2022年09月06日
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タグ・ホイヤー:ロレックスやオメガに代わる代替ブランド?

Thomas Hendricks
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今回はタグ・ホイヤーTAG Heuer)についてお話ししたい。1860年頃にエドワード・ホイヤーによって創立され、ストップウォッチやその他のレーシング用計器で有名になったブランドだ。1916年に同社は、100分の1秒単位で時間を計測できるマイクロスプリットを開発している。  

当時ホイヤーとして知られたこのブランドは、1969年にはおそらく初とされる自動巻きクロノグラフムーブメント、キャリバー11を開発。ちなみにゼニス エル・プリメロとセイコー 6139のどちらがこの栄誉に実際にあずかるべきなのか、という議論は今日まで続いている。  

1970年代後半には、ホイヤーはレマニアへの売却前にレオニダスと合併したために事業が失速。その後、ルクセンブルクの民間持株会社であるテクニーク・ダバンギャルド・グループ(通称TAG)が買収し、以降タグ・ホイヤーと呼ばれるようになる。同ブランドは1999年から高級品のコングロマリットであるLVMHによって所有されている。  

タグ・ホイヤーで最も人気の時計モデル 

このブランドで人気のモデルは主に3つあり、いずれもクロノグラフだ。まずはスマートでコンパクトなカレラ、そして自動車(automotive)と航空機(aviation)を組み合わせた名前であるオータヴィア(Autavia)がある。この時計は名前の由来となった2つへの情熱を満たすためにデザインされたものだ。最後に、1971年の映画『栄光のル・マン』で「キング・オブ・クール」ことスティーブ・マックイーンが着用し、一目でそれとわかるスクエア型のクロノグラフ、モナコがある。 

タグ・ホイヤー オータヴィア

タグ・ホイヤーは敬意を表される時計ブランドなのか? 

その伝統とモータースポーツへの注力により、タグ・ホイヤーはレーシングファンの間で最も愛されるブランドのひとつであり、一般的に約13万円~70万円の価格帯で取引されている。また近年は、スイスの高級ブランド初となるスマートウォッチや、ベルト駆動式ムーブメントや磁性振動子などを用いた高度な技術を備えるクロノグラフなど、アイコニックなモデルにとどまらず展開している。そしてコレクターの間では、1960年代~1970年代までのホイヤーの黄金期に製造されたクロノグラフへの評価も高い。オークションでもますます高値が付くなど、やはり目が離せないブランドなのである。   


記者紹介

Thomas Hendricks

私はもともと時計を見て育ったわけではありません。しかし、大学を卒業してから数年後、私はオンラインポータル「Watchonista」でライター兼マーケターとして就職。同僚は私に向かって冗談半分で「誰も後戻りできない時計の世界へようこそ!」と言いました。現在はChrono24でプライベートクライアントアドバイザーとして、人生の大事な節目に完璧な時計を探す人々のお手伝いをしています。

記者紹介

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