ブライトリング (Breitling) エアロスペース
>で59件の商品が見つかりましたブライトリング エアロスペース: 真のツールウォッチ
ブライトリング エアロスペースはパイロットにとって非常に便利な計器です。第2タイムゾーンやクロノグラフ、タイマーなど、アビエーション時計にとって欠かせない機能が全て搭載されています。また、チタン素材で軽量かつ堅牢です。
ブライトリング エアロスペースを買う5つの理由
- チタン素材の軽量ケース
- 非常に高精度なスーパークォーツ キャリバー
- 1/100 秒クロノグラフ
- ミニット・リピーター
- 第2タイムゾーン (GMT)
パイロット用の多機能な時計
スイスのブランドであるブライトリングはクロノグラフ腕時計エアロスペースの初代版を1985年に発売しました。当時このストップウォッチはナビタイマー コレクションに属しており、これは文字盤とケースバックの刻印でも判別できました。現在ではエアロスペース・エヴォはプロフェッショナル シリーズに属しています。1985年に発表された第一世代のモデルにおける最大の特徴といえば、3時、6時、9時、12時位置に付けられた4つのライダータブです。ベゼルに取り付けられたこの4つのタブは、クロノマット コレクションやアヴェンジャー コレクションのモデルのような自動巻き時計を連想させるものです。このライダータブが爪の働きをするため、手袋をつけた手でもベゼルの操作が容易です。 エアロスペース (当時はナビタイマー) のもう一つの特徴は 液晶表示が使用されていることです。時刻を針でアナログ表示すると共に、この時計には2つの液晶デジタル表示が装備されています。このナビタイマー モデルの素材は完全チタン製とコンビの2種類があります。2色仕立てのコンビモデルではチタン製のケースにゴールドのブレスレットリンクとベゼルのタブが使用されています。
ブライトリングは2013年に最新のエアロスペースを発表しました。このモデルには 1/100 秒クロノグラフ、アラーム、GMT 機能、カレンダーとタイマー機能が搭載されています。特徴は ミニット・リピーターで、これによって時刻のシグナルが音で表現されます。時計の操作はリュウズを用いて行われ、リュウズの回転、引き出し、押入れによってそれぞれの機能を利用できるようになっています。この最新モデルに使用されているクォーツ式機構は スーパークォーツ キャリバー と呼ばれます。このキャリバーは温度補正をするために大変高精度で、その精度はスイスクロノメーター検定協会 (COSC) の検定も合格済みです。この機構は従来のクォーツ式ムーブメントに比べて約10倍の精度を誇ります。年間を通して時報との誤差は数秒のみに留まります。
ブライトリング アエロスペースの価格は?
モデル | 価格 (約) | サイズ | キャリバー |
アエロスペース (Ref. 56062) | 30万円 | 40 mm | B56 クォーツ |
アエロスペース (Ref. 65062) | 20万円 | 40 mm | B65 クォーツ |
アエロスペース (Ref. 73362) | 26万円 | 42 mm | B75 スーパークォーツ |
アエロスペース・エヴォ (Ref. 79363) | 33万円 | 43 mm | B79 スーパークォーツ |
エアロスペースは長年に渡って ブライトリングの入門モデルとされてきました。特に90年代に販売されていたモデルは、お手ごろ価格のブライトリング パイロット クロノグラフをお探しの方に最適です。この時計はケース直径 40 mm で、最新のモデルに比べてずっと小型なサイズです。搭載されているムーブメントは ETA 社のクォーツ機構 988.332 と 998.332 で、ブライトリングでは B56 と B65 の名称が付けられています。B65 にはクロノグラフ機能に並んで 永久カレンダーと第2タイムゾーン機能が使用されています。この年代のモデルで、保存状態の良い中古時計の価格は約17万円です。これに比べて、新品時計の価格は約30万円に上昇します。
21世紀の始まりにブライトリングはエアロスペース コレクションに、温度補正の スーパークォーツ キャリバー B75 の搭載を始めました。このキャリバーは ETA の高精度クォーツであるサーモラインをベースとしています。 スーパークォーツ機構はその高精度性と温度差の影響を受けない点で大変優れています。時計の保存状態と使用されているブレスレット (チタン製、ナイロン製、レザー製、ゴム製) によって、価格はおよそ20万円~26万円になります。
2007年以降エアロスペースのサイズが 42 mm に拡大されました。また時計の内部にも変更が加えられ、ETA 機構をベースにしたスーパークォーツ キャリバー B79 が搭載されるようになりました。デジタル表示のバックライトのおかげで、暗い場所でも時計の読み取りが簡単にできます。このモデルの価格は約26万円です。
エアロスペース エヴォ: 次世代の時計
ブライトリングはエアロスペース エヴォを2013年に発表しました。その前モデルと同様、エヴォもチタンを素材として作られています。また、4つのライダータブと、3時、6時、9時、12時の大きなアラビア数字もそのまま継承されています。 変更されたのは時計のサイズです。直径は 42 mm から 43 mm に拡大されました。機構にも前モデルと同じ、多機能のスーパークォーツ キャリバーが搭載されています。文字盤はブラック、ブルー、グレーの3色からお選びいただけます。ブレスレットにはレザーベルト、ナイロンベルト、ラバーベルト、チタンブレスレットの4種類があります。価格はブレスレットの種類と時計の状態により上下しますが、約32万円~34万円になります。
これに約4万円追加して、エヴォのチタンブレスレットに コーパイロット電子補助時計を統合したモデルをご購入いただけます。この電子補助時計で LC ディスプレイ上に第2タイムゾーンの時刻を表示したり、クロノグラフ機能を使用して離陸、着陸時間を表示することができます。コーパイロット補助時計の操作には、サイドに取り付けられた2つのボタンが用いられます。
2015年以降、ブラックチタンコーティングにサテン仕上げが施されたブライトリング エアロスペース エヴォ ナイトミッションがラインナップされています。この時計の特徴はあらゆる反射を防ぐように製造されたカモフラージュ色のデザインです。ディスプレイ表示はバックライト付きで、 暗視装置でも読み取ることができます。このツールウォッチのミリタリールックには、ブラウンもしくはグレーのナイロン製ベルトがよく似合います。このベルトは特に頑丈で、折りたたみ式のバックルが使用されています。また、その他のオプションとしてラバーベルトもあります。新品時計の価格は約43万円になります。状態の良い中古時計は約35万円になります。
エアロスペースの発売30周年を記念して、ブライトリングは 300本限定の特別エディションを発表しました。エアロスペース エヴォ エアロスペース誕生30周年モデル (30e anniversaire) の特徴はブラックチタンでコーティングされたケースと、色鮮やかなイエローの文字盤です。このコレクターズ時計の価格は約56万円になります。
アナログとデジタル表示の未来的デザイン
1985年にブライトリングがエアロスペースの初代モデルを発表した当時、この腕時計クロノグラフは ナビタイマーの新バージョンとして発売されました。堅牢なケースとブレスレット素材であるチタン、ベゼルに取り付けられた4つのライダータブ、液晶表示は1980年当時、スイスのグレンヒェンを拠地とするブライトリングの時計としてはまだ珍しいものでした。この時期にはクォーツ機構がトレンドとなっていました。クォーツ時計は機械式ムーブメントを搭載する時計に比べて多機能で、より正確に時を刻みます。このためエアロスペースは飛行機のコックピットにおいてプロが着用する時計として最適でした。
スーパークォーツ: 従来のクォーツ時計に比べて10倍の精度
普通のクォーツ時計においては、月に15秒~30秒の誤差が生じます。この数値は機械式の時計に比べると格段に少ない誤差だと言えます。COSC 検定済みのクロノメーター機械式ムーブメントは日差が -6秒 ~ +4秒の間に収まるものと定義されており、この数値は月に置き換えると-120秒 ~ +180秒です。
ブライトリングは2000年初期からエアロスペース モデルシリーズにスーパークォーツと呼ばれるキャリバーを使用しています。この機構も COSC によって検定合格済みの 高精度なキャリバーです。 COSC のクォーツ機構検定基準は機械式ムーブメントに比べてずっと厳しくなっており、日差は ±0.07秒に収まっていなければなりません。これを月に換算すると、月差 2.1秒以内になります。またこの超高精度のエアロスペースは、従来のクォーツ時計に比べて10倍の正確さを誇ります。
また、キャリバー スーパークォーツによって、ブライトリング エアロスペースには複数の 便利な機能が統合されています。例えばクロノグラフ機能によって時間のインターバルを100分の1秒の正確さで計ることができます。これに比べて世界的に有名なバルジュー 7750 のような機械式クロノグラフ ムーブメントは、「たったの」8分の1秒の正確さに留まっています。エアロスペース クロノグラフでは時間と時間の間の長さ48時間までを計れます。また、これに加えてデジタルカレンダーや目覚ましアラーム、カウントダウン、第2タイムゾーン (GMT) といった数々の機能が搭載されています。GMT 機能は複数のタイムゾーン間を行き来する旅行者にとって便利です。この機能によってローカルタイムとホームタイムが一目で読み取れます。また、少々風変わりな機能であるミニット・リピーター機能によって、時刻を音で鳴らすことができます。
機能一覧
- 1/100 秒クロノグラフ
- ミニット・リピーター
- アラーム / 目覚まし
- カウントダウン (タイマー)
- 第2タイムゾーン (GMT)
- 多言語のセミパーペチュアルカレンダー