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グランドセイコー 完全なる日本製高級時計
グランドセイコーの時計はその完璧な仕上げと最高の精度によって時計ファンをひきつけています。この日本のマニュファクチュールが使用するのは自社製のハイエンドムーブメントだけです。トップモデルはステンレス製で、ダイヤモンド装飾が施されています。
目次
セイコーよりもハイグレード グランドセイコー
グランドセイコーの高級時計は日本の時計製造技術の頂点に立っており、世界中の時計ファンの中でカルト的人気を誇っています。同社はロレックスやオメガなど、有名なスイス高級時計ブランドと同じ品質水準にある高性能で革新的な時計を1960年から製造しています。また、極めて高い内製率の他に、すべてを自社で製造しているムーブメントの精度にも重きを置いています。
グランドセイコーの時計はすべて岩手県雫石町にある盛岡セイコー工業で作られています。ここでは60人の時計師とエンジニアがすべての時計を手作業で、最新の技術を駆使して製造しています。特に高い評価を受けているのは数多くのグランドセイコー時計で使用されている、セイコーが開発したスプリングドライブ・ハイブリッドテクノロジーです。また、グランドセイコーのタイムピースはクォーツや自動巻き、手巻きのモデルとしても購入することができます。キャリバー9S85や9S86を搭載したグランドセイコーの自動巻きハイビートモデルは特に高い精度を誇っています。
現行のコレクションはマスターピース、ヘリテージ、スポーツ、エレガンスのラインに分けられます。「マスターピース」という名前が示している通り、これはグランドセイコーを代表するコレクションで、プラチナ製でスプリングドライブムーブメントを搭載した、一部少数限定の芸術的なデザインが施された時計がラインアップされています。
ヘリテージコレクションはそれよりもずっと幅が広く、日付表示付きのスポーティーで上品な3針時計を提供しており、中にはGMT表示やパワーリザーブインジケーターなどの追加機能を搭載しているものもあります。駆動装置にはモデルに応じて自動巻きキャリバーまたはスプリングドライブキャリバーが使用されています。スポーツコレクションには特にスポーティーな{keyword-dive watches,ダイバーズウォッチ}、GMT機能搭載モデル、そしてハイビート自動巻きキャリバーまたはスプリングドライブ・テクノロジーを搭載したクロノグラフがラインアップされています。
エレガンスは上品さが際立つコレクションです。GMTやクロノグラフなどの追加機能を搭載した男性用時計の他に、女性用の3針時計やイエロー / レッドゴールド製のモデルもあります。駆動装置にはモデルに応じて手巻きキャリバー、自動巻きキャリバー、スプリングドライブキャリバー、またはクォーツキャリバーが使用されています。
グランドセイコーの時計を買う理由
- グランドセイコー ハイビートキャリバーによる高い精度
- スプリングドライブキャリバーなど最新のテクノロジー
- 最高水準の仕上げ品質
- 多様性:ダイバーズウォッチ、クロノグラフ、ドレスウォッチ
- ステンレス、貴金属、またはセラミックで作られたケース
グランドセイコー時計の価格一覧
グランドセイコー Ref. | 価格 (約) | キャリバー / 直径 |
SBGD207 | 2500万円 | 9R01 / 43mm |
SBGZ005 | 1300万円 | 9R02 / 37.5mm |
SBGD202 | 540万円 | 9R01 / 43mm |
SBGW258 | 320万円 | 9S64 / 38mm |
SLGH005 | 110万円 | 9S64 / 40mm |
SBGC003 | 85万円 | 9R86 / 43.5mm |
SBGA211G | 71万円 | 9R65 / 41mm |
SBGE257 | 70万円 | 9R66 / 40.5mm |
SBGA293 | 65万円 | 9R65 / 40mm |
SBGW231 | 50万円 | 9S64 / 37mm |
SBGV245 | 41万円 | 9F82 / 40mm |
SBGX261 | 25万円 | 9F62 / 37mm |
SBGX259 | 22万円 | 9F62 / 37mm |
グランドセイコーの時計の価格は?
グランドセイコーの世界に足を踏み入れるための最も手頃な選択肢は中古のアンティークモデルで、Chrono24では約5万5000円で購入できます。現行のコレクションのモデルをお探しであれば、29万円以下で見つけることができます。例えば、ステンレスブレスを装備したクォーツ3針時計、Ref.SBGX265は約25万円で入手可能です。チタン製でスプリングドライブキャリバーを搭載した時計、Ref.SBGA293は70万円ほどで販売されています。
ゴールドやプラチナなどの貴金属製モデルはそれよりもずっと高価になります。3針時計のRef.SBGD202はピンクゴールド製で、スプリングドライブキャリバー9R01を搭載しています。価格は約540万円です。マスターピースコレクションのモデルはプラチナ製で、一部ダイヤモンド装飾が施されています。Ref.SBGD205は10本限定で、価格は約2500万円になります。このスプリングドライブキャリバーを搭載し、精巧に仕上げられたプラチナ時計には、たくさんの宝石が散りばめられています。
グランドセイコー スポーツウォッチの価格と詳細
スポーツコレクションには、ダイバーズウォッチ、GMT時計、クロノグラフの幅広い選択肢が用意されています。
スプリングドライブキャリバーを搭載したRef.SBGA461は、クラシックなグランドセイコースタイルのダイバーズウォッチです。この時計は直径44.2mmのステンレス製ケースを搭載しており、文字盤とセラミックベゼルはクラシックなブラックに仕立て上げられています。アワーマーカーにはルミブライト付きの白いドットインデックスとバーインデックス、および12時位置の三角形が使用されています。時計の内部で時を刻んでいるのは、72時間のパワーリザーブを誇るスプリングドライブキャリバー9R65です。防水性能は最大200m(20気圧)で、フォールディングクラスプを備えたステンレスブレスレットを装備しています。Chrono24における未着用品の価格は約70万円です。
SBGA461のデザインは好みであるが、自動巻きキャリバーの方がいいという場合は、Ref.SBGH289がぴったりです。ステンレス製ケースの直径は43.8mmで、毎時3万6000振動のハイビートキャリバー9S85を搭載しています。パワーリザーブは約55時間です。この時計はステンレスブレスレットを装備しており、新品の価格は約90万円です。
GMT機能を搭載したグランドセイコー スポーツの時計
頻繁に旅行をする方や、家族が外国に住んでいる、または単にこの機能が好きであるのであれば、GMT時計が興味深い選択肢であるかもしれません。グランドセイコーはスポーツコレクションに、自動巻きキャリバーやクォーツキャリバーを搭載したモデルをいくつかラインアップしています。2021年末、初代グランドセイコーの55周年を記念してRef.SBGJ255が発表されました。このモデルはGMT機能を持つ自動巻きハイビート36000キャリバーを搭載しています。
SBGJ255の40mm径ケースはステンレスよりも30%軽く、傷や腐食に極めて強いブライトチタン製です。文字盤はホワイトで、夜光塗料が使用されたシルバーのアプライドバーインデックスが配されています。GMT針はブルーで、GMT時間は文字盤外周の24時間目盛りによって表示されます。
時計の内部で時を刻んでいるのはキャリバー9S86です。このハイビートキャリバーは約55時間のパワーリザーブを持っています。セーフティフォールディングクラスプを備えた5連リンクのブレスレットも同じくチタン製です。この時計は2022年1月に発売されたばかりであるため、本稿執筆時点でChrono24マーケットプレイスで販売されている個体はまだありませんでした。この1200本限定モデルの定価は94万6000円です。
Ref.SBGM245も同じく自動巻きムーブメントを搭載しています。しかし、キャリバー9S66はハイビートムーブメントではなく、振動数は毎時2万8800振動で、その代わりパワーリザーブは72時間になります。この時計は直径40.5mmで、ステンレス製です。ブルーの文字盤にはサンレイ仕上げが施されており、シルバーのアプライドバーインデックスが配されています。GMT針は赤色で、第2タイムゾーンの時刻はステンレスベゼルの24時間目盛りで表示されます。このリファレンスはステンレスブレスを装備しており、新品の価格は約70万円です。
Ref.SBGM247は見た目も技術的にも同じですが、グリーンのサンレイ文字盤を搭載しています。未着用品の価格は同じく約70万円です。
もう1つのGMT機能を備えた人気のグランドセイコーモデルはRef.SBGJ237です。このステンレスウォッチのケース径は44.2mmで、手首で強い存在感を放ちます。このモデルはダークブルーの文字盤、シルバーの針とインデックス、および24時間目盛り付きの青白のベゼルを搭載しています。時計の内部で時を刻んでいるのは、約55時間のパワーリザーブを持つ自社製自動巻きキャリバー9S86です。SBGJ237は5連リンクのステンレスブレスレットを装備しており、未着用品の価格は約83万円となっています。
Ref.SBGJ239は技術的には同じですが、グリーンの文字盤、黒白ベゼル、赤いGMT針を搭載しており、クロコダイルレザー製のブラウンのストラップ付きで販売されています。新品の価格は約74万円です。
クォーツムーブメントを搭載したグランドセイコー スポーツ GMT
クォーツムーブメントとGMT機能を搭載した高性能な時計がお好みですか?それならば、特にスポーティーにデザインされたRef.SBGN019がぴったりです。この40mm径のステンレス時計の心臓部は特に正確で耐久性が高いキャリバー9F86です。このキャリバーの年差は±10秒で、バッテリーは3年に1度しか交換する必要がありません。このリファレンスの文字盤はブラックで、シルバーのアプライドバーインデックスがアワーマーカーとして使用されています。赤いGMT針は白い24時間目盛りが付けられたブラックのベゼルによって第2タイムゾーンの時刻を示します。その他の目立つアクセントは3時と6時の間にGMT針と同じ赤色があしらわれているリホートです。Chrono24におけるこの時計の未着用品の価格は約42万円です。
Ref.SBGN021は技術的には同じですが、ブルーのカラーアクセントを備えています。新品の個体の価格は同じく約42万円です。Ref.SBGN023はイエローのカラーアクセントを備えた同じ時計の2021本限定モデルです。価格はレッドとブルーのモデルよりも14万円ほど高くなります。
グランドセイコー ヘリテージコレクションに関する詳細
グランドセイコー ヘリテージコレクションには、スポーティーでエレガントな女性用と男性用の時計がラインアップされています。すべてのモデルに共通しているのは、1960年代のグランドセイコー時計を志向したクラシックなグランドセイコーデザインです。ステンレスやゴールド、プラチナを素材とする3針時計の他に、GMT機能を搭載したモデルも取りそろえられています。さらに、一部のモデルにはパワーリザーブインジケーターも搭載されています。
Ref.STGF359はクォーツムーブメントを搭載し、控えめなデザインを持つ女性用ステンレス製3針時計です。この時計のケースは直径28.9mmしかなく、ほっそりとした手首にとても良く似合います。シルバーの文字盤にはシルバーのアプライドバーインデックスがあしらわれており、ケース、ベゼル、3連リンクのステンレスブレスレットはサテン仕上げで、時計の繊細な性格を強調しています。クォーツキャリバー9F85は時間・分・秒の表示の他に、3時位置で日付も表示してくれます。Chrono24におけるこのモデルの価格は約28万円です。
Ref.SBGP009も同じようなデザインを持つモデルです。このステンレス時計は直径40mmで、男女兼用時計として着用することができます。時計の内部では同じくキャリバー9F85が時を刻んでいます。特にエレガントなのがシャンパンゴールドカラーの文字盤で、美しいサンレイ仕上げが施されています。3連リンクのステンレスブレスレットを装備しており、未着用品の価格は約24万円となっています。
Ref.SBGP011は技術的に同じですが、ブラックの文字盤を搭載しており、価格は約31万円です。この時計のデザインは好みだけれど、文字盤はダークブルーの方がいいというのであれば、Ref.SBGP013がぴったりかもしれません。このモデルの未着用品の価格は約32万円です。
ハイビートキャリバーを搭載したグランドセイコー ヘリテージ
グランドセイコー ヘリテージの時計の一部には、セイコーハイビートキャリバーが搭載されています。Ref.SBGH273はその一例です。この40mm径の時計の内部では、約55時間のパワーリザーブを持つハイビートキャリバー9S85が毎時3万6000振動で時を刻んでいます。
このモデルの文字盤は深い藍色で秋分の頃の日本の夜空を表現しており、ゴールドの「GS」ロゴと秒針がアクセントになっています。ステンレスブレスを装備しており、Chrono24における未着用品の価格は約71万円です。
Ref.SBGH271は作りは同じですが、ゴールドのインデックスと針を持つ深緑の文字盤を備えています。グランドセイコーによると、これは二十四節気の一つ「立夏」を表現したものです。このモデルを新品で購入したい場合は75万円ほどをお見積りください。
グランドセイコー ヘリテージのGMT機能付き時計
ヘリテージコレクションのモデルの一部はGMT機能を搭載しています。Ref.SBGJ201はクラシックで上品なスタイルのモデルで、時計の内部ではGMT機能を備えたメカニカルハイビートキャリバー9S86が時を刻んでいます。この追加機能はシャンパンカラーの文字盤の外周に配された24時間目盛りと、ブルーのGMT針によって知ることができます。この時計はステンレスブレスレットを装備しており、新品の価格は約71万円です。技術的には同じモデルのRef.SBGJ203はブラックの文字盤とレッドのGMT針を備えており、新品の価格は約65万円となっています。
Ref.SBGE211の外観はそれよりも少々スポーティーです。この時計はシルバーのアプライドバーインデックスとシルバーの時針・分針・秒針を持つブラックの文字盤を搭載しています。それに対して、GMT針と6時位置にある「GMT」の表記は赤色です。この41mm径のステンレス時計の内部では、約72時間のパワーリザーブを誇るセイコースプリングドライブキャリバー9R66が時を刻んでいます。7時と8時の間にある便利なパワーリザーブインジケーターによって、ぜんまいの巻き上げ状態を確認できます。このモデルの新品は約54万円で販売されています。
GMT機能付きのグランドセイコーをハイビートモデルで欲しいのであれば、Ref.SBGJ203がぴったりです。この40mm径のステンレス製時計はキャリバー9S86を搭載しており、パワーリザーブは55時間になります。ブラックの文字盤はポリッシュ仕上げされており、グランドセイコースタジオが置かれている雫石の雄大な岩手山の山肌を表現した「岩手山パターン」が採用されています。文字盤上の「GMT」表記とGMT針は赤色で、時計のスポーティーなルックスを演出しています。未着用品の価格は約74万円です。
グランドセイコー エレガンス 上品なコレクション
グランドセイコー エレガンスは、お祝いの席にも身に着けられる上品な時計の数々によってファンをひきつけています。ステンレスモデルの他に、イエローゴールドやピンクゴールドなどの貴金属製モデルもラインアップされています。
特に上品な男性用時計は18Kゴールド製のRef.SBGY002です。この時計は2019年にスプリングドライブ20周年を記念して発表されました。繊細な模様が施されたホワイトの文字盤は、ゴールドケースとの大きなコントラストを織りなしています。アプライドインデックスおよびドフィーヌ型の分針・時針はゴールドですが、秒針は青焼きされています。文字盤に記されている文字はすべてブラックです。
時計の内部では3日間(72時間)のパワーリザーブを持つスプリングドライブキャリバー9R31が時を刻んでいます。グランドセイコーはこの時計にブラウンのクロコダイルレザーストラップを組み合わせています。希望小売価格は308万円ですが、Chrono24における未着用品の価格は約259万円となっています。
エレガンスコレクションの60周年記念モデル
2020年、グランドセイコーは同ブランドの誕生60周年モデルを3つ発表しました。特に注目すべきは18Kイエローゴールド製のRef.SBGW258です。この時計は1960年代のクラシックなスタイルで、明るい文字盤にはゴールドのアプライドバーインデックスが配されており、ドフィーヌ針も同じゴールドで仕上げられています。また、12時位置の下にある「Grand Seiko」の文字も同じくゴールドです。
時計の心臓部を成しているのは72時間のパワーリザーブを持つ手巻きキャリバー9S64です。この美しい装飾が施されたキャリバーはシースルーケースバックを通して見ることができます。この時計は2020年中頃から販売されており、新品は317万円ほどで購入できます。メーカー希望小売価格は308万円です。
チタン製のRef.SBGW259も、素材以外はまったく同じです。このモデルにはダークブルーのサンレイ文字盤が搭載されています。インデックス、針、文字の色はケースの色に対応していて、クロコダイルレザーストラップの色は文字盤の色に合わせられています。このモデルには92万円ほどの予算をお見積りください。
3つ目の60周年記念モデルはプラチナ製のRef.SBGW257です。このモデルでは文字盤、インデックス、針がすべてシルバーになっており、ケースの色と合わせられています。この時計を手首に固定するのはブラックのクロコダイルレザーストラップです。価格は約470万円で、3つの60周年記念モデルの中で最も高くなっています。
GMT機能を搭載したグランドセイコー エレガンスコレクションの時計
GMT機能を搭載したモデルはエレガンスコレクションにもラインアップされています。Ref.SBGJ217は2つあるGMT機能搭載ハイビートモデルの1つになります。この時計はステンレス製で、ケース径は39.5mm。文字盤はシャンパンカラーで、インデックスと針はシルバーで仕上げられています。GMT針と6時位置の上にある「GMT」の文字はブルーで、この時計にコントラストを与えています。GMT時間の読み取りは文字盤の外周に配されている24時間目盛りで行います。時計の内部で時を刻んでいるのはハイビートキャリバー9S86です。このリファレンスはブラウンのクロコダイルレザーストラップを装備しており、未着用品の価格は約62万円となっています。
Ref.SBGJ219は技術的には変わりませんが、ブラックのサンレイ文字盤を搭載しています。このモデルの新品は71万円ほどで手に入れることができます。
グランドセイコー エレガンス SBGM221もGMT機能を搭載したモデルですが、自動巻きキャリバー9S66が採用されています。ハイビートキャリバー9S86と異なり、振動数は毎時2万8800振動とはるかに遅くなります。この直径38.5mmのステンレス製時計は、シルバーのアプライドインデックスが配されたアイボリーホワイトの文字盤を搭載しています。未着用品の価格は約55万円です。
グランドセイコーはエレガンスコレクションでスプリングドライブを搭載したGMT時計も提供しています。SBGE271はダークな色の模様が施された文字盤によって二十四節気を表現しています。通常の時間はアプライドバーインデックスによって、GMT時間は文字盤の外周に配されている24時間目盛りによって読み取ります。この目盛りとGMT針は明るいオレンジ色になっています。キャリバー9R66の便利な機能は、8時位置に配置されたパワーリザーブインジケーターです。
このステンレスブレスレットを装備した直径40.2mmのステンレス製時計の価格は約78万円です。
グランドセイコー マスターピースの価格と詳細
本稿執筆時点で、グランドセイコー マスターピースコレクションには4つの異なる時計がラインアップされており、その内の3つは小数限定生産です。
Ref.SBGZ007は50本の数量限定モデルです。グランドセイコーは2020年に創業140周年を記念してこのジュエリーウォッチをリリースしました。38.5mm径のプラチナケースにはグランドセイコーの時計師によって緻密な手彫り模様が施されています
この手彫り模様は日本一美しいと言われる信州・阿智村の星空を描いたものです。藤色の文字盤には何層もの塗装加工が施されており、それによって星空のように輝く、立体感のある表面が生み出されています。そして、シルバーのアプライドバーインデックスと針がこの時計のデザインを完璧に仕立て上げています。グランドセイコーは文字盤の色に合わせたクロコダイルレザーストラップをこのマスターピースに組み合わせています。
ムーブメントにはスプリングドライブキャリバー9R02が採用されています。この機構はデュアル・スプリング・バレル機構とトルクリターンシステムのおかげで84時間のパワーリザーブを実現しています。
このモデルの希望小売価格は880万円で、Chrono24では約990万円で販売されています。
Ref.SBGD201も同じくスプリングドライブキャリバーを搭載したグランドセイコー マスターピースです。この43mm径の時計はプラチナ製で、キャリバー9R01を搭載しています。注目すべきは8日間ものパワーリザーブです。このマスターピースの文字盤は純白で、シルバーのアプライドインデックスが配されています。ドフィーヌ型の時針と分針も同じくシルバーですが、秒針だけがブルーでアクセントを加えています。この時計はブラックのクロコダイルレザーストラップで手首に巻かれます。
このモデルの希望小売価格は682万円ですが、市場価格は約760万円になります。
ダイヤモンド装飾が施されたプラチナ時計であるRef.SBGD205とRef.SBGD207はそれよりも断然希少で、限られたセイコーブティックでしか手に入りません。後者は全部で15本しか生産されておらず、Chrono24マーケットプレイスでの価格は約2400万円(希望小売価格は2200万円)となっています。
10本限定生産のSBGD205はほとんど見つけることができません。希望小売価格は2000万円です。
グランドセイコーについて
グランドセイコーの歴史は1950年代末に始まり、服部金太郎が19世紀末に創業した親会社であるセイコーの歴史と密接に関係しています。初代グランドセイコーはスイスクロノメーターの基準を超えるという目標を掲げて1960年に発表されました。グランドセイコーは1970年代までで主に日本市場向けに作られていた機械式時計の製造を一度中止します。それは、セイコー自身が発端となったクォーツショックにより安価なクォーツ時計が市場を席巻したことで、機械式時計の需要が大幅に落ち込んだことが理由でした。
機械式時計は1990年代初頭になって初めてカムバックを果たし、それによってグランドセイコーも再び復活を遂げました。しかし、手巻きキャリバー9S5など、新開発されたキャリバーを搭載した機械式グランドセイコーが発表されたのは1990年代末になってからのことです。現在、グランドセイコーは東京から500kmほど北に位置する雫石高級時計工房に約60人の従業員を抱えています。この工房ではグランドセイコーのあらゆるディテールが手作業で製造されています。2017年以降、グランドセイコーは完全に独立したブランドとなっています。