2021年12月03日
 8 分

コンビ時計トップ5

Jorg Weppelink
Cartier_01_2_1

世界各地でコンビ時計の需要が急増しているが、すべてのコンビ時計が同じように作られているわけではない。現行のロレックスの価格は言うまでもなく高騰しているが、ツートンカラーのロレックスは苦戦を強いられている。実際、Chrono24ではさまざまなコンビモデルを定価で購入できるが、これはロレックスの世界では非常に珍しいことだ。ともかく、今回は視野を広げて、今すぐ購入可能で最も魅力的なコンビ時計、すなわちゴールドとステンレスを素材とする時計を探してみよう。実は、素晴らしい選択肢がたくさんあるのだ。このリストで、ゴールドとステンレスに対する考えが変わるかもしれない。 

コンビ時計第1位: ロレックス デイトジャスト

ロレックス デイトジャストは、ゴールドとステンレスのいわゆる「ザ・トップモデル」だ。
ロレックス デイトジャストは、ゴールドとステンレスのいわゆる「ザ・トップモデル」だ。

コンビ時計を語る上で、ロレックス デイトジャストは欠かせない。ゴールドとステンレスと聞いて、多くの人が思い浮かべる時計だ。ロレックス デイトジャストは、完璧なツートンカラーの代表モデルである。特に、ジュビリーブレスレットにフルーテッドベゼルを搭載したコンビモデルの組み合わせに勝るものはない。上品で洗練されたこの時計は、日常的な着用に最適だ。デイトジャストは、1970年代後半から1980年代にかけて、典型的なコンビ時計として人気を博した。有名人を含むさまざまな人の腕に装着され、映画『アメリカン・サイコ』では、ウォール街の狂った銀行家であるパトリック・ベイトマンの腕にも登場している。 

ツートンカラーのロレックス デイトジャストは、絶対に間違いのないアイテムだ。唯一の疑問は、サイズである。個人的には、41mmの大きなデイトジャストにはない80年代特有の魅力を感じられる、クラシックな36mmのモデルを選びたいと思う。しかし、36mmでは小さすぎるという方は、大きいサイズを選んでも全く問題はない。どちらも素晴らしいコンビ時計だ。ロレックス デイトジャストは、ステンレスとゴールドの2種類がないとコレクションとして成立しないと言っても過言ではない、とりあえず持っておきたい1本なのだ。どちらのサイズも定価前後で販売されており、36mmが約135万円、41mmが約150万円だ。 

コンビ時計第2位: ティソ PRX

ティソ PRX: より安い価格のデイトジャスト
ティソ PRX: より安い価格のデイトジャスト

ロレックス デイトジャストのスタイルや魅力は好みだが、コンビ時計に100万円以上は払いたくないという方には、よりお手頃な価格で完璧な選択肢がある。ティソは最近、PRXシリーズを発表しており、ファンや評論家からも非常に高い評価を得ている。ティソ PRXは、ロレックス オイスタークォーツや、もちろんティソの70年代後半のモデルがベースになっているので、同じ70年代の魅力がある。PRXは優れたレトロスポーツウォッチで、クォーツまたは機械式のムーブメントを選択できる。 

個人的には、考えるまでもなくスウォッチグループの自動巻きパワーマティックムーブメントを搭載した機械式を選びたい。 

自動巻きモデルには、オーデマ・ピゲ ロイヤルオークでおなじみのタペストリーダイヤルも備えており、クォーツモデルのサンバーストダイヤルよりも洗練された雰囲気を醸し出している。ツートンカラーの機械式モデルには、いくつかの種類がある。1つ目は、白文字盤にゴールドのベゼル、針、インデックスを配したステンレス製のモデルだ。また、ティソは最近、ブラウンのダイアルにゴールドのフルーテッドベゼル、針、インデックスを採用したモデルを発表した。ステンレスとゴールドの時計が欲しいけれど、白文字盤の方が好みな方には、最後のオプションがお勧めだ。さらに、この3つ目のバージョンは約9万円と、絶対的なお買い得感がある。ブラウン文字盤のバージョンは約25万円で販売されており、コンビ時計としては非常に安価だ。 

コンビ時計第3位: カルティエ サントス

カルティエ サントスのコンビモデル: アイコニックな配色の時計
カルティエ サントスのコンビモデル: アイコニックな配色の時計

ステンレスとゴールドを組み合わせたもうひとつのアイコニックな時計がカルティエ サントスである。1980年代の退廃的な雰囲気を漂わせるツートンカラーのカルティエ サントスは、業界の定番モデルとなった。1978年に発売されたサントスは、1980年代にカルティエのクラシックなスタイルで富を誇示したい人々の間で人気を博した。ゴールドとステンレスの組み合わせ、白文字盤、ローマ数字、そして特徴的なベゼルは実にユニークだ。また、ステンレス製のブレスレットにはゴールドのビスが付いており、比類のないモデルとなっている。 

2018年に、カルティエは新しいベゼル形状を含むサントスシリーズの最新モデルを発表した。かつてサントスはアイコニックなスクエアベゼルを独占していたが、最新のサントスはベゼルとブレスレットをリンクさせている。これにより、デザインはある程度変化するが、アイコニックなツートンカラーの外観はそのままだ。1980年代の典型的なサントスのスタイルを希望する場合は、約125万円で購入できる。 

コンビ時計第4位: オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク

オーデマ・ピゲ ロイヤルオークは、コンビモデルとしても素敵な時計だ。
オーデマ・ピゲ ロイヤルオークは、コンビモデルとしても素敵な時計だ。

オーデマ・ピゲ ロイヤルオークも、ステンレスとゴールドの組み合わせが素晴らしいクラシックなモデルだ。現在、オーデマ・ピゲは、最も有名なモデルのピンクゴールドとステンレスのツートンカラーの自動巻きバージョンを、白文字盤の37mmと34mmで提供している。37mmのモデルは、男性にとっては完璧なコンビ時計の代表モデルだ。女性は、手首のサイズに合わせてどちらかのバージョンを選択できる。女性には、ゴールドタペストリーの文字盤が印象的な33mmのクォーツモデルと、ホワイトタペストリーの文字盤にダイヤモンドを施したベゼルを備えるモデルがある。 

ロイヤルオークのデザインがどんな素材にも似合うことは明らかだ。プラチナ、セラミック、チタン、ステンレス、ゴールド、あるいはステンレスとゴールドの組み合わせであっても問題ない。37mmのオーデマ ピゲ ロイヤルオーク セルフワインディングは約340万円、34mmのものは約295万円で販売されている。オーデマ・ピゲのブティックで入手できない場合、これらのモデルは現在、二次流通市場で定価をわずかに上回る価格で販売されている。とはいっても、ステンレスモデルのような異常な価格ではない。コンビ時計を購入することは、ロイヤルオークをより安価に購入するための素晴らしい方法だ。 

コンビ時計第5位: シーマスター プロフェッショナル 300M ダイバー

オメガ シーマスター300Mは、コンビモデルのデザインでは異なる印象を与える。
オメガ シーマスター300Mは、コンビモデルのデザインでは異なる印象を与える。

最後にご紹介するのは、ステンレスとゴールドのダイバーズウォッチである。コンビモデルのデザインは、この時計カテゴリーの実用的なキャラクターとは一致しないかもしれないが、なんとも輝かしいファッション性がある。ツートンカラーのオメガ シーマスター プロフェッショナル 300Mは、ダイバーズウォッチ シーマスター プロフェッショナル 300Mの最新シリーズとして、2018年に誕生した。当初から、オメガ独自のセドナゴールド、ステンレススチール、ブラックの組み合わせは、同種の時計の中で最もスタイリッシュな選択肢として際立っていた。このモデルは、ステンレスケースにセドナゴールド製のリューズ、ヘリウムエスケープバルブ、ベゼルのアクセントが付いている。レーザーで波模様を描いたブラックセラミック製のベゼルと文字盤は、その軽やかな要素とのコントラストが引き立つ。 

この時計は、ラバーストラップを採用しており、さまざまなシーンに対応できる汎用性を備えている。そのため、カジュアルな場面でも、スーツやネクタイを着用するようなフォーマルな場面でもぴったりだ。現行のオメガ シーマスター プロフェッショナル 300M ダイバー ”ノー・タイム・トゥ・ダイ” は見事なボンドウォッチだが、オメガ シーマスター300Mもボンドにぴったりのモデルだったかもしれない。次の007映画で新ボンドが何を着用するかは興味深いところだ。私は約85万円のこのモデルを選びたい。現在販売されているコンビ時計の中では、間違いなく一番のお気に入りだ。 

もちろん、ステンレスとゴールドの輝きを完璧に表現している時計は、この5本だけではない。最後にその他の選択肢を簡単にいくつか挙げておきたい。コンビ時計をお探しであれば、チューダー ブラックベイ クロノ S&G、ステンレスとゴールド製の最新のロレックス エクスプローラー、ローズゴールドとステンレス製のブライトリング クロノマット B01 42、ロレックス GMTマスター ルートビア、スタンダードなチューダー ブラックベイ S&G、ロンジン ハイドロコンクエストのコンビモデル、ステンレスとゴールド製のベル&ロス BR05などもチェックしてみてほしい。要するに、選択肢はいくらでもあるということだ。ステンレスとゴールドの時計をお探しの方は、ぜひ参考にしてほしい。 

もっと読む

チェックすべき手頃な料金のマイクロブランド5選 (特にロレックスを入手できない方へ)

ギフトガイド: 男性のための時計

伝説的クロノグラフとその歴史


記者紹介

Jorg Weppelink

こんにちは、ヨルグです。2016年からChrono24で記者として執筆しています。しかし、Chrono24との関係はそれ以前からあって、時計好きになったのは2003年頃からです。私の友人 …

記者紹介

最新記事

Tudor-2-1
2022年11月23日
ライフスタイル
 8 分

チューダーが若者の間で人気があるのはなぜか?

Jorg Weppelink
Watchroll-with-Rolex-Watches-2-1
2022年11月22日
ライフスタイル
 5 分

時計好きへのクリスマスプレゼントに最適な4つのアイテム

Donato Andrioli
Patek Philippe CalatravaDress-Watches-als-Trend-2-1
2022年11月18日
ライフスタイル
 5 分

ドレスウォッチのトレンドは続くのか

René Herold