ブライトリング プレミエ

複数の色合いを持つ文字盤、スリムなベゼル、細い針。これらの要素を備える2018年に発表されたブライトリング プレミエのデザインは、クラシックで伝統的です。このモデルの見本となったのは、スタイルに敏感な顧客と購入意欲のある顧客の両方を対象とした、同名の1943年のブライトリング モデルです。プレミエという名前は、フランス語で「最初」を意味し、ブライトリングがこのコレクションを発信しているターゲットグループを示しています。

昔も今も変わらずプレミエはエレガンスの象徴です。クロノマットやナビタイマー コレクションは、スイスブランドのスポーティーでプロフェッショナルなアプローチを強調していますが、プレミエはこれらとは異なり、昔も今も変わらずエレガンスの象徴です。プレミエシリーズのトップモデルは数百本に限定されています。これらの特別なバリエーションにおける特徴は、クロノグラフ機能を備えた自社製キャリバーB01です。また、上品な英国車に捧げられたブライトリング フォー ベントレー モデルもラインナップされています。

バルジューベースのプレミエ クロノグラフは、デイデイト表示やスモールセコンドを備えた3針モデルと同じく、コレクションのポートフォリオの一部となっています。スモールセコンド付きのモデルには日付表示がないため、文字盤は特に整頓された印象を与えます。ETA 2895-2をベースにしたブライトリングキャリバーB37で駆動され、価格は比較的手頃です。未使用品は約40万円で購入できます。現行のすべてのプレミアモデルは、クロノメーターとして認定されています。

ブライトリング プレミエの価格は、保存状態の良いアンティーク時計で約25万円から、18Kゴールドを素材とする未使用の限定版で約260万円になります。これらには、プレミアB01クロノグラフ42ベントレー センテナリーが含まれます。モデル名が示すように、この腕時計のケース径は42mmです。ブライトリングはケースの素材にレッドゴールドを使用しています。キャリバーB01が内部で時計を作動しています。

200本限定のクロノグラフにおける最大の特徴は、ブラウン・エルム・バール材で作られた茶色の文字盤です。それは、1929年の「ブロワー」と呼ばれるベントレー車のダッシュボードに似せられています。これは、現在までベントレー車の中でも最も価値のあるクラシック レーシングカーの1つとされています。インダイヤルと文字盤の縁の色は、黒で統一されています。タキメータースケールは白で、簡単な読み取りを実現しています。キルティング模様の茶色のカーフスキン ストラップは、ベントレーのシートから着想を得ています。

ステンレススチールのクロノグラフを見つける方がはるかに簡単ですが、それでもレッドゴールド製のクロノグラフは1000本に存在します。価格は約105万円です。

ブライトリング プレミエ B01 クロノグラフ 42 ベントレー マリナーはもう1つの限定版で、合計1000本製造されています。ブライトリングは、ベントレー コンチネンタル GT コンバーチブル マリナーの高級車に敬意を表してこのモデルをリリースしました。マリナーは現在、ベントレーの特別部門であり、個々の顧客の要望に応じて車両をアレンジします。ブライトリング クロノグラフのデザインは、ベントレー コンチネンタル GT コンバーチブル マリナーのインテリアに基づいています。たとえば、縦にブラッシングされた文字盤は、車のダッシュボードにあるブライトリングの時計を彷彿とさせます。文字盤の青い縁には白いタキメータースケールが刻まれています。9時と3時のインダイヤルもそれに合わせて青色です。これに、クロノグラフ秒針と60秒目盛りが赤いアクセントを加えています。ブライトリングは、ブルーのアリゲーターレザーストラップを備えて、この時計を販売しています。未使用品の価格は約85万円です。

キャリバーB01搭載のモデル

プレミエ コレクションのトップモデルには、自社製キャリバーB01が搭載されています。ブライトリングは2009年にこのムーブメントを発表し、汎用時計ムーブメントサプライヤーであるETAからさらに独立しました。B01は70時間のパワーリザーブを保ち、クロノグラフ機能と日付表示を備えています。テンプの振幅数は1時間あたり2万8800回です。

ブライトリング プレミア B01 クロノグラフ 42は、さまざまなダイヤルとストラップでご利用いただけます。ほとんどのモデルはステンレスケースを備えています。これらの時計の未使用価格は約75万円です。多くのモデルの文字盤は、複数の色の組み合わせから成ります。たとえば、白の文字盤と黒のインダイヤル (パンダダイヤル) または黒の文字盤と白のインダイヤル (逆パンダダイヤル) を備えたモデルがあります。ダークグレーまたはブルーの文字盤を備えたバージョンには、黒のインダイヤルが設置されています。文字盤の端は、スモールセコンドと30分カウンターに合わせた配色になっています。

プレミア B01 クロノグラフ 42 ベントレー ブリティッシュ レーシング グリーンは、グリーンの文字盤とブレスレットから成る時計です。このカラーリングのため、本数に制限のないプレミエウォッチの中でも特に際立っています。ブレスレットはキルティング模様のヌバックレザーでできており、高貴なベントレーシートを彷彿とさせます。この時計は約75万円で販売されています。

ピンクゴールド素材のモデルは約190万円です。このモデルはシルバーの文字盤を備え、レッドゴールドの針とインデックスとともに、ゴールドウォッチのクラシックな外観を強調しています。

ブライトリングでキャリバーB13として知られているバルジュー7750は、おそらく最も人気のある自動巻きクロノグラフ ムーブメントです。ブライトリングは何十年もの間、時計にこのムーブメントを使用してきました。6時位置のアワーカウンター、9時位置のスモールセコンド、12時位置のミニッツカウンターという典型的な文字盤構造がその特徴です。プレミアクロノグラフ 42では、6時位置にあるアワーカウンターに日付表示が統合されています。インダイヤルが文字盤の端と同じ色に統一されているB01モデルとは対照的に、B13時計のインダイヤルは文字盤と同じ色になっており、青か黒のいずれかです。両モデルで文字盤の端は白になっており、タキメータースケールが刻まれています。ステンレブレス、カーフスキン、アリゲーターレザーストラップからお選びいただけます。

ステンレスブレスレット、もしくはアリゲーターレザーストラップ付きのブライトリング プレミア クロノグラフ 42は、未使用品で約55万円で販売されています。カーフスキン ストラップ付きのバージョンは約2～3万円安く提供されています。

スモールセコンドを備えるクラシックな3針時計をご希望の場合は、ブライトリング プレミア オートマティック 40を詳しくご覧ください。40mmの適度なケースサイズは、スリムな手首とやや太めの手首の両方に適しています。このバージョンのケースは主にステンレス製ですが、18Kレッドゴールドモデルも提供されています。このモデルは、シルバーの文字盤と茶色のアリゲーターレザーストラップを備えています。価格に関しては、135万円前後を見込む必要があります。新品同様のステンレス製モデルは、約40万円で手に入れることができます。文字盤の色は、シルバー、ダークグレー、ブルーからお選びいただけます。

プレミエ オートマティック 40のすべての時計に共通しているのは、キャリバーB37です。この機構はETA2895-2ベースで、38時間のパワーリザーブを提供します。

プレミエ オートマティック デイ・アンド・デイト 40は、その名前が示すように、曜日と日付の表示を提供しています。日付は6時位置で、曜日は12時位置で確認できます。時計の内部では、キャリバーB45が時を刻んでいます。この機構はETA 2834-2ベースで、約38時間のパワーリザーブを提供します。ステンレス時計のケース径は40mmです。文字盤はシルバーとブラックから、ステンレスブレス、カーフスキン、アリゲーターレザーストラップから選べます。価格はブレスレットの種類に応じて上下しますが、40万円前後を目安にお考え下さい。