2021年11月29日
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バットマン、ハルク、カーミットのニックネームで親しまれるロレックス時計とは?

Chrono24
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ロレックス バットマンロレックス ハルクロレックス カーミットは、市場で最も人気のある時計の1つだ。しかし、これらの特別なモデルにはどんな魅力があり、このようなニックネームを持つ時計はそもそもどんな時計なのだろうか?Chrono24では、まさにスーパーヒーローのような3つの時計の概要を紹介していく。

ロレックス バットマンと呼ばれている時計とは?

ロレックス バットマンの初代モデルとなったのは、2013年に発売されたGMTマスターII Ref.116710BLNRである。ブルーとブラックの2色のセラミックベゼルが特徴で、世界中でヒットした時計だ。そのカラーコンビネーションから、GMT時計は「バットマン」というキャッチーなニックネームで呼ばれるようになった。ロレックス GMTマスター II Ref.126710BLNRでは、2019年に初代モデルと同様にファンからの人気が高い後継モデルを発表した。現在のロレックスのコレクションの中でも、この時計のウェイティングリストはその人気に応じて長くなっている。

ロレックス バットマンが人気の理由

ロレックス GMTマスター II バットマンの初代モデルであるリファレンス116710BLNRは、ベゼルの革新的な製造技術により、多くの時計コレクターの注目を集めた。ロレックスは、2色の純セラミック製のベゼルの設計に初めて成功したのだ。しかし、ロレックス GMTマスター II バットマンは、技術的な観点から魅力的なだけでなく、ブラックとブルーのデザインは、人気のペプシなど、特に旧型モデルで2色から成るGMTマスターのファンを喜ばせる。

The Rolex GMT-Master II Batman is one of the most famous watches of all time.
ロレックス GMTマスター II バットマンは、最も有名な時計のひとつである。

ロレックス バットマンとバットガールの違いとは?

ロレックス バットガールというニックネームには、ロレックスの人気モデルが隠されているのだ。実は、このモデルは前述のロレックス初代GMTマスター II バットマン、つまりGMTマスター II Ref.126710BLNRの後継モデルなのである。新旧のロレックス バットマン、あるいはロレックス バットマンとロレックス バットガールの最大の違いは、ブレスレットにある。初代モデルはオイスターストラップ、後継モデルはジュビリーストラップを採用している。2021年以降、ロレックスはオイスターストラップを採用したモダンなバットマンもラインナップしており、リファレンス126710BLNR-003として販売されている。

ロレックス バットマンの価値は安定しているのか?

クラシックなロレックス GMTマスター II バットマンの価格は、常に上向き方向で推移している。中古品の価格は現在2013年当時の2倍以上になっており、Chrono24の価格表ではロレックス GMTマスター II バットガールがトップになっている。当初から、コレクターは定価の倍以上の金額を支払わなければならなかった。その後、価格は多少下がったものの、再び上昇していている。オイスターストラップ付きの新モデルが、今後どのような売れ行きを見せるかはわ分からない。直接比較すると、新しいリファレンスは古いリファレンスよりもかなり高価格になっている。ジュビリーブレスレット付きのモデルは平均約220万円以上、オイスターブレスレット付きのモデルは約260万円以上だが、Chrono24ではロレックスの定番モデルであるバットマンが約190207万円で販売されている。

The Submariner Kermit revolutionized the Rolex diving collection.
サブマリーナ カーミットは、ロレックスのダイバーズウォッチコレクションに革命をもたらした。

ロレックス カーミットと呼ばれる時計とは?

ロレックス サブマリーナ Ref.16610LVは、ロレックス カーミットと呼ばれている。グリーンのベゼルを見ると、この名前の由来がすぐにわかる。実はこの緑色は、世界で最も有名なカエルではなく、時計の発明者であるロレックスのブランドカラーである緑を表している。ロレックスは、サブマリーナ誕生50周年にあたる2003年に、この特別なサブマリーナを発表した。

ロレックス カーミットが人気の理由

ロレックス サブマリーナ カーミットは、ロレックスのダイバーズウォッチの歴史におけるマイルストーンとなった。その印象的なグリーンは、当初ブラックのサブマリーナーのシンプルなエレガンスに慣れていた時計コレクターの間では好き嫌いが分かれたものの、新しいデザインの成功は、今日では否定できない。2010年に定番モデルのロレックス サブマリーナ カーミットを廃盤にした後も、ロレックスはこの緑色を忠実に継承している。初代ロレックス カーミットのリファレンスに続いて、2010年にはロレックス ハルクが登場した。その10年後、ついにロレックス スターバックスと新型のロレックス サブマリーナ カーミット Ref.122610LVが加わった。

ロレックス カーミットの価値は安定しているのか?

ロレックス カーミットの価格は、安定した上昇傾向にある。2003年に発表されて以来、この特別なロレックス サブマリーナの価格は4倍以上になっている。現在、Chrono24での価格は平均約220260万円である。

ロレックス カーミットとロレックス ハルクの違いとは?

カーミットの後継モデルであるロレックス ハルクも、ロレックス カーミットと同様に人気がある。この時計では、ロレックスのデザイナーはさらに大胆に色合いを変え、文字盤は完全にグリーンになっている。一方で、ロレックス カーミットの文字盤は黒だ。

The Rolex Hulk is just as popular as its predecessor, the Rolex Kermit.
ロレックス ハルクは、前作のカーミットと同様に人気がある。

ロレックス ハルクと呼ばれる時計とは?

ロレックス ハルクは、サブマリーナのRef.116610LVで、ベゼルと文字盤がグリーンになっている。ロレックスは2010年から2020年にかけて、このサブマリーナのバリエーションを提供していた。2020年にサブマリーナのケース径が40mmから41mmに変更された後、2つのグリーンのサブマリーナが現在のロレックスのカタログに登場したのは、新型カーミットに加えて、時計コレクターがその色から「ロレックス スターバックス」と呼ぶ、ロレックス サブマリーナのダークグリーンのバリエーションである。言うまでもなく、この2つのモダンなリファレンスのウェイトリストも果てしなく長い。

ロレックス ハルクが人気の理由

すべての時計ブランドが2021年にデザインの色合いをグリーンに変えるずっと前から、ロレックスはこの色の特別な魅力を知っていた。ロレックス ハルクは、ロレックス カーミットの人気の構築に成功したと同時に、ロレックス カーミットでは少し無色すぎると感じていた、より印象的なデザインの時計ファンにもアピールできたのだ。果たしてブランドは新たなリファレンスで再びこのカラーコンビネーションを採用するのだろうか?

ロレックス ハルクの価値は安定しているのか?

2010年に発売されたロレックス サブマリーナ ハルクの価格は3倍以上にもなっている。特に急激な上昇が見られたのは、ロレックスが人気の高いサブマリーナのリファレンスの廃盤を発表した2020年であった。その価格は現在約260万円前後で推移している。

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