゲ＆ゾーネは現在、ホワイトゴールドとピンクゴールドのリトル・ランゲ1を展開しています。しかし、以前は、ごく少量ではあるもののプラチナ製ケースを備えたモデルもありました。