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セイコー アストロン 世界初のGPSソーラーウォッチ
セイコーの「アストロン」は、GPS受信とソーラー駆動によって世界中のどこにいても正しい時刻を表示する永久カレンダーを搭載したハイテク腕時計を展開するコレクション。上位モデルは、クロノグラフ機能やデュアルタイム機能を備えています。
目次
日本製のスタイリッシュなハイテクウォッチ
2012年、セイコーはソーラー駆動とGPS受信を備えた世界初の腕時計、アストロン GPSソーラーを発表。世界初のクォーツ式腕時計の発表から40年後、セイコーはまたしても時計史に残る偉業を達成しました。アストロンでは、ベゼルの下に収められているリング状の小型アンテナがGPS信号を複数の衛星から受信し、自動で針を現在のローカルタイムに設定します。この機能は、モデルとキャリバーに応じて39または40のタイムゾーンに対応しています。
時計の時刻調整は1日に1回行われるため、その誤差は10万年にわずか1秒とされています。アストロンでは、永久カレンダーは2100年2月28日まで調整する必要がありません。というのも、2100年は平年であり、うるう年にあたる年であっても、2月29日がないためです。また、太陽光などの光をエネルギー源としていることから、電池交換の必要もありません。
アストロンには、ビックデイトやデュアルタイム機能、クロノグラフ機能付きのものもあります。クロノグラフモデルでは、最大6時間まで5分の1秒単位で計測することができます。アストロンの中で最も注目のモデルは、3500本限定のノバクジョコビッチリミテッドエディション Ref. SBXB105です。
セイコー アストロンを買う理由
- 世界初のGPSソーラーウォッチ
- ジウジアーロ・デザインの3000本限定特別モデル Ref. SBXB121
- 時間を計測できるアストロン GPSソーラー クロノグラフ
- 第2タイムゾーンを表示できるアストロン GPSソーラー デュアルタイム
セイコー アストロンの価格一覧
アストロンモデル / Ref. | 価格(約) | 機能 |
GPSソーラー ジウジアーロ・デザイン / SBXB121 | 52万円 | クロノグラフ, 日付表示 |
GPS ソーラー "ノバク・ジョコビッチ" / SBXB105 | 38万円 | デュアルタイム、永久カレンダー |
GPSソーラー・クロノグラフ / SBXB005 | 32万円 | クロノグラフ, 日付表示 |
GPSソーラー デュアルタイム / SBXB149 | 28万円 | デュアルタイム、ビッグデイト |
GPSソーラー / SBXB161 | 19万円 | 日付 |
セイコー アストロンの価格
セイコー アストロンの時計の価格は、日付表示付き3針モデルが約19万円から、イタリアのインダストリアルデザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロが手がけたものが約40万円と、さまざまです。SBXB005のようなクロノグラフは、中価格帯に位置し、約30万円で購入可能です。
最高の精度:アストロン GPSソーラー クロノグラフ
セイコー アストロン GPSソーラー クロノグラフはGPS受信によって原子時計と同じくらい正確に時を刻み、さらには便利なクロノグラフ機能も備えています。2014年に発表された際には、GPS機能とクロノグラフ機能を併せ持つ初のソーラーウォッチでした。
その後、アストロンGPSソーラー・クロノグラフには、永久カレンダーとワールドタイム機能が加わりました。セイコーはケース素材にチタンを採用し、ベゼルにはセラミックが使用されています。また、セイコーは一部のモデルにブラックのDLCコーティングを施しています。1000本限定の服部金太郎 限定モデル SBXC156はブラックコーティングが施され、プッシャー、リューズ、裏蓋にはゴールドメッキが施されています。
アストロン GPSソーラー デュアルタイム
ビジネスマンや海外旅行へ頻繁に出かける場合、ローカルタイムとホームタイムを同時に表示させることができるデュアルタイム機能はとても便利です。アストロン GPSソーラー デュアルタイムは最先端のデュアルタイム時計の一つです。クラシックなチタンモデルから金メッキが施されたステンレスモデルまで、さまざまなバリエーションがあります。
その外観は、クロノグラフのように見えますが、よく見ると、サブダイヤルはホームタイム、曜日、時計の動作モードを表示するために使用されていることがわかります。時計の様々な機能をプッシュボタンで操作することができます。
また、アストロンGPSソーラーデュアルタイムにも興味深い特別モデルがあります。たとえば、2024年に発売されたNexter Starry Sky 限定モデル SBXC145は、夜空からインスピレーションを得ています。チタンケースはブラックでコーティングされ、文字盤はブラックとブルーのグラデーションカラーです。ダークカラーのケースや文字盤とは対象的に、針、インデックス、ベゼルの目盛りは、ゴールドメッキが施されています。またサイズは42.7mm。世界限定1,200本で発売されています。
ジウジアーロ・デザインのセイコー アストロン
セイコーがイタリア人デザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロデザインの世界初のクォーツ式クロノグラフを発表したのは1983年のことでした。今日、その時計は、セイコーファンの間で最も人気のあるコレクターズウォッチの一つとなっています。
3000本限定で発売されたセイコー アストロン GPS ソーラー クロノグラフ ジウジアーロ・デザイン 限定モデル SBXB121のデザインは、1983年のモデルをベースにしていますが、全体的によりスポーティーな印象です。ベゼルに刻まれたタキメータースケールから、このクロノグラフがレーシングドライバーやレースファンをターゲットにしていることがわかります。文字盤とケースに配されている赤と緑のカラーアクセントも、スポーティーな外観を引き立て、チタン製のケースとブレスレットは、ブラックハードコーティングのおかげで耐久性が高くなっています。すべてのアストロン クロノグラフと同じく、この限定モデルも最大で6時間まで計測することが可能です。
クォーツ アストロン:世界初のクォーツ腕時計
1969年、セイコーは時計業界に革命を起しました。10年にわたる開発期間を経て完成した世界初のクォーツ式腕時計は、クリスマスに間に合わせ、限定モデルとして発表されました。セイコーは当時から、自社による一貫生産体制を取っており、現在ではスイスを代表する時計メーカーの競合ブランドにまで成長を遂げています。1969年に100本限定で発売されたアストロンは当時45万円で、それはミドルクラスの車に値する金額でした。
それから約40年後、セイコーはクォーツ アストロンの復刻モデルを発表。200本限定の特別モデルは、直径41mm、厚みは3.1mmです。ケースはブライトチタン製で、シリコンまたはクロコダイルレザーのストラップが付属します。搭載する9F62には、最高品質の水晶振動子のみが使用され、気温の変化にも対応する高い精度が保証されます。そのため、年差は10秒とされています。
よくある質問
アストロンの時計は投資に適していますか?
セイコー アストロンの時計は、高品質で信頼性が高く、非常に正確な時計であり、価格に見合った素晴らしい性能を備えています。しかし、投資対象としてはあまり適していません。価値は比較的安定していますが、今後も上昇する見込みはありません。
ノバク・ジョコビッチとセイコー アストロンの関係は?
ノバク・ジョコビッチは長年セイコーのアンバサダーを務め、セイコー アストロン ノバク・ジョコビッチ 限定モデルが誕生しました。限定モデルは、アストロンGPSソーラーデュアルタイムのスペシャルバージョンです。
セイコー アストロンに代わるものはありますか?
セイコーのアストロンに代わるものとしては、シチズンのサテライトウェーブGPSと呼ばれるキャリバーを搭載したモデルや、カシオのG-ショック G-スクワッドと呼ばれるモデルがあります。ほぼすべてのスマートウォッチにはGPS機能も搭載されています。