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オイスターパーペチュアル デイト: 日表示付き定番時計
オイスターパーペチュアルデイトは、34mmのケースを持つ、若者に人気の男女両用の時計です。日付表示と拡大レンズを搭載したこの時計のデザインは、スポーティで優雅、かつ芸術的な作品とも言え、特に若い世代への贈り物として最適です。
スポーティーで優雅: 日付とレンズ
オイスターパーペチュアル デイトは、人気の3針時計ロレックス・オイスターパーペチュアルの3時位置に日付表示を追加したモデルです。日付表示がより簡単に読み取れるよう、サファイアガラス上には拡大レンズが取り付けられています。ロレックス時計の特徴でもあるこの拡大レンズは「サイクロップレンズ」と呼ばれており、サブマリーナ デイトやデイトジャストなどにも採用されています。
オイスターパーペチュアル デイトはこれらのモデルよりも小型な34mmのケースを持ちます。この比較的小さなケースのため、デイトモデルは若い女性や男性に似合う時計とされています。例えば入学・卒業祝い、成人式や就職祝いなどの贈り物として最適な時計です。時計のデザインはやや控えめでスポーティーかつ優雅に仕上げられています。そのためフォーマルな場面にも合い、カジュアルなシーンでも着用できます。
この時計と同じく定番で、入手が簡単なデイトジャストもケース径は36mmとほぼ同じ大きさです。これよりも大型な時計をお探しの方は、デイトジャスト IIもしくはデイトジャスト 41をご覧いただくと良いでしょう。両モデルとも日付表示とルーペ搭載の3針時計ですが、大きさは41mmになります。デイトジャストにはキャリバー3235が搭載されており、約70時間のパワーリザーブを保ちます。これはオイスターパーペチュアル デイトより22時間も長いリザーブ力です。日付表示はなくてもよいという方におすすめのモデルはロレックス オイスターパーペチュアル 39です。このモデルの39mmある文字盤はさらに簡潔に仕立てられており、時刻がより読み取りやすくなっています。
オイスターパーペチュアル デイトを購入する5つの理由
- 3時位置に設置された便利な日付表示
- 日付を2.5倍に拡大するサイクロップレンズ
- COSC認定済みの高精度クロノメーター
- 日差2秒以内の精度、48時間駆動
- 標準的なサイズで女性・男性用腕時計として着用可能
ロレックス オイスター パーペチュアル デイトの価格
オイスターパーペチュアル デイト Ref. | 価格 (約) | 素材 / ベゼル |
115234 | 90万円 | ステンレス、ホワイトゴールド / フレーテッド |
115200 | 70万円 | ステンレス / ポリッシュ |
15038 | 65万円 | イエローゴールド / フレーテッド |
15053 | 45万円 | ステンレス、イエローゴールド / フレーテッド |
15000 | 40万円 | ステンレス / ポリッシュ |
15010 | 40万円 | ステンレス / エンジンターンド |
6535 | 40万円 | ステンレス / ポリッシュ |
1500 | 35万円 | ステンレス / ポリッシュ |
ロレックス オイスターパーペチュアル デイトの価格
ロレックス オイスターパーペチュアル デイト Ref.115200 ステンレスモデルの未使用品は約70万円、中古品は約55万円でご購入いただけます。このモデルの国内定価は64万8000円で、ロレックスで最も低価格の部類に属します。現在の市場相場は定価を下回ってはいるものの、オイスターパーペチュアル デイトの価格は過去数年間で上昇してきました。2018年中頃には、Ref.115200の未使用品は約65万円で販売されていました。
オイスターパーペチュアル デイトのロレゾールモデルの価格も、同じく上昇してきました。ステンレスとホワイトゴールドから成るこのモデルには、ホワイトゴールド素材のフレーテッドベゼルが取り付けられています。文字盤上の1・5・7・9・11位置には、インデックスの代わりに5石のダイヤモンドが設置されています。 Ref.115234の未使用品は、約90万円でご購入いただけます。中古品の価格は約75万円になります。2018年中旬には、未使用品は約80万円で提供されていました。このモデルの2020年の国内定価は、80万9600円です。
ヴィンテージ オイスターパーペチュアル デイトの価格
オイスターパーペチュアル デイトは1950年代から、ロレックスのプログラム内で確固たる地位を確立しています。このため、ヴィンテージ時計も豊富に提供されています。初期のモデルには、Ref.6534とRef.6535があります。Ref.6534のベゼルはポリッシュ仕上げで、価格は約40万円です。Ref.6535には、アワーマーカーの箇所がやや上にのし上げられており、その間にフレーテッド加工が施されたエンジンターンドベゼルが使用されています。このモデルは、約30万円~55万円でご入手いただけます。この時代のゴールドウォッチは非常に希少で、例えばRef.6537の価格は状態によって75万円前後になります。
ロレックスは1960年代に、オイスターパーぺチュアル デイトにいくつかの変更を加えました。その一つが、毎時1万9800回の振動数で作動するCal.1575による駆動です。また、放射性のあるラジウム塗料に変わり、放射性の少ないトリチウム塗料が使用されるようになりました。もさらに、デザインにも様々なものが追加されました。その種類は、ポリッシュベゼル搭載のステンレスモデルから、コンビモデル、さらには金無垢の時計など多種多様です。金無垢のモデルはRef.1507で、中古価格約60万円でご購入いただけます。ステンレスモデルはそれより格段に安く、Ref.1500は約35万円で提供されています。
1980年代に、オイスターパーぺチュアル デイトの機構にさらなる変更が加えられました。新しい機構のCal.3035には、日付クイックチェンジ機能が追加されました。この機能により、時計が表示する時刻と切り離して、日付のみを素早く設定することが可能となりました。コレクションが提供する時計のデザインの種類は、それ以前と変わらず豊富です。ポリッシュベゼル付きのステンレスモデルRef.15000は、中古約40万円でご購入いただけます。また、エンジンターンドベゼル搭載のモデルも、これとほぼ同じ価格帯で提供されています。コンビモデルには、Ref.15053があります。ステンレスとゴールドの2つの素材から成るモデルの価格は、約45万円になります。最も高価格のセグメントに入るのは金無垢の時計で、約65万円で販売されています。
日表示あり/なしの類似モデル
ケース径34mmのロレックス オイスター パーペチュアル デイトは、現在の男性用腕時計としては小さすぎるサイズです。デイトジャスト 36も、多くの時計ファンにとっては小さめのサイズであり、やや大型サイズのモデルが好まれる今日のトレンドに反するため比較的安い価格で提供されています。デイトジャスト 36のステンレスモデル Ref.116200の未使用品は、約75万円でご購入いただけます。このモデルの中古品は約65万円です。デイトジャスト 36は、オイスターパーペチュアル デイトに比べて少しだけ高い価格だと言えます。
ロレックス デイトジャスト II Ref.116300は41mmのステンレスモデルで、未使用約90万円で提供されています。このモデルの中古品は、未使用品より若干安いもののさほど変わらない価格になります。ロレックスは2016年に、デイトジャスト IIを廃盤にし、その代わりとしてデイトジャスト 41を導入しました。このため、デイトジャスト IIの未使用品を入手するのは年々難しくなり、価格も上昇することが見込まれます。
デイトジャスト 41の駆動時間は70時間にまで向上し、ケースは全体的に薄型に設計されています。Ref.126300はステンレスモデルで、未使用約95万円、中古約90万円でご購入いただけます。
日付なしの類似モデルには、ロレックス オイスター パーペチュアル 39 Ref.114300があります。この時計は日付表示ありのモデルと非常によく似ていますが、ノンデイトでケースサイズは39mmになります。オイスターパーペチュアル 39の価格は、未使用約70万円、中古約60万円です。
防水100mまで
ロレックスは多くのオイスターパーペチュアル デイトモデルにおいて、ステンレス素材を使用しています。使用されている素材は、傷が付きにくく錆びにくい特徴を持つ904Lタイプのステンレスです。また、いくつかのモデルにおいては、この素材と18Kホワイトゴールドの両方が使用されています。このようなコンビモデルは、ロレゾールと呼ばれます。
裏蓋は、ミドルケースにねじ込まれて固定されています。また、2重に密封されたツインロックリューズも、ネジ部分によってミドルケースと接続されています。風防には傷が付きにくいサファイアクリスタルが使用されており、これが時刻をクリアに表示します。防水性は100mで、時計を手首に着用したままプールで泳いだり、海でシュノーケルダイビングを楽しむことができます。
ダイヤモンドのアワーインデックス
ロレックス オイスターパーペチュアル デイトのモデルによっては、ホワイトゴールドやダイヤモンドの使用によって高価格になるものもあります。Ref.115234では、文字盤上の奇数の時刻のアワーインデックスとして、5石のダイヤモンドが使用されています。偶数の時刻には、アラビアインデックスが見られます。
オイスターパーペチュアル デイトの重要なデザイン要素は、文字盤にあります。そのカラーバリエーションとしては、ローズ、シルバー、ダークブルー、ブラックが提供されています。アワーマーカーは細いバーインデックスで、素材には色が褪せることのないホワイトゴールドが使用されています。
自社ムーブメント Cal.3135
オイスターパーペチュアル デイトには日付表示が搭載されているため、ノンデイトのモデルとは異なるムーブメントが搭載されています。最新のモデルにはキャリバー3135が搭載されています。このムーブメントはケースサイズが格段に大型なロレックス サブマリーナやロレックス シードゥエラー 4000ロレックス シードゥエラー ディープシーなどのダイバーズウォッチにも使用されており、その品質を証明しています。腕を動かすことによってパーペチュアル ローターが回転し、それによって時計が巻き上げられる仕組みで、パワーリザーブは約48時間です。日差2秒以内という素晴らしい高精度をもつため、言うまでもなくスイスクロノメーター検定協会 (COSC) の認定も受けています。機構の振動数は2万8800回/秒です。
ロレックス オイスターパーペチュアルの歴史
この日付表示付きのデイトモデルは、1920年代にまでさかのぼる歴史を持つオイスターパーペチュアル・コレクションに属しています。ロレックスはその当時、世界初の防水腕時計を実現するために、オイスターケースを開発しました。このオイスターケースの防水性を証明するために、宝石店のショーケースには小さな水槽が設置されました。金魚の泳ぐ水槽に入れられたオイスターケースを、道行く人々は珍しげに眺めていました。1927年秋には、水泳選手メルセデス・グライツがオイスターパーペチュアルを着用してドーバー海峡横断泳に挑戦しました。グライツ選手は約8時間後、低温の海水のためにこの挑戦を諦める結果となりましたが、長時間に渡り水中で常に動き続けた時計の防水性は証明されました。
1931年に開発されたパーペチュアルローターは、現在ではロレックス以外のメーカーでも使用される標準の技術となりました。腕の動きによって駆動されるローターは金属製で、その錘が振幅することによって、ぜんまいが少しずつ巻き上げられていきます。時計が頻繁に着用され、ゼンマイが巻かれすぎ故障となるのを防ぐため、巻き上げ防止装置が付いています。
ロレックスは1950年代に、34mm径のケースサイズのオイスター パーペチュアル デイトを市場に送り出しました。当時このモデルは、同じく34mmサイズであったエアキングと、それより2mm大型なデイトジャストに並ぶ腕時計とされていました。エアキングと異なり、オイスター パーペチュアル デイトには、その名の通り日付表示が搭載されていました。