Orient (オリエント)
>で2,641件の商品が見つかりましたオリエント時計 ー伝統ある国産腕時計
日本の時計メーカー「オリエント」は、1951年から高品質の時計を良心的な価格で提供しています。その中心となるのは、自社製ムーブメントを搭載する機械式時計です。モデルの選択肢はクラシックなドレスウォッチからダイバーズウォッチまで多岐に渡ります。
高品質を良心価格で
オリエントは国内4大時計メーカーのひとつです。同社は1950年に正式に創業したものの、その発端は小さな時計店を東京で開業した1901年まで遡ります。オリエントは、初期から高品質の機械式時計を良心的な価格で提供することに重視していました。現在に至るまで、同社の商品カタログは、独自の工房で製造された 自動巻きの自社製ムーブメントを搭載する時計が大半を占めています。同時に、高精度なクォーツ時計がお好みの方にも最適なモデルが提供されています。
同ブランドの商品は、オリエントとオリエント スターの両メインコレクションに分類されています。オリエントにはリーズナブルな価格帯の腕時計が提供されているのに対し、オリエント スターにはスケルトン仕様や繊細な装飾が施された特別に高級なモデルがラインナップされてます。
この両コレクションは、さらにクラシック、コンテンポラリー、スポーツのカテゴリーに分けられています。クラシックとコンテンポラリーコレクションには、その名前にも表れている通り、クラシックまたはモダンなルックスを持つドレスウォッチがラインナップされています。クラシックのカテゴリーには多数のバンビーノモデルが属しており、コンテンポラリーのカテゴリーにはサンアンドムーンやポラリスといったシリーズがあります。スポーツ コレクションでは ダイバーズウォッチや パイロットウォッチ、またクロノグラフが提供されており、MAKO、カマス、レイなどのモデルがそれに属します。
オリエント時計を買う理由
- 高精度な自社製キャリバー
- 高品質を安い価格で
- モデルの種類が豊富
- 繊細なスケルトン仕様が施されたモデル
オリエント時計の価格一覧
モデル / Ref. | 価格 (約) | 特徴 |
オリエント スター クラシック スケルトン WZ0041DX - W | 20万円 | スケルトン仕様、スモールセコンド、パワーリザーブ表示 |
オリエント スター ダイバー RE-AU0307E | 7万円 | 防水性200m、日付表示、パワーリザーブ表示 |
オリエント ネプチューン RA-EL0002L00B | 5万円 | 防水性200m、日付表示、パワーリザーブ表示 |
オリエント サンアンドムーン FAK00004B0 | 4万円 | サン&ムーンインジケーター、日付・曜日 |
オリエント MAKO II, FAA02001B3 | 2万4000円 | 防水性200m、日付・曜日 |
オリエント カマス RA-AA0001B19B | 2万4000円 | 防水性200m、日付・曜日 |
オリエント レイ II FAA02006M9 | 2万円 | 防水性200m、日付・曜日、オレンジ色の文字盤 |
オリエント バンビーノ オープンハート RA-AG0004B10B | 2万円 | 部分的にスケルトン仕様の文字盤 |
オリエント バンビーノ スモールセコンド RA-AP0003S10B | 1万7000円 | スモールセコンド、日付、 |
オリエント バンビーノ 2 FAC00006B0 | 1万4000円 | 日付 |
オリエント時計の価格
オリエントは、高品質を低価格で提供する日本の腕時計メーカーとして有名です。自動巻きの自社製ムーブメントを搭載するバンビーノ コレクションは、未使用2万4000円ほどの価格でご購入いただけます。ダイバーズウォッチ コレクションのレイ IIシリーズもまた、これと同じ価格帯で提供されています。MAKOやサンアンドムーンのモデルシリーズのモデルは、それより若干高い約3万6000円で販売されています。クォーツ駆動のクロノグラフモデルは、2万円弱からの価格で提供されています。
オリエント スター コレクションのモデルには、それより多少高い価格が付けられており、約5万円~22万円でお買い求めいただけます。価格の違いは、シンプルな3針時計を選ぶか、精巧なスケルトン仕様が施されたモデルを選ぶかによります。
クラシックとコンテンポラリー ー オリエントのドレスウォッチ
完璧に仕上げられた信頼のおけるクラシックな雰囲気のドレスウォッチで、見栄えが良く良心価格なモデルをお探しですか?その場合、 バンビーノ コレクション が最適です。クラシック シリーズの時計はオリエントのプログラムにおいて恒常的に人気を誇り、多数のモデルを提供しています。これらの時計のケース径は40mmの心地よいサイズで、厚みは11mmの薄型のため、あらゆるカフスボタンの下にも着用できます。
すべてのバンビーノに共通する特徴は、3時位置に設置された日付窓と、レトロな雰囲気を醸し出す有機ガラス製の膨らんだ風防です。サンバースト仕上げが施された控えめなデザインの文字盤はブラック、ホワイト、ブルー、グレー、グリーンの配色で提供されており、この雰囲気をさらに助長しています。モデルのひとつに バンビーノ スモールセコンド があります。この時計の6時位置に備えられているスモールセコンド、バトンインデックス、3時・6時・9時・12時に使用されたアプライドのアラビアインデックスは、オメガ シーマスターなどの1940年代と50年代の定番ヴィンテージ時計を連想させます。ポリッシュ仕上げのステンレスケースとシャンパンカラーの文字盤を持つRef.RA-AP0003S10Bは自社製ムーブメントによって駆動されており、この腕時計は約1万7000円でご購入いただけます。
ローマインデックスとレイルウェイ ミニッツトラックの時計がお好みの方には、バンビーノ2がおすすめです。1万4000円~1万7000円の価格で、ブラック、ホワイト、もしくはシャンパンカラーの文字盤、また、ゴールドコーティング、もしくはポリッシュ仕上げのステンレスケースからお選びいただけます。これに対し、オリエントはバンビーノ3に細いバトンインデックスと針を使用しています。この時計の最大の特徴は繊細に施されたササンバースト仕上げで、文字盤の色の種類にはブルー、ブラック、グレー、シルバーホワイトが提供されています。このモデルは約2万1000円でご入手いただけます。
バンビーノ オープンハート
オリエントはバンビーノにおいて " オープンハート" モデルも提供しています。これらの時計の文字盤は、部分的に隙間が設けられており、その部分からケース内のテンプの動作を眺められます。これがまるで時計の心臓を覗くようであることから、オープンハートと呼ばれます。また、同じくシースルーの裏蓋を通して自動巻きムーブメントF6T22を見ることができます。この時計には日付表示はありません。
オープンハートのモデルの種類は、バンビーノコレクションと同じくらい豊富です。アプライドインデックス、ローマインデックス、あるいはアラビアインデックスの種類からお選びいただけ、多彩な文字盤の色が提供されています。例えばRef.RA-AG0004B10Bはブラックの文字盤のを持ち、アプライドのインデックスとポリッシュ仕上げのステンレスケースのが備えられています。この時計にはレザーストラップが付けられており、価格は約2万円です。これと異なりRef.RA-AG0028L10Bの6時と12時はローマインデックスで、ステンレスのリンクブレスレットによって手首に着用されます。このモデルの価格は約3万円です。
コンテンポラリー
コンテンポラリーシリーズの腕時計は、クラシックシリーズの雰囲気を保ちつつモダンなデザインに重視されたタイムピースを好む方に打ってつけです。このシリーズにも沢山の異なるデザインがあり、クラシックエレガント、スポーティーカジュアル、そして遊び心のある腕時計など、多岐に渡る商品が提供されています。サンアンドムーン モデルは、遊び心のある時計シリーズです。これらの時計にはサン&ムーンインジケーターが搭載されており、これによって現在午前であるか午後であるかを確認することができます。Ref.FET0P004W0では、このサン&ムーンインジケーターが10時位置に設置されています。オリエントはこの時計の3時位置に曜日窓を設けており、日付は6時位置に表示されます。この41.5mmサイズのステンレス時計の価格は約3万5000円です。
このシリーズには、多数のオープンハートモデル、デイデイト表示搭載モデル、そしてマルチイヤーカレンダーを備えるモデルがご用意されています。これはいわゆる手動の永久カレンダーで、時計の日付窓とは全く別に、ボタンを押すことによって2003年~2024年の間の各月の日付と曜日を表示させることができます。この一風変わった腕時計は約1万8000円の価格でご購入いただけます。
コンテンポラリーシリーズには、クォーツ機構で駆動されるモデルも多数ラインナップされており、レディース・メンズ用の3針時計や クロノグラフがあります。価格はモデルと仕様により、約1万2000円~2万4000円になります。
スポーツコレクションについて
スポーツコレクションには、オリエントのツールウォッチが多く含まれています。このコレクションにはパイロットスタイルの時計、クロノグラフ、そしてスポーティーなドレスウォッチがラインナップされています。中でも主役的な役割を担うのはダイバーズウォッチです。代表的なモデルは レイ2、 MAKO2、 カマスです。これらの腕時計は大変良く似ており、直径41.5mmのステンレスケースは200m (20気圧) の防水性を備え、デイデイト表示と40時間のパワーリザーブを誇るCal.F6922で駆動されています。
各モデルにおける相違点は、ごく細部のデザイン要素に限られています。レイ2のアワーマーカーには丸いドットインデックスが使用されており、6時・9時・12時の部分のみに台形のインデックスが見られます。また、太めの針の先端は尖っています。これに対し、カマスにはバトンインデックスと矢印型の針が使用されています。MAKO2には細いバトンインデックス、並びに6時・9時・12時にはアプライドの数字インデックス、そしてアルファ針で、その他の両モデルに比べて格段にエレガントな趣の腕時計です。これらの時計には、ステンレスブレスもしくはラバーストラップが取り付けられています。価格はモデルと仕様により、約1万8000円~3万円になります。
大型なサイズのダイバーズウォッチをお探しの方は、ネプチューンとKANNOシリーズのモデルをご覧ください。これらの時計のスタイルと機能は小型のモデルとほとんど変わりませんが、時計全体が直径44mmのステンレスケースに収められています。その価格は約2万4000円~5万4000円になります。
クォーツ式のスポーツウォッチ
スポーツコレクションには、数多くのクォーツ式クロノグラフが提供されています。オリエントはストップウォッチ機能を搭載するこれらのタイムピースを2つの構造で製造しています。その1つは3時・6時・9時位置にインダイヤルを備えるトリコンパックス クロノグラフで、もうひとつは6時・9時・12時位置にインダイヤルを備えるモデルです。文字盤の色の種類にはブラック、ホワイト、ブルー、ブラウン、ワインカラーがあり、蓄光のバトンインデックスもしくは数字インデックスで表示されます。この時計の価格は約1万2000円~1万8000円です。
オリエント エンタープライズはこれらとは多少異なるデザインを持つモデルです。直径45mmのステンレスケースには ブラックPVDコーティングが施されたモデルもあり、SF映画のような印象を与えます。ブラックの文字盤はトリコンパックスの構造を持ち、幅の広いインデックスは台形です。また、12時位置にはアウトサイズデイトが設置されています。このクロノグラフの価格は約2万円~2万4000円になります。
特に高品質: オリエント スター
オリエント スター は、オリエントが製造した最初の時計です。この時計は1951年に市場に送り出され、現在ではオリエント スターコレクションのインスピレーションの源となる基盤のモデルです。このシリーズの特徴は、非常に高い品質です。その時計の文字盤上には、特別なオリエント スターのロゴが表示されており、さらに12時位置に定番のパワーリザーブ表示が設置されていることで見分けられます。
シリーズ内で最高級のモデルは、 クラシック スケルトンです。この時計を駆動するのは自社製ムーブメント48E51で、サファイアガラスの風防と裏蓋を通して眺めることができます。直径39mmのケースを持つこの時計は、高品質のレザーストラップによって腕に着用されます。ステンレス製のケースは、ポリッシュ仕上げとゴールドPVDコーティングの2種類の仕様で提供されています。オリエント スター クラシック スケルトンはモデルによって約19万円~24万円の価格でご購入いただけます。
また、多数のオープンハートモデルはそれより安い価格で提供されています。これらのモデルの文字盤には部分的にスケルトン仕様が施されており、ケース内のテンプの動きが眺められます。デザインの選択肢は豊富で、ブレゲ数字インデックスを使用したクラシックなモデルから、モダンなデザインのタイムピースまで提供されています。オープンハートモデルの価格は約6万円~14万円です。
オリエント スターコレクションには、オリエント スター ワールドタイム、オリエント スター アウトドア、またオリエント スター ダイバーなどのスポーティーなモデルがラインナップされています。オリエント スター ワールドタイムは 世界時間表示の機能を搭載し、24の主要なタイムゾーン下における時刻を確認できます。これに対し、アウトドアモデルはパイロットウォッチのスタイルを持つ堅牢な3針時計です。ダイバーモデルは高品質のダイバーズウォッチで、43.6mmのステンレスケースと無反射コーティングサファイアガラス、また蓄光塗料を塗布したインデックスと針、そして200m (20気圧) の防水性を備えています。オリエント ダイバーの価格は約6万6000円、アウトドアは約7万8000円、ワールドタイムは約6万円になります。
オリエント時計の歴史
オリエントは、1950年に多摩計器株式会社という社名の元で設立されました。同社は、1912年に吉田庄五郎によって創業され、1949年まで置き時計と腕時計を製造していた東洋時計株式会社を継承しました。東洋時計株式会社は、吉田庄五郎が1901年に現在の東京都台東区に開業した吉田時計店から発足しました。
1951年に会社名は「オリエント時計株式会社」へと変更されました。同社がこの新しいメーカー名の下で活動を始めてから、初めて製造した時計がオリエント スターでした。「オリエント」の社名はラテン語の ”Sol Oriens” に由来しており、それは東、明日の国、また日の出を意味します。よって、日出ずる国である日本で発祥した時計メーカーについて、上手く表現している社名となっています。
1970年代まで、オリエントはセイコーとシチズンと並ぶ国内3大時計メーカーのひとつでした。その後クォーツ技術の到来により、オリエントが築いた地位は、電子計算機機の大企業であるカシオに譲られることになります。様々な困難を乗り越えながらも、オリエントは機械式時計の製造に固執し、現在に至るまでこれら機械式時計が同社の商品の大半を占めています。
2001年に同社はセイコーエプソンと合併し、その8年後にオリエントはセイコーエプソンによって完全に買収されました。今日オリエントは独立したブランドを掲げつつ、100%セイコーエプソンの子会社となっています。