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ロレックス シードゥエラー: プロのダイバーズウォッチ
シードゥエラーは、ロレックスのプロ仕様のダイバーズウォッチです。この時計は1200m防水で、圧力調整のためのヘリウムエスケープバルブが備えられています。また、非常に耐久性の強い日常用腕時計としてもご着用いただけます。
深海用に設計された時計
シードゥエラーは、ロレックスで最も堅牢な腕時計の一つです。スイスのジュネーブを拠点とするロレックスは、この時計を1967年に発表しました。これは、そのすでに14年前にリリースされた、、サブマリーナをさらに発展させたモデルでした。シードゥエラーでは、防水性が1220m (122気圧) になり、ヘリウムエスケープバルブの使用により、プロの飽和潜水にも適する時計となりました。シードゥエラー ディープシーは3900m (390気圧) 防水で、44mmのケース径はロレックスの時計の中でも最も大きなサイズに属します。
シードゥエラーには、長年ステンレスケースのみが提供されていましたが、ロレックスは2019年に、ステンレスとイエローゴールドから成るコンビモデルをコレクションに追加しました。同シリーズの時計には、さらに日付窓の上にサイクロップレンズが取り付けられました。以前のモデルには、この拡大レンズは付いていませんでした。
その他のロレックスモデルと同じく、シードゥエラーの価格も非常に安定しています。初代プロトタイプモデルや、2014年のジェームズ・キャメロンによる深海への挑戦を機に発表されたモデルは、ファンやコレクターに特に人気です。これらのモデルの価格は常に上昇しており、投資として最適です。
ロレックス シードゥエラーを買う5つの理由
- ヘリウムエスケープバルブ搭載のプロ用ダイバーズウォッチ
- 最大1220m (122気圧) 防水
- シードゥエラー ディープシーは最大3900m (390気圧) 防水
- COSC認定の自動巻き自社製ムーブメント
- ステンレスとコンビモデルで入手可能
ロレックス・シードゥエラーの価格一覧
モデル / リファレンスナンバー | 価格 (約) | 特徴 |
シードゥエラー「ダブルレッド」1665 | 265万円 | 40mm、610m防水、Cal.1570 |
シードゥエラー コンビ 126603 | 200万円 | 43mm、1220m防水、Cal.3235 |
シードゥエラー「トリプル6」16660 | 190万円 | 40mm、1220m防水、Cal.3035 |
ディープシー D-BLUE Ref.126660 | 170万円 | 44mm、3900m防水、Cal.3235 |
シードゥエラー50周年記念モデル 126600 | 160万円 | 43mm、1220m防水、Cal.3235 |
シードゥエラー 16600 | 160万円 | 40mm、1220m防水、Cal.3135 |
シードゥエラー4000、116600 | 150万円 | 40mm、1220m防水、Cal.3135 |
ディープシー Ref.116660 | 145万円 | 44mm、3900m防水、Cal.3135 |
ロレックス シードゥエラーの価格
シードゥエラーのご購入をご検討の方は、少なくとも150万円のご予算をお立てください。この価格でご入手いただけるのは、例えば、ロレックスが2014年~2017年に製造していたシードゥエラー4000の状態の良い中古品です。Ref.126600などの現行のモデルや、コンビモデルのRef.126603には、平均約160万円~195万円の価格が付けられます。ヴィンテージのシードゥエラーのモデルは、184万円〜270万円の価格で提供されています。
3900m (390気圧) 防水のシードゥエラー ディープシーがお好みの方は、モデルによって約145万円~165万円のご予算をお立てください。状態の良い中古品も、これとさほど変わらない価格で販売されています。
シードゥエラーの詳細
ロレックスは現在、シードゥエラーを2つのバリエーションで提供しています。Ref.126600の標準バージョンには、43mmサイズのステンレスケースと黒文字盤、並びにブラックのセラクロムインサート付きのダイビングベゼルが搭載されています。2つ目のバージョンはRef.126603のコンビモデルで、ケースとオイスターブレスレットの外側のリンクがステンレス製、そして、ベゼル、リューズ、ブレスのミドルリンクが、ロレゾールとも呼ばれるイエローゴールド製になっています。
両モデルに共通する点は、自社製ムーブメント3235による駆動、ケースの左側に設置されたヘリウムエスケープバルブ、そしてサファイアクリスタルの風防です。風防には、シードゥエラーの歴史上初めて、日付表示を拡大するサイクロップレンズが取り付けられました。この時計の防水性は、最大1220m (122気圧) です。
ロレックス・シードゥエラー Ref.126600の未使用品は、Chrono24にて約155万円で販売されています。これは、定価より30万円ほど高い価格になります。その代わり、店舗での購入に比べて、格段に短い待ち時間でご入手いただけます。Ref.126603のコンビモデルも、これと似た価格帯で提供されています。未使用品は約・シードゥエラー Ref.126600の未使用品は、Chrono24にて約155万円で販売されています。これは、定価より30万円ほど高い価格195万円で、これは定価の15万円増しです。また、中古の価格もこれとほとんど変わりません。これは、その他のロレックスモデルと同じく、同リファレンスの資産価値が非常に安定していることを意味します。
シードゥエラー 4000
Ref.126600の前駆モデルは、シードゥエラー 4000のRef.116600で、それ以降のモデルとの相違点は、サイクロップレンズが付いていないこと、小さめのケース (40mm) 、そして駆動に使用されているムーブメントです。ロレックスは、2014年~2018年に製造されていたこのモデルをCal.3135で駆動しています。防水性、ヘリウムエスケープバルブ、全体的なデザインは、現行のシリーズと同様です。
ロレックスがシードゥエラー 400を廃盤にして以降、その価格は確実に上昇しています。2014年の発表時、このモデルの未使用品は約85万円でしたが、2018年に製造が終了された直後には、約125万円にまで上昇しました。現在、未使用品は約150万円で販売されています。中古品は、それを数万円下回る価格で提供されています。過去数年間にRef.116600をご入手された方は、確実な価格の上昇をご期待いただけるでしょう。
シードゥエラー「トリプルシックス」と16600
多くのファンにとって、Ref.16600はシードゥエラーを象徴するモデルです。このモデルは1989年以降、ロレックスの商品として発表され、2008年にディープシーがリリースされるまで製造され続けました。シードゥエラー 16600のスペックは、シードゥエラー 4000とほぼ同一です: 両モデルのケース径は40mmで、防水性は1220m (122気圧) でヘリウムエスケープバルブを搭載し、日付拡大レンズなしのサファイアクリスタルが使用されています。また、駆動にはCal.3135が使用されています。両モデルの間の唯一の大きな相違点は、ベゼルインサートの素材です。シードゥエラー 4000には、ロレックス独自のセラミックであるセラクロム素材が使用されています。
シードゥエラー 16600の価格は、過去数年で大幅に上昇してきました。未使用品の価格は、過去5年間で60万円以上、中古品は約50万円上がりました。未使用の時計は、現在約160万円で、中古品は約100万円でご購入いただけます。
Ref.16600の一つ前のモデル、「トリプルシックス」にも、これと同じことが言えます。後継モデルとの唯一の違いは、Cal.3035による駆動と、トリチウムベースの夜光塗料の使用です。この時計の中古品は約115万円で、5年前と比べて10万円以上高くなっています。未使用品の価格は5年前より60万円ほど上昇しており、現在約165万円で販売されています。
ヴィンテージのシードゥエラーの価格
シードゥエラーシリーズで人気のヴィンテージ時計と言えば、1960年代と70年代の初期のモデルが欠かせません。特に、「Sea-Dweller Submariner 2000」が2行の赤文字で表記されたRef.1665「ダブルレッド」は、ファンに大変注目される時計です。40mmのステンレスケースを備えるこの時計の防水性は610m (61気圧) で、9時位置にはシードゥエラー定番のヘリウムエスケープバルブが備えられています。風防には、当時普及していたプレキシガラスが用いられています。この時計を駆動するのは、Cal.1570です。「ダブルレッド」は比較的希少で、中古価格は約290万円ですが、過去数年間、価格は常に上昇しています。
「グレートホワイト」と呼ばれるRef.1665モデルをご希望の場合、数十万円ご節約いただけます。このモデルは1977年にリリースされ、機能的にはダブルレッドと変わりません。しかし、このモデルでは赤文字から白文字に変わり、文字盤上には「Sea-Dweller 2000ft=610m」と表記されています。状態の良い中古の「グレートホワイト」は、約165万円~305万円でご購入いただけます。
シードゥエラー ディープシー: 最大3900m防水
ロレックス シードゥエラーディープシーのケース径は44mmで、スイスのジュネーブを拠点とするロレックスが提供する、最も大型な時計です。この時計Ref.116660は、2008年に初めてロレックスの商品としてリリースされました。大きなケースサイズにはそれなりの理由があり、ディープシーの防水性は3900m (390気圧) に向上されたことによります。ステンレス製のこの時計には、黒文字盤と、ブラックセラクロムベゼルが取り付けられています。正確な時刻の表示には、Cal.3135が使用されています。未使用のディープシー 11600の価格は約140万円、中古品は約115万円です。
ロレックスはディープシーRef.116660を、映画監督ジェームズ・キャメロンの栄誉をたたえて2014年にD-Blueモデルとしてリリースしました。彼は2012年に、潜水艦でマリアナ海溝の深海1万908mまで潜水しました。ディープシーブルーとしても知られるD-Blue特別モデルの特徴は、文字盤にあります。この文字盤の色は、青から黒にかけてグラデーションになっており、緑の文字で「Deepsea」と表記されています。機能的には、D-Blueはブラックモデルと同一です。Ref.116660 D-Blueモデルの価格は、未使用約170万円、中古約155万円です。
ロレックスは2018年に、ブラックとブルーのディープシーモデルをリニューアルしました。更新後のモデルはRef.126660で、前駆モデルと異なる機構で駆動されています。この時計にはCal.3235が使用されています。未使用のブラックモデル126660は、約155万円でご購入いただけます。D-Blueダイヤル搭載のモデルには、未使用約170万円の価格が付けられます。中古時計の価格は、これより数万円ほど安い程度になります。
ヘリウムエスケープバルブで長時間潜水
ロレックス・シードゥエラーには、長時間の潜水の際に必要となる機能である、ヘリウムエスケープバルブが追加されています。飽和潜水の際には、呼吸するガスの中にヘリウムが混合されます。このヘリウム原子は非常に小さいため、時計のロレックス・シードゥエラーには、長時間の潜水の際に必要となる機能である、ヘリウムエスケープバルブが追加されています。飽和潜水の際には、呼吸するガスの中にヘリウムが混合されます。このヘリウム原子は非常に小さいため、時計のガスケットを通してケース内に入り込んでいきます。潜水士が通常の水圧に身体を成らすための減圧室では、時計のケース内に入り込んだヘリウムが膨張し、場合によっては時計の風防ガラスが破裂してしまいます。この現象への対策として、ケース内外の圧力を均等に保つための、ヘリウムエスケープバルブが備えられました。
シードゥエラーのベースとなったサブマリーナ
ロレックス シードゥエラーの始まりは、潜水作業専門会社COMEXと深く関わっています。1960年代には、沖合において石油施設が盛んに開拓されました。これにより、石油プラットフォームやパイプライン構築など、潜水士の新しい活躍場所が増えました。
フランスの潜水専門会COMEXは、1961年以降、このような水中での作業を専門にしてきました。ロレックスはCOMEX社に、世界初のヘリウムエスケープバルブを搭載する腕時計サブマリーナ Ref.5513を供給しました。文字盤の表面にある「COMEX」の文字が、このサブマリーナモデルのもう一つの特徴です。この時計は、現在約615万円で販売されています。
ロレックスは1967年にシードゥエラーを発表しました。これは世界で初めてヘリウムエスケープバルブを搭載した腕時計で、610mの防水性を備え、市販用に生産されました。このような時計は当時まだ新しいものでしたが、製造本数は限られていました。同モデルのリファレンスナンバーはRef.1665で、状態の良い中古品は約310万円で提供されています。