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セーリングに最適なロレックス ヨットマスター
ロレックスのヨットマスターは船乗り用の時計です。ゴールドとプラチナ製のモデルは、デッキ上でもベイリゾートでも目を惹きます。2019年以降このモデルには、70時間駆動のCal.3235が使用されています。
セーリングを楽しむ人の高級時計
ロレックスとマリンスポーツは、1950年代以降切り離せない関係となっています。その証となるモデルには、サブマリーナやシードゥエラーに並び、ヨットマスターがあります。1992年以降提供されているヨットマスターがこれら2つのモデルと異なっているのは、船乗りのための時計である点です。
29mm~42mmの異なるケースサイズがあるヨットマスターは、レディース用・メンズ用の腕時計としてご着用いただけます。素材には18Kゴールド、そしてゴールドとプラチナまたはロレックスにて「オイスタースチール」と呼ばれる904Lステンレスのコンビが提供されています。このステンレス素材は特に耐久性に長けており、錆びにくいという特徴を持ちます。ロレックスは、ゴールドとオイスタースチールのコンビに「ロレゾール」という名前を付けています。また、オイスタースチールとプラチナのコンビは「ロレジウム」と呼ばれ、これはヨットマスターシリーズの時計のみに使用されます。ロレジウムのモデルは、ケースとブレスレットはステンレスで、ベゼルには950タイプのプラチナ素材が使用されます。
ベゼルが両方向回転式である点は、ヨットマスターがサブマリーナやシードゥエラーと異なっているもう一つの特徴です。モデルによっては、回転ベゼルのインサートに、耐傷性の強いセラミック素材が使用されています。ケースは100 (10気圧) 防水で、時計を手首にはめて海で泳いだり、シュノーケルダイビングを楽しむことが可能です。
このコレクションで最も高級なモデルは、レガッタクロノグラフ搭載のヨットマスター IIです。このカウントダウン機能は元々セーリングスポーツ選手のために開発されたものですが、日常生活においても活躍する便利な機能です。
ロレックス ヨットマスターを買う5つの理由
- ゴールドやプラチナなどの最高級素材
- ステンレスとプラチナのコンビ、ロレジウムはヨットマスター専用
- レガッタクロノグラフ搭載のヨットマスター II
- 70時間駆動の自社製ムーブメント
- 29mm~42mmの多様なケースサイズ
ロレックス ヨットマスターの価格一覧
Ref. | 価格 (約) | ケース径 / 素材 |
116688 | 430万円 | 44mm、イエローゴールド |
226659 | 345万円 | 42mm、ホワイトゴールド |
116655 | 275万円 | 40mm、エバーローズゴールド |
268655 | 250万円 | 37mm、エバーローズゴールド |
116680 | 195万円 | 44mm、ステンレス |
116621 | 155万円 | 40mm、ロレゾール |
126622 | 150万円 | 40mm、ロレジウム |
116622 | 145万円 | 40mm、ロレジウム |
268621 | 140万円 | 37mm、ロレゾール |
268622 | 130万円 | 37mm、ロレジウム |
ロレックス ヨットマスターの価格
エバーローズゴールドとステンレスから成るロレックス ヨットマスター 40 Ref.126621は、未使用約170万円、中古約160万円でご購入いただけます。2019年にリリースされたこのモデルは、70時間のパワーリザーブを誇るロレックスの自社ムーブメント3235によって駆動されています。Ref.116621の旧モデルの未使用品は約155万円で販売されており、中古品は約140万円でご入手いただけます。このモデルに搭載されている機構は、48時間駆動のCal.3135です。
Ref.126655のケース径も同じく40mmで、Cal.3235で駆動されています。ケース素材は、18Kエバーローズゴールドです。ロレックスはこの腕時計に、柔軟性のある金属板エラストマーを使用した、オイスターフレックスブレスレットを取り付けています。ベゼルの素材にはエバーローズゴールドが使用されており、インサートはブラックCerachrom-セラミックです。このヨットマスター 40モデルの未使用品は、約300万円で、中古品は約280万円でお買い求めいただけます。旧モデルのRef.116655はCal.3135で駆動されており、未使用・中古とも前述のモデルに比べて約25万円安く提供されています。
ロレックスはヨットマスター 40を、独自の組み合わせのコンビ素材であるロレジウムでも提供しています。ステンレスとプラチナのコンビネーションは特に上品で、それでも慎ましい印象を与えます。このモデルでは、ケースと3連リンクのオイスターブレスレットがステンレス製で、ベゼルはプラチナ950です。ブレスレットのミドルリンクはポリッシュ仕上げされており、外側のリンクにはサテン仕上げが施されています。この点は、ブレス全体がサテン仕上げのサブマリーナやシードゥエラーと異なっています。ロレジウムモデルは、2019年以降Cal.3235によって駆動されています。このモデルはRef.126622で、未使用約150万円、中古約140万円でご購入いただけます。その前のモデルRef.116622の価格は、未使用、中古共に25万円ほど安くなります。
ロレックス ヨットマスター 42の価格
42mmサイズのヨットマスターがお好みの方は、Ref.226659をご覧ください。2019年に発表されたこの時計は18Kホワイトゴールドで、Cal.3235にって駆動されています。ロレックスはこのモデルのベゼルに、ブラックセラクロム素材を使用し、その表面には数字の目盛りが表示されています。また、オイスターフレックスブレスレットも黒で統一されています。ヨットマスター 42 Ref.226659の未使用品は、約350万円でご購入いただけます。中古品は、それより10万円強安く提供されています。
レディースモデルの価格
ヨットマスター 37は現行のコレクション内で一番小型なモデルですが、それほど小さくもないためメンズ時計としてもご着用いただけます。ロレックスは1990年代と2000年代に、29mmと35mmサイズのモデルを提供していました。これらの時計はコレクション内でも最安値で販売されており、約50万円でご入手可能です。35mmモデルは、約70万円からの価格でご購入いただけます。
37mmサイズのモデルの価格はそれより約12万円ほど高くなりますが、最新のロレックス技術が搭載されています。2014年以降、このモデルはレディデイトジャストなどにも使用されているCal.2236で駆動されています。この機構のパワーリザーブは55時間で、ロレックスが独自開発したシリコン、シロキシ ヘアスプリングが使用されています。このひげゼンマイは磁気の影響を受けず、非常に高精度です。ヨットマスター 37は、その他のロレックス時計と同じく「Superlative Chronometer」で、日差は±2秒までとなっています。
ロレックスは37mmモデルを、エバーローズゴールド、ロレゾール、ロレジウムなどの多様な素材で提供しています。ロレジウムモデルはRef.268622で、未使用価格は約130万円、中古価格は約125万円です。ヨットマスター チョコレート Ref.268621は、ロレックスファンの間で大変人気のモデルです。ステンレスとエバーローズゴールドから成るこの時計の特徴は、チョコレートブラウンの文字盤にあります。未使用品の価格は約140万円、中古品は約135万円になります。
オイスターフレックスブレスレット付きの18Kエバーローズゴールドモデルの価格は、未使用品で約250万円、中古品で約225万円になります。37mmモデルの中でも最も高級なモデルは、ダイヤモンドで装飾された文字盤を搭載したRef.268655です。この美しい時計の国内定価は、233万900円です。
ヨットマスター IIの価格
デイトナを購入したいが入荷待ち時間が長すぎる、もしくは価格が予算をオーバーしている、という方には、同じくロレックスから提供されているヨットマスター IIがおすすめです。このウォータースポーツ用の腕時計にはタイマー機能が追加されており、タイムをストップすることができます。また、この時計には世界で初めての機械記憶でプログラミング可能なカウントダウン機能が搭載されています。この機能はそれ以前、クォーツ機構を使用した電池駆動の時計のみに搭載されていました。
静止状態からスタートするカーレースなどと違い、レガッタではヨットがスタートラインの手前を往復しながら発艇号令を待ちます。発艇号令が出た後にできるだけ早くスタートラインを切るために、ヨットマスター IIのタイマー機能が役立ちます。
ヨットマスター IIはロレックス時計の中で最も複雑な機能を持つモデルです。またこの時計は直径44mmで、同じく44mmのケースを持つシードゥエラー ディープシに並び、ロレックスが提供する時計の中で最も大きなサイズです。
素材に関してはステンレス、イエローゴールド、もしくはステンレスとエバーローズゴールドのコンビ、ホワイトゴールドとプラチナのモデルからお選びいただけます。Ref.116680はステンレスモデルで、未使用約200万円、中古約175万円でご購入いただけます。ステンレスとエバーローズゴールドから成るコンビモデルは、Ref.116681です。このレガッタクロノグラフの未使用品は、約250万円でご購入いただけます。中古品は、約220万円でご入手いただけます。
18Kイエローゴールドのモデルをご希望の場合、未使用品には約435万円、中古品には約405万円のご予算をお立てください。ホワイトゴールドとプラチナのモデルは、約450万円でご購入いただけます。ホワイトゴールドとプラチナのRef.116689の中古モデルは大変安く提供されており、約310万円からの価格でご購入いただけます。
ヨットマスター IIの特徴
- レースに便利なタイマー機能付きレガッタクロノグラフ
- 世界初のプログラミング可能な機械記憶のカウントダウン機能
- ケース径44mm
- ステンレス、イエローゴールド、ホワイトゴールドとプラチナ、エバーローズゴールドとステンレスの素材
ヨットマスターの資産価値の安定性
ヨットマスターの資産価値は、その他ほぼすべてのロレックスモデル同様、大変安定しています。これは、未使用時計にも中古時計にも共通しています。時によって価格は上下するものの、大抵は安定した推移を見せます。2019年以前に発表された6桁のリファレンスナンバーのモデルにはCal.3135が搭載されており、ここ数年の間で価格が上昇してきました。例えば、オイスターフレックスブレスレット付きのエバーローズゴールドのヨットマスター 40モデル Ref.116655は、2017年にはまだ235万円以下で販売されていました。このモデルには2019年に約300万円の価格が付けられ、2020年中旬には約275万円に落ち着きました。
ヨットマスター チョコレート Ref.116621の価格も、過去数か月で上昇してきました。このモデルの未使用品は、2017年には約135万円でしたが、2020年には約155万円になりました。しかし、70時間駆動のCal.3235を搭載する後継モデルに比べると、2019年以前にリリースされた時計はそれでも比較的安くご購入いただけます。
デザインの特徴と詳細
ヨットマスターのデザインの大部分は、ロレックス サブマリーナを連想させます。伝統的なオイスターケースと3連リンクのオイスターブレスレット、リューズガード、3時位置に設置された日表示と拡大レンズなどが両モデルに共通しています。また、時針と分針、インデックスなどの箇所も古いダイバーズウォッチを思わせます。
しかし、詳細を見るとその相違に目がつきます。秒針とヨットマスターの刻印は赤とライトブルーのみに限定されています。リューズガードはやや大型になっており、ケースの縁は丸く仕上げられています。大きな違いはベゼルにあります。レリーフの浮き彫り部分はポリッシュ仕上げになっており、マットなで下地と対照的です。また、逆回転防止ベゼルを備えるサブマリーナと違い、ヨットマスターのベゼルは両方向に回転します。
ケースのサイズと素材のコンビネーションだけでなく、文字盤のデザインも豊富です。暗い場所で青白い光を放つインデックスは、黒文字盤と対照的です。ロレックスはまた、マザーオブパールやプラチナ製の文字盤を提供しています。特に熱い人気を誇るのは青文字盤で、これは遠目からでも目立つ、マリンスポーツに最適なデザインです。