2021年09月15日
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ジェームス・ボンド インフォグラフィック: 6人のボンド俳優と彼らが着用する時計

Chrono24
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待ちかねた瞬間がついに訪れた。数日後に世界中のファンを魅了する秘密諜報部員、007ことジェームズ・ボンドが再び銀幕に映し出される。同時に今作『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』は記念すべきボンドシリーズ25作目。ダニエル・クレイグが「殺しのライセンス」を持つスマートなスパイを演じるのはこれで5度目であり最後となる。次のボンド役についてはすでにさまざまな憶測が飛び交っているが、私たち時計ファンにとってはどうしても知りたいことがもう1つある。それは、次のボンドウォッチに選ばれる時計である。というのも、この映画シリーズが1962年に始まって以来、ジェームズ・ボンドはスパイとしての高い能力だけでなく、時計の素晴らしい趣味も披露してきているのだ。それでは、25作のボンド映画、歴代のボンド役、そして彼らが身に着けてきた時計について見てみよう。 

1962-1967年: ショーン・コネリー

ショーン・コネリーは初代ジェームズ・ボンドとして映画のスクリーンに現れ、魅力的で洒落たMI6スパイのイメージに大きな影響を与えた。ショーン・コネリーは合計6本の映画でジェームズ・ボンド役を演じ、多くのファンにとっては今でも歴代ナンバーワンの俳優である。1962年に公開された『007 ドクター・ノオ』と、それに続く『007 ロシアより愛をこめて』『007 ゴールドフィンガー』でボンドが着用していた時計はロレクス サブマリーナ Ref. 6538。原作の小説でもボンドはロレックスを着用しているが、時計についての言及があるのは第2作 (『死ぬのは奴らだ』) からである。作者のイアン・フレミング自身もロレックス エクスプローラーを所有しており、彼のロレックスに対する思いがこの有名な小説の主人公にも投影されているように思われる。 

1969年: ジョージ・レーゼンビー

オーストラリア人のジョージ・レーゼンビーがボンド役として映画に登場したのは一度だけであった。ジョージ・レーゼンビーはそれまでモデルとして活躍しており演技の経験はなかったのだが、有名な作品に出演したことがあるとプロデューサーに断言した。『女王陛下の007』ではロレックス サブマリーナの他にロレックス クロノグラフ (Ref.6238)、通称「プレ・デイトナ」モデルも着用。この時計のChrono24での市場価格は現在約374万円となっている。 

1973-1985年: ロジャー・ムーア

ムーアのボンド役によって始まったのは新しいボンド時代だけではなく、それは変化に富んだボンドウォッチの歴史の幕開けでもあった。ロレックスからハミルトン、そしてセイコーまで、彼はさまざまな高級時計を着用して映画に登場した。同時に、この時代のボンドウォッチは「単なる」時計ではなく、例えば手錠を切るための内蔵のこぎりなど、ボンドを危機から救うための特殊機能が初めて搭載された時計でもあった。1983年、ムーアは『007 オクトパシー』でQによって改造されたセイコー G757 5020を着用。この時計は映画の中ではGPS追跡装置が搭載されている設定になっている。しかし、Qによる特殊機能がなくとも、このデジタルクロノグラフは未来的な印象を与え、ボンドのスマートで洗練されていながらもユーモアに富んだキャラクターを強調している。 

1987-1989年: ティモシー・ダルトン

反対にティモシー・ダルトン演じるボンドは非常にクールな印象を与え、彼は2本のボンド映画にしか出演していないが、その演技は観客を困惑させた。というのも、彼の前に7作品にわたって演じたロジャー・ムーアがボンドの印象に強い影響を与えていたのだ。結局、ダルトンが演じた映画は残念ながら興行的に成功しなかったのだが、そうでなければ『007 消されたライセンス』でダルトンが着用したロレックス サブマリーナ 16610はさらに高い注目を集めていたことだろう。この1989年製モデルのChrono24における現在の価格は、状態と付属品等に応じて約88万円となっている。 

1995-2002年: ピアース・ブロスナン

ジェームズ・ボンドファンが映画シリーズの続編を6年間待った後に、ようやく『007 ゴールデンアイ』が公開され、ピアース・ブロスナンとオメガ シーマスター ダイバー 300Mが映画スクリーンに映し出された。この夢のチームがボンド映画の成功を新たにもたらしたことは言うまでもない。そして、ブロスナンのデビュー以降、オメガを手首に着用していないボンドは考えられなくなった。このブランドパートナーシップは現在まで続いている。 

2006年から現在まで: ダニエル・クレイグ

この25本のジェームズ・ボンド映画の旅は、本記事の冒頭で触れた映画で終りを迎える。ダニエル・クレイグは2006年以降シリアスで無骨、そして現代的なボンド役を演じており、映画の中では一貫してオメガを身に着け続けている。彼のボンド映画デビュー作である『007 カジノ・ロワイヤル』では、オメガ シーマスター プロフェッショナル 300M (Ref. 2220.80.00) とプラネットオーシャン 600M コーアクシャル マスター クロノメーターを着用。オメガ シーマスター プラネットオーシャンの異なるモデルを経た後、最新作では再びシーマスター プロフェッショナル ダイバー 300M (Ref.210.90.42.20.01.001) を身に着けてスクリーンに登場する。この時計の価格は108万9000円。最新のボンドウォッチモデルに関する詳しい情報はChrono24のレビューでもご確認いただける。 

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