2021年09月13日
 8 分

2021年下半期に投資したいロレックスの腕時計5選

Jorg Weppelink
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多くの時計愛好家は、時計の売買で少しでも収益を得たいと考えている。ロレックスは間違いなく、時計市場で収益を得るためのナンバーワンのブランドである。ロレックスは、ここ3~4年で大幅に値上がりしている。そのため、最近では購入するのにもお金がかかるようになってきたが、まだ目立っていないモデルもあるのだろうか。ロレックスの中には、まったく注目されていないモデルはないが、価格的にはまだまだ上昇する可能性があると思われるモデルがある。

もちろん、その保証はないが、長い目で見て価格が上昇すると思われるロレックスのモデルを5つリストアップした。本格的な投資のリターンを得るためには、手っ取り早い方法はないが、このリストは、12ヶ月後にはより価値が高くなっているであろう時計を選択したものだ。中には当然のように選ばれているものもあれば、意外なものもあるだろう。それでは、ロレックスの投資時計のトップリストを見ていこう。

1. ロレックス サブマリーナ Ref.114060

ロレックス サブマリーナは、世界で最も人気のある時計の一つである。最近のモデルや現行モデルの価格は、公式の定価を急速に上回っている。とはいえ、先代のモデルの価値は、現行のサブマリーナ ノンデイト Ref.124060ほど高くない。サブマリーナ Ref.114060は、日付機能を持たない先代のサブマリーナである。もちろん、太いラグが特徴の、いわゆる「スーパーケース」を搭載した40mmのサブマリーナである。多くのサブマリーナ愛好家は、このがっしりしたケースに慣れるのに時間がかかったが、徐々に人気のあるタイムピースとなった。

現行のサブマリーナ ノンデイト Ref.124060の価格は、Chrono24では約148万円から186万円ほどまでとなっているが、先代の価格は大幅に下がっている。こちらは約120万円から始まり、最高で約160万円弱となっている。旧世代の製品を購入することで、少なくとも28万円は節約できる可能性がある。現行のサブマリーナは、ケースの形状が変わり、サイズがわずかに (40mmから41mm) 大きくなっただけでなく、最新のムーブメントを搭載していることにも注目したい。しかし、このような大きな価格差があるため、ロレックス サブマリーナRef.114060に注目する価値はあるかもしれない。

Submariner-5-Rolex
ロレックス サブマリーナ ノンデイトは、日付表示のあるモデルよりも求めやすくなっている。

2. ロレックス シードゥエラー Ref. 16600

ロレックス シードゥエラーは、その「弟分」であるロレックス サブマリーナほどの人気はない。また、ロレックスはシードゥエラーを時代とともに変化させてきた。かつてはサブマリーナと同じ40mmのサイズであったが (防水性を高めるためにケースを厚くしている)、最新のモデルでは異なるアプローチを取ることにしたのだ。現行のシードゥエラー Ref.126600は、43mmのケースが強化され、文字盤も赤を基調としたものに変更されている。素晴らしい時計であることは間違いないが、サイズを大きくしたことで、多くの人の手首には大きすぎたようだ。

40mmのサイズがお好みで、そもそもシードゥエラーの良さを実感したいという方には、シードゥエラー Ref.16600がおすすめである。これは、ロレックスが1989年から2009年まで製造していたモデルだ。初期のモデルはアンティークの雰囲気があるが、後期のモデルは技術や外観の面でも非常に現代的である。これらの時計は、状態や、箱と保証書の有無にもよるが、約104万円弱から181万円までの価格で購入できるのが最大の魅力である。シードゥエラー Ref.16600はモデルの歴史の中で重要なリファレンスであるため、時間の経過とともに価格が上昇する可能性がある。

Rolex Sea-Dweller
サブマリーナの「兄貴分」であるロレックス シードゥエラーの人気が高まっている。

3. ロレックス ミルガウス Ref.116400GV ブラック文字盤

ロレックス ミルガウスは、現在のロレックスのラインナップの中では、ちょっとした変わり者である。もともとは、磁場に耐えられる時計を必要とするエンジニアや技術者のために開発されたモデルだ。耐磁性を備えていることから、少しオタクっぽい時計とも言えるが、よく見るとそうではないことがわかる。傷や色あせに強く、視認性に優れたグリーンサファイアクリスタルを採用するなど、現在のロレックスの中で最もファンキーなモデルとなっている。

グリーンのクリスタル、ブラックの文字盤、そして秒針などのオレンジのアクセントを見るとわかるとおり、このモデルはとてもカラフルなロレックスだ。ブルーの ”Z-Dial” バージョンもあるが、こちらの方が人気があるため、価格も高くなっている。黒文字盤のバージョンは定価92万700円だが、Chrono24ではそれ以下の価格で販売されているモデルもあり、定価以下の希望価格で購入できる数少ないロレックスのひとつだ。とはいえ、新品で箱や保証書が付いているものは約142万円程度まで値上がりしている。近い将来新しいモデルが登場することを考えると、この時計の価格が上がるのは当然と思われる。

Rolex Milgauss
ロレックス ミルガウスは、科学者が科学者のために開発したものである。

4. ロレックス オイスター パーペチュアル Ref.114300

今年の初め、ロレックスは新しいオイスター パーペチュアルのコレクションを発表した。41mmのオイスターパーペチュアルの登場により、39mmのオイスターパーペチュアルRef.114300が廃止された。この新コレクションは大ヒットとなり、Chrono24では両モデルともわずか数ヶ月の間に価格が大幅に上昇した。しかし、先代モデルの価格はそれでも非常にリーズナブルで、76万円強から始まり、109万円前後まで上がる。

先代モデルの39mmは、多くのロレックスファンにとっていいとこどりとなっている。様々な手首のサイズに対応できるサイズで、さらにこの旧モデルにはファンキーな文字盤が装備されていた。通常のグレーに加えて、ブルーの文字盤上の分目盛りの端にライトグリーンのアクセントが5分ごとに見られるものや、紫の文字盤上のミニッツトラックに赤のアクセントがついた「グレープ」ダイヤルと呼ばれるものがあった。ロレックスはその後、黒や白の文字盤のバージョンを追加した。これらは高額で取引される傾向にあるが、現行モデルに比べればまだ手頃な価格だ。39mmという絶妙なケースサイズと豊富な文字盤のバリエーションは、まさに後に大ブレイクする秘密のロレックス時計と言える。価格は徐々に上昇しているが、すぐには変わらないだろう。

Rolex Oyster-Perpetual
廃盤になったロレックス オイスター パーペチュアルの価値上昇率はかなりすごい。

5. Rolex GMTマスター II Ref. 116710LN

ロレックス GMTマスター IIもまた、ロレックス購入者の間で人気の高いアイコン的モデルである。現行の「ペプシ」「バットマン」「バットガール」などのモデルは、最近価格が高騰している。例えば、現行のGMTマスター IIのRef.126710 BLNRの定価は、オイスターブレスレットで定価107万2500円、ジュビリーブレスレットではそれより少し高い。しかし、Chrono24でこのリファレンスを見ると、なんと192万円からの価格で販売されている。GMTマスター IIにはもっと手頃な価格のものもあるが、時間とともに確実に値上がりするだろう。

一番のお勧めは、GMTマスター IIのRef.116710 LNである。このモデルはGMTマスター IIで初めてセラミックベゼルを採用したモデルだ。黒一色の中にGMT針のグリーンが入っているのも特徴的である。実はこのモデルは、ロレックスの歴史の中で唯一、グリーンのカラーを採用したGMTマスターなのだ。この2つの特徴は、ロレックスのコレクターにはたまらないものであり、このリファレンスの価値は時間とともに高まっていくだろう。現在、GMTマスター IIのRef. 116710LNは、現在約136万円から192万円の間で販売されている。しかし、その歴史的意義を考えれば、それも長くは続かないだろう。

Rolex GMT-Master-II
現行のGMTマスター IIは、以前のモデルに比べて非常に価格が高くなっている。

投資効果の高いロレックスの5つのモデルは以上である。是非今後の購入の参考にしてほしい。

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こんにちは、ヨルグです。2016年からChrono24で記者として執筆しています。しかし、Chrono24との関係はそれ以前からあって、時計好きになったのは2003年頃からです。私の友人 …

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