オリエント カマス

カマスコレクションは、東京都新宿区に本社を構える日本の伝統的な時計メーカーであるオリエントが誇る時計シリーズです。「カマス」という名前は、同コレクションの時計の針がカマスの歯を連想させることに因んで付けられています。しかし、このダイバーズウォッチはMAKO3という別名でも知られています。その理由は、カマスがMAKOの名を持つ2つの時計の跡継ぎとされるモデルだからです。

コレクションは多種多様でカラフルです。時計の素材にはステンレスが使用されており、文字盤の色はブラック、ブルー、ワインレッド、グリーンで提供されています。それに加えてゴールドの色のアクセントを持つ2つのモデルがあります。この価格帯の時計において突出している特徴は、キズに強いサファイアの風防が使用されていることと、自動巻き自社製ムーブメントCal.F6922によって駆動されていることです。このムーブメントは完全にオリエントによって開発・製造されています。

カマスコレクションの時計は全体的に見てモダンで多様なダイバーズウォッチで、スポーツを営む際にも着用でき、同時にオフィスにも着けていくことができます。搭載されている機能の割には価格は良心的で、他のメーカーでこれ以下の価格で同じ品質を得ることはで難しいといえます。明瞭で正直なデザインを持つカマス時計は、流行を追うことなく、長い年月が経ってもタイムレスなデザインを保ちます。

すべてのカマスモデルに共通する点は、41.8mmのケース径の、ねじ込み式リューズ、そして逆回転防止ベゼルです。また、防水性は200m (20気圧) です。文字盤には美しいサンバースト仕上げが施されており、このため光の加減によって多彩な色のアクセントがみられます。バトンインデックスはアプライドで、蓄光塗料がふんだんに塗布されているため、カマスは暗い場所でも高い視認性を保ちます。ラバーストラップが取り付けられたRef.RA-AA0005BとRef.RA-AA0006Lの両モデル以外には、3連リンクのステンレスブレスレットが設置されています。ラグからバックルまでのブレスレットの幅は22mmです。

自動巻きの Cal.F6922には手で巻く機能も追加されており、また、秒針停止機能も備えられています。前駆のMAKO1とMAKO2の両モデルに使用されたムーブメントには、これらの機能はまだ搭載されていませんでした。この新しいムーブメントでは時・分・秒がセンター審で表示され、3時位置にはデイデイト表示が見られます。テンプの振幅数は1時間で2万1600回で、パワーリザーブは40時間です。

クラシックな装いを持つダイバーズウォッチをお探しの方は、 Ref.RA-AA0001Bをご覧ください。文字盤とベゼルはシンプルなブラックに統一されいるため、この時計はどんな場所でも着用できます。このステンレスブレス付きモデルは、約2万4000円でご購入いただけます。

Ref.RA-AA0002Lはブルーの文字盤のを持つモデルです。このモデルは機能的には、その他のステンレスブレス付きモデルと同一ですが、値段は3万円ほど高くなります。これよりさらに高い価格が付けられるのは、ワインレッドカラーの文字盤 ( Ref.RA-AA0003R) を持つモデルで、約3万2000円で提供されています。グリーンの文字盤を持つ リファレンスRef.RA-AA0004Eも、同じく3万2000円でご購入いただけます。

ブラックコーティングモデル ( Ref.RA-AA0005B) はこれより若干安くご入手いただけます。このカマスモデルのケースはオールブラックで、ベゼルリング、針、インデックスにはゴールドコーティングが施されています。この色コントラストが目に生える、ラバーストラップで腕に着用されるモデルは、約2万8000円で販売されています。

カマス限定モデル

オリエントは、2000本に限定されたカマスの特別リミテッド エディションである Ref.RA-AA0007Aも提供しています。この時計はブルーの文字盤を備えるRef.RA-AA0002Lとほぼ同一の設計で作られています。その違いは、ピンクゴールドコーティングが施されたベゼルにあります。本数に限定にがあるため Chrono24では頻繁には見つけられず、価格は約7万2000円でその他のモデルに比べて高くなっています。