今年3月、ユーザーの皆さまから、ロレックスにまつわる自分だけのロレックスストーリーを募集しました。エキサイティングで時には感動的なストーリーが多数寄せられたので、ここで「ロレックス ストーリー」シリーズとして紹介しています。オーストラリア在住のデヴィッド・マニングは、それまで収集していたコミックやレゴのコレクションをロレックス ミルガウスに替えるのに成功。
アトランタ在住のイタリア系アメリカ人ティト・マゼッタは本当に幸運な男。ラニア湖の水底にロレックス シードゥエラー1665を沈めてしまったティト。2年後に彼が愛用のロレックスを取り戻すことができるまでのストーリー。
ニューヨークで教師をしているチャールズ・アルトー。コロナ禍に、彼が資金繰りのトリックを駆使して新品のロレックス デイジャストを手に入れたその経緯。
今回はシアトル在住の医師のカスラ・サルハディが厳しい医学部を卒業し、コロナ禍の最中に自分へのご褒美として新品のオイスター パーペチュアル デイトジャストを購入したストーリーを紹介します。
私のロレックスにまつわるストーリー
「一日一日は長く感じられても、一年は短いものだ。」私の医学部の学部長は、ストレスを感じている仲間や私のモチベーションを高めるために、この言葉を好んで口にしていた。このシンプルな言葉は、私にとって重要な意味合いを持ち、私の心に深く刻まれている。この言葉は、努力、忍耐、そして「考え方を変えれば何事も乗り越えられる」という最も重要な考えへの敬意を表している。時計コレクターとしてこの言葉が好きなのは、私の最初のロレックスであり、一生大切にしたいロレックス デイトジャスト 116234の購入に至るまでの時間と、プロとしての努力の両方の本質を捉えているからである。
私の名前はカスラ・サルハディ。28歳で、ワシントン大学シアトル校の研修医をしている。私は6歳の頃から、医師になって世界や自分の周りの人々に良い影響を与えたいと考えていた。この目標は、世界的なパンデミックにおいて、これまで以上に重要な意味合いを持つようになった。私はこの1年間のパンデミック中に、新型コロナウイルスの感染患者、そうでない患者の両方のケアをしてきた。2020年夏の医学部卒業を前に、新卒の医師として次のステップであるトレーニングを開始するために全国中を駆け回るという人生の大きな転機に向けて準備を始めた私は、この偉業に至るまでの長年の努力を記念する完璧なご褒美として、時計を手に入れようと心に決めた。私は昔から、エレガントで機能性に優れ、そして身に着ける人との一体感を感じさせる時計が大好きだった。何ヶ月もかけてリサーチした結果、シルバースティックダイヤル、ジュビリーブレスレットがこれからの相棒として最適だと考えた。その素晴らしい歴史、非の打ちどころのない職人技、あふれる気品、そして驚くほどの多様性を備えたモデルであるデイトジャストは、今、そして引退後も気軽に身につけることができると思ったのだ。さらに、隠しバックル付きのジュビリーブレスレット、ホワイトゴールドのベゼル、サンバースト仕上げの銀の文字盤は、一目見て息を呑むほど美しく、これこそ私にふさわしい時計だと直感した。
時計についてのリサーチ中、Chrono24は世界中の時計のデータを集めた中核地のようなものだった。正規販売店を訪れても、購入に必要な情報や在庫がほとんどなく、物足りなさを感じていたが、Chrono24のモデルを見ていると、このロレックスを身につける喜びだけでなく、自分にとって時計以上の価値があるのではないかとワクワクしてきた。確かに、このような高額な商品をインターネットで購入することには、最初は躊躇したのと、正直なところ不安もあった。しかし、Chrono24の買い手保護制度は私を安心させてくれた。安全性や信頼性に妥協することなく、希望していた正確なリファレンスやモデルを見つけることができた。購入手続きもわかりやすく、気持ちよく利用できた。時計を探し始めてから約4ヶ月後、そして医学部を卒業してから2ヶ月後、私のロレックス デイトジャストは私の腕の中にあり、将来のどんな挑戦にも付き合ってくれることだろう。
初めてロレックスを購入してから1年が経とうとしているが、今でもこの時計に魅了されており、この時計を手に入れるための情報や信頼できる購入体験を提供してくれたChrono24に感謝している。私のロレックス デイトジャストは、自分の腕にぴったり合っているだけでなく、自分のライフスタイルにもぴったり合っていると感じている。病院で救急に対応しているときも、クリニックで患者と向き合っているときも、自宅で家族や友人と過ごしているときも、私のデイトジャストはいつも腕の中で頼りになり、一日の流れを把握し、今を生きることを常に言い聞かせてくれる。また、患者さんに最高の治療を提供するために一日中勉強したことや、今日の自分に至るまでに必要とされた忍耐など、歩んできた医学への道のりを思い出させてくれる。私の旅はこれで終わりではなく、まだまだ学ばなければならないことがたくさんあると思うと気が遠くなるが、ふと手首に目を向けると、自分がすでにどれだけのことを成し遂げてきたか、そして今後もどれだけ多くのことを成し遂げられるかを思い起こさせてくれる。医学部の学部長が約束したように、これからも長い日々が続くかもしれない。しかし、私のデイトジャストの確実に1秒ずつ時を刻む秒針のように、これからも成長と知識を追求し、地域社会やより広い世界に影響を与え、健康を促進していきたいと思う。