今回は、ダイバーズからクロノグラフまで、スポーツウォッチで最も代表的なカテゴリーをご紹介。早速見ていこう。
1. 時刻表示のみの時計
時刻表示のみの時計とは、その名の通り、時、分、そして秒のみを表示する時計である。人気モデルの例には、ロレックス オイスター パーペチュアルやエクスプローラー I、ルミノールやラジオミールといったパネライの時計、そしてハミルトン カーキ フィールド メカニカルなどがある。時刻表示のみの時計は、クリーンでシンプルなものを選びたい人に最適だ。時刻と日付を表示する時計にもさまざまなものがある。これらは一般的には時刻表示のみだが、日付表示がついているものもある。
2. ダイバーズウォッチ
ダイバーズウォッチについては、何が公式にダイバーズウォッチとして認められるのかという議論は少々あるが、最も一般的な機能は、回転ベゼル(多くの場合、逆回転防止)、自動式ムーブメント、水中での視認性を実現する夜光塗料を使用した針とアワーマーカー、そして最低でも100mの防水性などだ。人気モデルの例には、ロレックス サブマリーナ、チューダー ブラックベイ フィフティ-エイト、オメガ シーマスター 300M、そしてセイコーのダイバーズウォッチシリーズなどがある。ダイバーズウォッチは、使いやすいタイマーを備えたウォータープルーフの時計を選びたい人に最適だ。
3. クロノグラフ
レーシングの世界から生まれたクロノグラフは、ケースのサイドにあるプッシュボタンを使って時間を計測する。一つ目のプッシュボタンは一般的にクロノグラフ機能を開始・停止し、もう一方のプッシュボタンはゼロにリセットする。人気モデルの例には、オメガ スピードマスター、ゼニス エル・プリメロ、そしてロレックス デイトナなどがある。クロノグラフは、腕にストップウォッチのスピード感を好む人に最適だ。
4. パイロットウォッチ
パイロットウォッチは航空機内での使用を考慮して設計された時計で、シンプルなものから複雑なものまで幅広い。IWC ビッグ パイロットは、重要な情報を一目で見られるよう大胆なグラフィックを使用している一方で、ブライトリング ナビタイマーは、幅広い航空用測定を行えるよう、回転計算尺とクロノグラフを使用している。パイロットウォッチは航空機のファンや、てきぱきと読みやすいものを選びたい人に最適だ。
5. GMT時計
類似した航空関連の背景を持つGMTは、追加の針、ベゼル、または文字盤のウィンドウを使用して異なるタイムゾーンの時刻を表示する。最も人気なモデルの例は、1950年代からパン・アメリカン航空のパイロットのために開発されたロレックス GMTマスターだが、オメガ、チューダー、ブライトリングといったブランドにも優秀なモデルがある。GMTは、よく旅行をする人や、海外に住む友人や家族がいる人に最適だ。