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キングセイコー – 高品質な国産ドレスウォッチを良心的な価格で
セイコーは、キングセイコーで、高品質でエレガントなデザインのドレスウォッチを展開しています。そのデザインは1960~70年代のキングセイコーのモデルからインスピレーションを得ています。
キングセイコーの復活
日本を代表する時計メーカーであるセイコーは、1960年代初頭にグランドセイコーとキングセイコーを発表。ともに、セイコー時計の品質を新たなレベルに引き上げるべく生まれたブランドです。グランドセイコーは、 長野県、諏訪にある精工舎で、キングセイコーは東京、亀戸にある第二精工舎で誕生しました。2つの工房は、より精密で、より美しい仕上げの時計をつくるために競い合っていました。
セイコーは「キングセイコー」を、幅広い層にアピールする上質なデイリーウォッチと位置づけました。そのデザインはシンプルなもので、洗練された文字盤にアプライドのバーインデックス、手作業で磨き上げられたドーフィン針やバトン針が配され、ステンレス製のケースにはラウンド型、トノー型、またはレクタンギュラー型とバリエーションがあります。
搭載されているのは高精度な44系、45系、56系、52系のキャリバーで、後者の3つはテンプの振動数を高めることで特に優れた精度を保証するハイビートキャリバーです。
キングセイコーは1975年に生産終了となりましたが、2000年以降、復刻デザインの限定モデルが発売され、その人気から2022年にキングセイコーが正式に復活。セイコーの一つのブランドとしてラインアップされています。
キングセイコーを買う理由
- シンプルなデザインの高品質なデイリーウォッチ
- 高精度な自社製キャリバー
- 優れた仕上がり
- レディース用、メンズ用ともに展開
キングセイコーの価格一覧
モデル / Ref. | 価格(約) | サイズ / 口径 |
KS1969 100周年記念限定モデル / SDKA023 | 36万円 | 39.4 mm / 6L35 |
KSK 110周年記念限定モデル / SDKS013 | 30万円 | 37mm / 6R31 |
KSK / SDKS021 | 24万円 | 38.3 mm / 6R55 |
45KS ハイビート / 45-7000 | 11万円 | 36.5 mm / 4500A |
56KS ハイビート/5625-7000 | 6万2000円 | 37mm / 5625A |
キングセイコーの価格
キングセイコーはヴィンテージの場合、安価に購入することが可能です。Chrono24では、1960~70年代の保存状態の良い時計を5万5000円前後で見つけることができます。
現行モデルの時計の場合、未使用品で約24万円~32万円です。限定モデルの場合は、約40万円~50万円と価格が上がります。
キングセイコー 復刻モデルについて
キングセイコーはKSKとKS1969に分類することができ、いずれも1960年代のキングセイコーをベースにデザインされています。
たとえば、KSKをベースモデルにするSDKA005は、1965年のリファレンス44-9990をモデルにしています。一方、SDKS023は、1968年に初公開されたヴィンテージのリファレンス45-7000をモデルにしています。KSKモデルに共通するのは、ラウンドケース、角ばったラグ、ドーフィン針、アプライドのバーインデックスです。12時位置に配されたインデックスは、ダブルバーデザインで、手作業で装飾が施された繊細な作りになっています。KSKモデルの多くは直径38.6mmで、自動巻きキャリバー6L35を搭載しています。その他にもコンパクトな直径38.3mmや37mmもモデルがあります。搭載されているのはキャリバー6R55や6R31です。
KS1969モデルは、KSKモデルとは見た目が大きく異なり、1969年に発表された4502-7010にインスパイアされたトノー型ケースを備えています。また、ケースサイズは39.4mmで、文字盤のデザインもKSKモデルとは若干異なり、アプライドバーインデックスに、スリムなバトン針が組み合わされています。搭載されているのは、キャリバー6L35です。
セイコーはKSKとKS1969の両モデルに、さまざまな文字盤カラーを用意しています。また、すべての時計に上質なステンレス製ブレスレットが付いています。
限定版のキングセイコー 復刻モデル
セイコーはキングセイコーの復刻モデルの限定版をいくつか発表しています。2000年、ヒストリカルコレクションの一環として、5625-7000を忠実に再現したSCVN001を発表しました。
2021年には、創業140周年記念モデルとして、44-9990のデザインのデザインを受け継ぐKSK 復刻デザインのSDKA001が発表されました。
現在のコレクションには、セイコー腕時計110周年記念限定モデルSDKS013やSEIKOブランド100周年記念限定モデルSDKA023といった限定モデルもあります。限定モデルでは、特に精巧にデザインされた文字盤が特徴で、SDKS013が1200本、SDKA023が700本の限定生産です。
キングセイコー ヴィンテージモデル
初代キングセイコーは1960年から1975年まで製造され、搭載するキャリバー別に44KS、45KS、56KS、52KSの各シリーズに分かれています。44KSシリーズには、テンプの振動数が毎時1万8000回の手巻き式ムーブメント、キャリバー44Aが搭載されています。一方、45KSシリーズでは、45系のキャリバーが使用されています。この手巻き式ムーブメントは、テンプの振動数が毎時3万6000回というハイビートキャリバーです。56KSと52KSシリーズには、56系と52系の自動巻きムーブメントが搭載されています。 セイコーはこれらのムーブメントもハイビートキャリバーとしていますが、テンプの振動数は毎時2万8000回です。
ヴィンテージのキングセイコーには、さまざまなケースの形があります。たとえば、45-7000はクラシックなラウンド型、5625-7030はトノー型、5626-5010はレクタンギュラー型をしています。また、文字盤やストラップも数多くのバリエーションがあります。
クオーツムーブメントを搭載したキングセイコー
セイコーは1975年から数年間、キングクォーツというの名前の時計を製造しています。その例が、クォーツムーブメント4823を搭載した4823-8130です。この時計には、1970年代の多くの時計に見られるように、一体型ブレスレットを持ち、文字盤はメカニカルなキングセイコーらしいデザインをしています。
よくある質問
キングセイコーとは?
キングセイコーは、セイコーの中でも特に高品質な時計のコレクションです。クラシカルでエレガントなデザインと精密な自社製ムーブメントが特徴です。
キングセイコーは良い時計ですか?
キングセイコーは、その品質の高さで知られ、ムーブメントには精度の高い自社製ムーブメントが採用され、ケースと文字盤は高い技術で美しく仕上げられています。