ロンジン フラグシップ: レディース・メンズ腕時計
フラグシップシリーズは、50年の歴史を持つロンジンのコレクションです。このコレクションで提供されているのは、種類豊富なレディース・メンズの機械式腕時計です。ヴィンテージモデルも数多くご用意されています。
1957年から続く気品あるスタイル
ロンジンによって1957年に誕生したフラグシップ コレクションには、スイスのジュラ州サンティミエに拠地を置く同ブランドが誇る、最高にエレガントなモデルがラインナップされています。同コレクションは今日までロンジンの商品として変わらず提供されており、デビューから60年経った今も当時と変わらない気品を漂わせています。
フラグシップモデルの多くは、3本のセンター針と日付表示を搭載するクラシックなデザインのドレスウォッチです。時の経過と共に、ロンジンはスモールセコンドやスクエア型のケースの腕時計をこのシリーズに追加してきました。また、クロノグラフも提供されています。すべてのモデルに共通する特徴は、その控えめなデザインです。ケース径は28mm~39mmの標準的なサイズとなっており、レディース・メンズ用腕時計としてご着用いただけます。少数の例外を除いては、時計機構メーカーETA社の自動巻きキャリバーが搭載されています。
同シリーズの多くの時計では、ケースの素材にポリッシュ仕上げを施したステンレスが使用されています。また、18Kゴールド、並びにゴールドとステンレスのコンビから成るモデルも提供されています。小型サイズの時計には、文字盤とベゼルにダイヤモンド装飾が施されたモデルもあります。これらの時計を腕に巻くのは、アリゲーターレザーストラップ、もしくは複数のリンクからなる金属ブレスレットです。
ロンジン フラグシップの特徴
- タイムレスで優雅なデザイン
- ゴールド、ステンレス、コンビ素材のケース
- 豊富なヴィンテージモデルの品揃え
- 高精度なスイス製自動巻きムーブメント
- レディース・メンズ用のサイズ
ロンジン フラグシップの価格
モデル / Ref. | 価格 (約) | 特徴 |
フラグシップ クロノグラフ ヘリテージ ムーンフェイズ L4.792.8.77.2 | 63万円 | クロノグラフ、ムーンフェイズ、フルカレンダー |
フラグシップ ヘリテージ クロノグラフ L4.756.8.72.2 | 49万円 | クロノグラフ、日付 |
フラグシップ L4.774.3.37.7 | 14万円 | ダイヤモンドインデックス、日付 |
フラグシップ デイデイト L4.799.4.96.6 | 13万円 | 日付、曜日 |
フラグシップ クロノグラフ オートマティック L4.718.4 | 13万円 | クロノグラフ、日付 |
フラグシップ L4.974.4.72.6 | 11万円 | 日付 |
フラグシップ3針時計の価格
フラグシップのデザインには長い年月の間大きな変更は施されていないものの、細部を見ると各モデル間に違いがあることが分かります。2017年に発表されたモデルにおける特徴は、26mm、30mm、38.5mmサイズのステンレスケース、そして細身のバトン針です。コンビデザインの腕時計も提供されており、ベゼル、並びに金属ブレスレットのミドルリンク部分に ピンクゴールドとイエローゴールドのPVDコーティングが施されています。
ロンジンはフラグシップシリーズの時計に、様々な文字盤のデザインを起用しています。アプライドの円錐型インデックスや、印字のローマインデックス、またダイヤモンドインデックスなどが使用されています。文字盤の色はブラック、ホワイト、シルバー、ゴールドからお選びいただけます。
また、ロンジンは両小型サイズモデルに自動巻きキャリバー L592を搭載しています。この機構はETA A20.L01ベースで、40時間のパワーリザーブに加え、3時位置には日付表示が設置されています。ケース径38.5mmのモデルには、自動巻きムーブメント L636、もしくはL888が搭載されています。この2つの機構の見分けは簡単で、L636には日付と曜日表示が搭載されていますが、L888にはこれらの表示がありません。その代わり、 L888は38時間でなく、より長い64時間のパワーリザーブを備えています。
シンプルなステンレスモデルは、約11万円でご購入いただけます。コンビモデルはそれより若干高くなり、約13万円で販売されています。文字盤にダイヤモンド装飾が施されたモデルは、さらに約1万円追加の価格でご入手いただけます。
ヴィンテージモデル
フラグシップには、豊富なヴィンテージ時計が提供されています。1950年代後期~60年代前期にかけてのモデルは中でも特に人気です。また、70年代や80年代のモデルも一度ご覧いただく価値はあります。
古いフラグシップモデルの多くには、イエローゴールドやレッドゴールドの素材と直径35mmのケースが使用されています。1961年のフラグシップモデルRef. 3308-3がこれに当たります。この腕時計は自動巻きの自社製ムーブメントCal. 341によって駆動され、アプライドのバーインデックスと細身のバータイプ針が非常に優雅です。しかしこのモデルにおける一番の特徴は、12時の位置にある日付表示の位置です。このコレクター時計の価格は約18万円になります。
もう1つの興味深いヴィンテージ時計は、1957年にリリースされたRef. 401です。このモデルのイエローゴールド製ケースは直径34mmで、ロンジンの自社製手巻き機構Cal. 30Lによって駆動されています。この時計も、シルバーコーティングが施されたシンプルなデザインの文字盤、ゴールドのアプライド バーインデックス、同じくゴールドのドーフィン針で納得させます。6時位置のスモールセコンドが、Ref. 40にクラシックな雰囲気を与えています。状態の良いモデルは、Chrono24で約21万円からの価格でご入手いただけます。また、これに類似するモデルに フラグシップ ヘリテージ Ref. L4.795.4.78.2 があります。このモデルはRef. 401とほぼ同様ですが、ステンレス製のケースは直径38.5mmとやや大きめで、その6時位置にはスモールセコンドに追加して日付窓が設置されています。このモデルの未使用品は、約13万円でご提供されています。
フラグシップ クロノグラフの価格
フラグシップ コレクションには、1990年代~2000年代初期にかけて、いくつかのクロノグラフ時計が追加されました。その中で最も人気が高いのは、 フラグシップ クロノグラフ ヘリテージ ムーンフェイズ Ref. L4.792.8.77.2 です。モデル名からも分かるように、このケース径40mmのピンクゴールド時計はタイム計測機能に並んでフルカレンダーとムーンフェイズ表示も搭載しています。ムーンフェイズの表示は、6時位置に設置されたアワーカウンターと場所を共有しています。また、12時位置に設置された曜日と月の表示の場所は、同時にミニッツカウンターになっています。9時位置にはスモールセコンドと24時間表示が設置されています。先端に半月が取り付けられたセンター針は、日付表示に使用されます。この時計の機構は、バルジュー7751ベースのCal. L678.2です。価格は未使用約62万円、中古約41万円になります。
フルカレンダーやムーンフェイズが搭載されていない時計が欲しい方にとって興味深いモデルに、 フラグシップ ヘリテージ クロノグラフ Ref. L4.756.8.72.2 があります。3時位置にスモールセコンド、6時位置に日付、9時位置に30分積算計を搭載するこのモデルは、ムーンフェイズ搭載モデルに比べて格段に簡素なデザインで仕上げられています。この時計の心臓部には、ETA 2894-2ベースのCal. L651が搭載されています。ケース径38mmのこのピンクゴールド製時計は約48万円でご購入いただけます。
フラグシップ クロノグラフ オートマティック Ref. L4.718.4 は、大変リーズナブルなモデルです。この時計のステンレスケース径は39mmで、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げが施されています。このケース内で時を刻むのはETA 2894-2ベースのCal. L650-2で、その3時位置にはミニッツカウンター、6時位置にはミニッツカウンター、9時位置にはアワーカウンターが設置されています。また、日付は4時と5時の間に表示されます。このモデルの非常に良い状態の中古品は、約13万円でご入手いただけます。未使用品は約16万円の価格でご提供されています。