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リシャールミル RM 011: F1を腕時計に
リシャールミル RM 011は最先端を行く高級時計です。このモデルは高い機能性を備える技術的な絶品でもあります。RM 11コレクション内の新しいモデルには最新のテクノロジーが採用されているのみでなく、カーボンやクォーツ素材のケースが見られます。
リシャールミル RM 011を買う5つの理由
- 見まごうことのない特徴的なデザイン
- フライバック機能を備える自動巻きクロノグラフ
- ピンクゴールド、カーボン、チタンなどの高級素材
- 時計作りにおける技術的なマスターピース
- 資産価値上昇の見込みがある名声のコレクター時計
最先端のテクノロジーへ新しいコンセプトを提供
リシャールミルの時計は、まさに時計製造の将来を先導する革命的なものです。モデルRM 011も例外でなく、新しいテクノロジーと高水準の機能が集結されています。スイスのレ・ブルルに拠点を置くリシャールミルのマニュファクチュールは、この時計のあらゆる部品にチタン、ゴールド、プラチナ、セラミックなどの高級素材を使用しています。また、ケース内には大変精巧な、カウントダウン機能を備えるフライバックキャリバー RMAC1が搭載されています。
比較的新しいRM 11コレクションにて提供されているその他のモデルと同じく、RM 011にも自社製キャリバーを透かして見せるサファイアクリスタルケースバックが使用されています。この工房が生み出すハイエンドなタイムピースは単に高級であるだけでなく、機能性も重視されています。このためRM 011におけるあらゆるコンポーネントが、時計自体の美しさを表現する一部となっているのです。
モデル RM 11-01は、リシャールミルがサッカーイタリア元代表選手、ロベルト・マンチーニとのコラボレーションで製作したモデルです。このモデルでは鮮やかなグリーンの配色がデザイン要素となっており、スポーティーな印象を与えます。GMT機能を備えるRM 11-02モデルは、世界を頻繁に飛び回る旅行者に打ってつけのモデルです。
モデル RM 11-03 にはキャリバーRMAC3が搭載されています。このモデルでは、複雑なムーブメントの構造が時計の全体像の中で最適に表現されています。コレクション内でも最も注目のモデルは、 RM 11-03 マクラーレン です。リシャールミルは、イギリスの有名なF1レーシングチーム、マクラレンのために、このモデルを500本限定で製造しました。
時計のケースはカーボンとクォーツを素材としており、ハイスタンダードな時計作りにおける、あらゆるテクニックの集結となっています。すべてのモデルに共通しているのは、直径50mmで防水性50m (5気圧) を備えるトノー型のケースです。リシャールミルは、リシャールミルは、3パーツから構成されるケースに、サテン仕上げガ施されたピンクゴールド、もしくはチタンを使用しています。
リシャールミルRM 011とRM 11の価格は?
モデル / ケース素材 | 価格 (約) | キャリバー |
RM 11-01 ロベルト・マンチーニ、ピンクゴールド | 1755万円 | キャリバー RMAC1 |
RM 011、チタン | 1800万円 | キャリバー RMAC1 |
RM 11-02、チタン | 1800万円 | フライバックとGMT機能搭載のキャリバー RMCA1 |
RM 011 フェリペ・マッサ、チタン | 1860万円 | キャリバー RMCA1 |
RM 11-02、ピンクゴールド | 1975万円 | キャリバー RMAC1 |
RM 11-02、ピンクゴールド | 2565万円 | フライバックと60分カウントダウン機能搭載のキャリバー RMAC3 |
RM 11-03 マクラーレン、カーボンとクォーツ | 3115万円 | キャリバー RMAC3、カーボンとクォーツ素材ケース、500本限定 |
RM 011 フェリペ・マッサの価格
リシャールミル RM 011 フェリペ・マッサに内蔵されているスケルトンのフライバックキャリバー RMAC1は、時・分・秒を表示します。9時位置にはカウントダウンダイヤルが、6時位置には12時間積算計が配置されています。スモールセコンドは3時位置にあります。12時の下にビッグデイトが、4:30の位置に現在の月が表示されます。クロノグラフ機能をスタート・ストップさせるのには上のプッシュボタンが用いられ、フライバックとリセット機能の操作には下のプッシュボタンが用いられます。
ケースの直径は50mmで、素材はチタン、ピンクゴールド、カーボン、セラミック、クォーツからお選びいただけます。そのすべてのバージョンに様々な色で提供されているリシャールミルのラバーストラップが取り付けられます。チタンモデルの価格は、未使用で約1800万円になります。
RM 11-01 ロベルト・ マンチーニの価格
ピンクゴールド製のRM 11-01 ロベルト・マンチーニモデルの中では、スケルトンのキャリバーRMCA1が時を刻んでいます。フライバック機能を備えるこのムーブメントにはセンター時針と分針、またクロノグラフ秒針と分針が取り付けられています。12時の下部にはビッグデイトの表示があります。また、現在の月は4:30の位置に表示されます。速度の計測には、インナーベゼルに刻まれたタキメータースケールにて行われます。12時間積算計は6時位置に配置されています。
文字盤上の赤い配色とリューズを囲む緑色のチューブが、時計にスポーティー感を与えています。ブラックとグリーンの2種類で提供されているラバーストラップによって、時計は腕に心地よく着けられます。「最高級」という言葉が複数のパーツに当てはまるRM 11コレクションには、それ相応の価格が付けられます。未使用のRM 11-01 ロベルト・マンチーニモデルは、約1755万円の価格で提供されています。中古時計は、約1365万円にてご購入いただけます。
リシャールミルRM 11-02の価格は?
RM 11-02にも、同じくキャリバーRMAC1が搭載されています。このフライバッククロノグラフモデルには、センター時針と分針、またクロノグラフ秒針が取り付けられています。また、これらと同時に配置されているGMTセンター針は、9時位置のプッシュボタンによって操作されます。RM 11-01と同様、このモデルでも12時の下にビッグデイトが、また現在の月表示は4:30の位置に設置されており、そしてインナーベゼルにタキメータースケールが刻まれています。クロノグラフ機能をスタートさせると、9時位置に設置された2分割のインダイヤルに、進んだ分数と残りの分数が表示されます。クロノグラフ秒表示は3時位置にあります。また、24時間カウンターは6時位置に配置されています。この時計はチタンモデル、ラバーストラップの様式で、未使用約1800万円の価格が付けられます。中古の価格はそれよりやや安く、約1435万円になります。
60分カウントダウン機能を持つリシャールミル RM 11-03
リシャールミルはRM 11-03の標準モデルを、ピンクゴールドとチタンの2種類で提供しています。スケルトンの フライバック自社製キャリバーRMAC3の真ん中に、時針、分針、クロノグラフ秒針が取り付けられています。カウントダウンのインダイヤルは9時位置に、スモールセコンドは3時位置に、12時間積算計は6時位置に配置されています。RM 11コレクションのその他すべてのモデルと同様、この時計にもタキメータースケール、12時の下のビッグデイト、4:30位置の月表示が搭載されています。同じリファレンス番号のピンクゴールドモデル、ブラックのラバーストラップ仕様の価格は、未使用約2565万円になります。これに対し、チタンモデルの価格は、約2215万円になります。
RM 11-03 マクラーレンでより高く、より速く、より遠く
リシャールミルは、同社が誇るただでさえ高い性能をさらに高める努力をしなければ、リシャールミルではありません。 RM 11-03 マクラーレン のケースの配色と素材は、イギリスのスーパースポーツカーメーカー、マクラーレンの自動車と深く関連しています。この時計に使用されている素材は、ブラックのカーボンとオレンジ色のクォーツです。これらの素材は、合計600の薄い層を何重にも重ねて作られており、これによって表面に表れるリズミカルな波模様がバランスの良い外見を生み出しています。この素材の層一枚一枚の薄さは、たったの45μmです。
ベゼルにはチタン製のマクラーレンのロゴが装飾されており、その形は同社のスポーツカーのエアインテークを思わせます。リューズの素材にもチタンが使用されており、その形はマクラーレンのタイヤのリムをモチーフにしています。また、プッシュボタンはマクラーレン720Sの特徴的なヘッドライトのデザインを連想させるものです。折りたたみ式クラスプが付いたオレンジ色のラバーストラップが、この著しく只ならないタイムピースの全体像にまろやかさを与えています。時計の表示と機能は、スタンダードなRM 11-03と同一です。500本限定のこの時計の未使用品には、約3120万円という価格が付けられます。
リシャールミル 自社製キャリバー RMAC1とRMAC3
キャリバーRMAC1とRMAC3は非常に複雑で、その作りは唯一無二です。リシャールミルは、これらの機構の地盤とブリッジに、航空や車関連分野でも使用されているチタン素材を採用しました。これにより、機構は特に錆びに強くなっています。
香箱を2つ導入することにより、一定のトルクと効率の良い動力の貯蓄が実現されています。また、この技術が高い精度と長い機構の寿命の秘訣にもなっています。透明のインカブロック耐震装置により、機構は激しい振動にも耐え得るようにできています。
グルシデュール製テンプは、毎時2万8000回の振幅数で振動し、これは4Hzに値します。このテンプの技術的なポイントは、フリースプリングです。この革新的な方法により、時計の精度は非常に高く正確に時を刻みます。精度の調整は、テンプに直接取り付けられた4つの重しによって行われます。両キャリバーにおいて、クロノグラフ機能をオン/オフの状態によって、最長55時間のパワーリザーブを保ちます。
リシャールミルは、両キャリバーに18Kホワイトゴールドとチタン製のローターを搭載しています。このローターの特徴は、時計の着用者のライフスタイルに合わせてローターの効率が調整されることです。68個の受け石が使用されているこれらのキャリバーのサイズは、直径30.25mm、高さ9mmです。
時計製造会社リシャードミルの隆盛
フランス人のリシャール・ミルは、若い頃からテクノロジー、モータースポーツ、またデザインに興味を持っていました。1999年に同社を創立する以前、彼は大学でマーケティングを専攻していました。ミルは世界的な高級ファッション企業体であるLVMHモネ・へネシー・ルイ・ヴィトン、また高級時計メーカー、オーデマ・ピゲにおいて、高級ファッションや時計分野での経験を集めました。
リシャールミル時計の初期の顧客たちは、メーカーが送り出した当初のモデルにおいて同社のビジョンと妥協のない独自性を称賛し、これが今日まで続く同社の成功の基盤となりました。今日ではリシャールミルの時計コレクションには80以上のモデルがラインナップされていますが、時計作りに対する情熱と完璧さは創立以来20年以上そのまま受け継がれています。
リシャールミルは、同社第1号のモデル、RM 001 トゥールビヨンを2001年に発表しました。このモデルとその後継となったRM 002において、ミル社は最新の素材とチタン製の地盤を採用しました。これ以降、スイスのレ・ブルルに拠点を置く同ブランドのサクセスストーリーは、終わり無く続いています。リシャールミルは、現在でも時計史における数々のマイルストーンを築き続けています。特に注目すべきは、2003年に発表されたRM 004で、この時計はスプリットセコンドを搭載し、コラムホイールレバーの素材にチタンを使用するコラムホイールクロノグラフです。また、リシャールミルによる初のトゥールビヨン付きダイバーズウォッチであるRM 025もぜひご覧ください。