2021年11月23日
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秋の時計界: 2021年秋のまとめ

Troy Barmore
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秋は時計の季節といってもいいだろう。新作発表、オークション、トレードショー、ブティックイベントなどが目白押しだ。パンデミックの影響で、対面での集まりや記者会見を行うことが困難になっても、時計に関するエキサイティングなニュースは毎日のように更新されている。もしあなたがニューヨークやジュネーブにいるのであれば、その機会はさらに増えるだろう。

ホリデーシーズン前の最後を飾るのは、世界中から50以上のブランドが参加する魅惑的な時計イベント、ドバイ ウォッチ ウィークである。Chrono24はその期間中、現地に滞在し、ソーシャルメディアやChrono24マガジンでライブ情報を発信していくので、読者の皆さんは最新情報を見逃すことはない。ドバイに向けて準備をしながら、この秋に開催されたエキサイティングなイベントを振り返りたい。

ジュネーブ・ウォッチ・デイズ

昔は、時計界全体がバーゼルワールドという小さな宝飾・時計見本市に集まっていた。1917年以来、毎年、時計イベントの頂点に君臨してきたこのショーは、近年では出展者やゲストをその神聖な会場に呼び戻すのに苦労していた。2020年の新型コロナウイルスによるパンデミックは、2つの世界戦争でさえできなかったことをやってのけ、ショーは歴史上初めて延期された。その間、2021年のジュネーブ・ウォッチ・デイズでは、スイス時計界の最新の活動を垣間見ることができた。H.モーザー、オリス、MB&Fなどの新作が発表され、多くの時計愛好家のクリスマスに向けたウィッシュリストがかなり増えたと言っても過言ではない。

ジュネーブ・ウォッチ・デイズでは、最新のオートオルロジュリーを垣間見ることができた。

WatchTime 2021 & WindUp 時計フェア

毎年ニューヨークでは、ダウンタウンのチェルシーマーケットとアップタウンのゴッサムホールで、2つのエキサイティングな時計イベントが同時に開催されている。これらの2つのイベントを「トレードショー」と呼ぶのは、大きな失礼にあたる。Windupは、小規模で主に独立系時計ブランドやマイクロブランドが集まり、謙虚な展示で最新の製品を披露する。このイベントは、新進気鋭の時計メーカーと個人的な交流ができる、素晴らしく親密な会合でもある。

数ブロック先のゴッサムホールで開催されるWatchTime NYCは、高級時計メーカーが最新かつ最高の変わりものを披露するという、より華やかな舞台となっている。A.ランゲ&ゾーネからグルーベル・フォルセイまで、さまざまなブランドが集まり、お金で買える最も素晴らしい時計を扱うユニークな機会を提供している。また、シャンパンを片手に、業界関係者や専門家による魅力的なパネルディスカッションも開催される。今年のハイライトは、「2021年のレディース時計とは?」というトピックで、時計界における女性とその表現に関する議論がなされた。

オークション

時計オークションは、時計業界にとってスポーツイベントに最も近いものだ。今年はフィリップスとクリスティーズの両社が歴史的なロレックスを競売にかけたことで特に注目を浴び、後者は大きな反響を呼んだ。しかし、今年のオークションはそれだけではない。世界トップレベルの時計メーカーによるユニークな時計が集まるチャリティーオークションであるオンリー ウォッチ オークションは、デュシェンヌ型筋ジストロフィーの治療法の研究支援を目的とする大義名分のもと、記録を更新した。

ジュネーブ時計グランプリ 

GPHGは、「時計界のアカデミー賞」とよく言われているが、まさにそのとおりだ。このイベントでは、時計業界で最も影響力のある30人の専門家から成る審査員が参加する。しかし、この審査員が特に魅力的なのは、単に30の時計メーカーが集まっているだけではなく、ジャーナリスト、コレクター、アーティスト、そしてフィリップ・デュフォーなど、あなたが聞いたことのあるかもしれない時計メーカーも含まれていることだ。数多くの時計が、レディース&メンズウォッチ部門、レディース&メンズコンプリケーション部門、ダイバーズウォッチ、そして総合的な最高の時計に与えられる憧れの「エギーユ・ドール」大賞など、さまざまなカテゴリーから選出される。今年は、ブルガリのオクト フィニッシモパーペチュアルカレンダーがその栄誉に輝いた。

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記者紹介

Troy Barmore

私は幼い時から時計ファンでした。その熱中が始まったのは、兄のジラール ペルゴ クロノグラフを買うという目的のためだけに夏休みのアルバイトを引き受けた時です。それ以来、私の好みはヴィンテージ ツールウォッチや現代的な独立系ブランドにまで及んでいます。

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