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ブライトリング クロスウィンド – 定番クロノグラフ
ブライトリング クロスウィンドは、スイス高級時計の中でも人気が高くお手頃なモデルの1つです。この時計の特徴としては、4つのライダータブとローマ数字インデックスが挙げられます。また、ダイヤモンドやゴールドなどの素材もこのモデルの価値を引き上げる要因となっています。
ブライトリング クロスウィンドを買う5つの理由
- ストップ機能を搭載した便利なクロノグラフ機能
- ベゼルの回転を容易にするライダータブ
- 高精度: 多くの時計がクロノメーター検定済み
- すばらしい加工と品質
- 手頃な価格 26万円から
ブライトリングの人気「ヤングタイマー」
ブライトリング クロスウィンドは、何年も前からスイス時計メーカーであるブライトリングの人気クロノグラフとして存在しています。ブライトリングはこのストップ機能を搭載した時計の製造を2000年中頃に停止しました。そのため、現在販売されている時計はほとんどが中古となり、手頃な価格で購入することができます。クロスウィンドは「ウィンドライダー」コレクションの一部でした。クロスウィンドシリーズには「クロスウィンド レーシング」や「クロスウィンド スペシャル」なども含まれています。
ブライトリング クロスウィンドのトップモデルは、 クロノメーター検定済みのキャリバー、ゴールドケースそしてダイヤモンド付きベゼルを備えています。しかし、ステンレス製の標準モデルでも細部にまでわたるすばらしい仕上げが施されています。針全体とローマ数字の処理は見事で、6時、9時、12時の位置に配置されているインダイヤルの針にも夜光塗料が使用されています。それによってこのクロノグラフの人気は現在においても衰えておらず、手頃な価格もその一助となっています。
ブライトリング クロスウィンドの価格は?
モデル | 価格 (約) | 素材 |
Ref. K13055 | 100万円 | ゴールド |
Ref. D13355 | 47万円 | ステンレス、ゴールド製ベゼル |
Ref. B13355 | 40万円 | ステンレス、ゴールド製ライダータブ |
Ref. A13355 | 32万円 | ステンレス |
Ref. A13055 | 26万円 | ステンレス |
価格の詳細
現在市場で入手可能なブライトリング クロスウィンドは、ほぼすべて中古となります。良いまたは非常に良い状態でクロノメーター検定を持っていない商品は26万円から購入することができます。このモデルはほとんどの場合革製ベルト付きとなり、パイロットベルト付きのクロノメーターは数万円ほど高くなります。ブライトリング クロスウィンドの価格は平均して32万円ほどになります。
ステンレス製のケースとベゼル、そしてゴールド製のライダータブを持つバイカラーモデルは、運が良ければ約32万円で手に入れることができますが、通常の価格は40万円ほどです。ライダータブの代わりに金無垢製のベゼルをお望みの場合、その価格は47万円以上になります。18Ktイエローゴールド製モデルは約100万円で販売されています。
クロスウィンド スペシャルとクロスウィンド レーシングの価格
ウィンドライダーコレクションには、クロスウィンドの他に「クロスウィンド スペシャル」と「 クロスウィンド レーシング 」があります。後者はブライトリングによって数年間しか製造されなかったため、現在は比較的レアなモデルとなっています。クロスウィンドと同様に、クロスウィンド レーシングの内部でもブライトリング キャリバー13が時を刻んでいます。違いとなる特徴は、サテン仕上げのケースとアワーマーカーのインデックスを持つクロノマット文字盤です。インダイヤルの針には夜光塗料が使用されていません。ステンレス製のクロスウィンド レーシングの価格は最低でも26万円ほどします。
クロスウィンド スペシャル も同じように文字盤で見分けることができ、とりわけインダイヤルの配置とビッグデイトが特徴的です。後者は12時位置の下に配置され、非常に読み取りやすくなっています。積算計はキャリバー44に合わせて3時、6時、9時の位置に配置されています。このムーブメントは自動巻きムーブメントETA 2892をベースにしており、クロノグラフモジュールによるストップ機能を搭載しています。レーシングモデルと同様、アワーマーカーとしてバーインデックスが使用されています。プッシュボタンの形も姉妹モデルとは異なり、玉ねぎ形状ではなく矩形が採用されています。ブライトリング クロスウィンド スペシャル (リファレンスナンバーA44355) の価格は約37万円になります。
1000本に限定されているブライトリング クロスウィンド スペシャル 限定版はこのシリーズの目玉商品であり、アラビア数字と積算計のバイコンパックスデザインを特徴としています。標準モデルと違い、限定版は2つのインダイヤルしか搭載していません。このレアモデルの価格は約55万円になります。
特徴的なライダータブとローマ数字
3時、6時、9時、12時の位置にある4つのライダータブは、 クロスウィンドの代表的な特徴の1つです。その隆起は1方向にのみ回転可能なベゼルの回転を容易にします。また、文字盤上のローマ数字もこのタイムピースを特徴付けており、このアワーマーカーが腕時計にクラシックな雰囲気を与えています。針と同じようにローマ数字にも夜光塗料が使用されているため、暗闇の中でも時間を確認することができます。スモールセコンドは9時の位置、30分積算計は12時の位置、12時間計は6時の位置、そして日付表示は3時の位置に配置されています。クロスウィンドのデザインはクロノマットやアベンジャーなどのモデルに似ています。この両コレクションは、現在ブライトリングで最も成功しているモデルに数えられます。
クロスウィンドのケース直径は約43 mmで、このクロノグラフはかなり大きな腕時計となっています。しかし48 mmのスーパー・アベンジャーと比べれば、クロスウィンドは小さく上品に見えるでしょう。ケースの仕上げには、ステンレス、ゴールド、そしてバイカラーデザインではステンレスとゴールドが使用されています。リファレンスナンバーの最初の文字によって、ケースとベゼルに使用されている素材を確認することができます。Aはステンレス、Bはバイカラーモデル、Kは18Kイエローゴールドを表しています。つまり、ブライトリング クロスウィンドB13355は、ステンレスとゴールドのクロノグラフになります。また、 玉ねぎ形状のリュウズとプッシュボタンもこの時計を特徴付けています。
ブライトリング クロスウィンドに搭載されているキャリバー
ブライトリングの男性用腕時計は100 m (10気圧) の防水性を持っています。他と同じように、クロスウィンドにもブライトリングの パイロットベルトが付けられています。5連リンクの金属ブレスレットは完全に磨き上げられており、コレクターの中では最も人気のある時計として見なされています。 ほとんどのクロスウィンド クロノグラフには、バルジュー7750をベースとするブライトリング キャリバー13が搭載されています。また、特別モデルにはETA 2892ベースのムーブメントであるキャリバー44が使用されています。このムーブメントは自動巻き上げ、 約42時間のパワーリザーブ、ビッグデイトそしてクロノグラフ機能を備えています。
さらに、ブライトリングはスイス公式クロノメーター検定協会 (COSC) にてこのムーブメントの検定を受けています。あなたのブライトリング時計にそのような高精度キャリバーが搭載されているかどうかは、リファレンスナンバーの4桁目の数字によって確認することができます。「3」はその時計がクロノメーターであることを表し、「0」はその反対に検定されていないムーブメントを表しています。例えば、リファレンスナンバーB13055のクロスウィンドモデルはCOSCの検定書を持っておらず、リファレンスナンバーB13355のモデルは検定書を持っています。キャリバー44と同様に、キャリバー13も42時間のパワーリザーブを誇ります。
キャリバーの概要
キャリバー | ベース | 特徴 |
ブライトリング13 | ETAバルジュー7750 | COSC検定書付き/なし、日付、オートマチック、クロノグラフ、42時間 パワーリザーブ |
ブライトリング44 | ETA 2892 | トリコンパックスデザイン、ビッグデイト、オートマチック、COSC検定書、クロノグラフ、42時間 パワーリザーブ |