タグ・ホイヤー フォーミュラ1
>で2,182件の商品が見つかりましたフォーミュラ 1: タグ・ホイヤーの世界への入り口
スポーツウォッチコレクション フォーミュラ 1は、タグ・ホイヤーの中でも安い価格で購入できる時計シリーズです。高精度なクォーツ、または自動巻きムーブメントが、クロノグラフやGMTなどの機能を提供します。また、数多くの特別エディションが、コレクターを魅了します。
タグ・ホイヤー初の時計 (旧: ホイヤー社)
フォーミュラ 1コレクションの時計は、スイス高級時計メーカータグ・ホイヤーのプログラム内で特別な重要性を持っています。その理由はこの時計が、1986年に先進技術への投資会社であるテクニーク・ダバンギャルド (TAG) によってホイヤー社が買収された後、初めて発表されたものだったからです。
タグ・ホイヤーのデザイナーであったEddy Burgener氏は、フォーミュラ 1に当時大変人気があったSwatchの時計を参考として取り入れました。彼はケースの素材にステンレスを使用し、その円周をカラフルなグラスファイバーで囲いました。歯車のような幅の広いベゼルと、大きなアラビア数字のミニッツスケールが、このモデルのスポーティーなルックスの要素となっています。このシリーズにはロンダ社やETA社から供給されたクォーツキャリバーによって駆動される、さまざまな3針モデルやクロノグラフが含まれています。
フォーミュラ1は第1号モデルの発売以降、これまで数回の発展を遂げてきています。例えば、カラフルなグラスファイバーのケースは1990年後期以来使用されなくなりました。タグ・ホイヤーはその後ステンレスを使用するようになり、2012年以降ETA社の機構を美しく仕上げた自動巻きキャリバーを採用するようになりました。このシリーズのハイライトの1つは、バルジュー7750をベースとしたキャリバー16を搭載するクロノグラフです。これに対し、昔のモデルから現在まで継承されている特徴は、派手なベゼルと最大200m (20気圧) の防水性です。フォーミュラ 1がモータースポーツにインスピレーションされたモデルであることは明らかですが、海やプールなどでも着用可能です。
ケースサイズが32mmや35mmのレディースウォッチも数多く存在し、特にベゼルに宝石装飾が施されたものは非常にエレガントです。
タグ・ホイヤー フォーミュラ 1を買う5つの理由
- タグ・ホイヤーのレーシングウォッチシリーズが提供する安価なモデル
- TAGグループによるホイヤー社買収後に発表された初のモデル
- クロノグラフ機能もしくはGMT機能搭載の自動巻き / クォーツ機構
- 最大200m (20気圧) の防水性
- モータースポーツに感化されたスポーティーなデザイン
タグ・ホイヤー フォーミュラ 1の価格一覧
フォーミュラ 1 Ref. | 価格 (約) | 機能 / Cal. |
WA1219 | 4万円 | 日付表示 / ETA 955.412 (クォーツ) |
380.513 | 5万円 | 日付表示 / ロンダ SA 705 (クォーツ) |
CAC1111 | 8万円 | クロノグラフ / ETA 251.262 (クォーツ) |
CAH1011 | 9万円 | クロノグラフ / ロンダ 5040B (クォーツ) |
WAZ2014 | 17万円 | スモールセコンド / 日付表示 / キャリバー 6 (自動巻き) |
WAZ2011 | 18万円 | 日付表示 / キャリバー 5 (自動巻き) |
WAZ211A | 19万円 | 日付表示 / GMT / キャリバー 7 TT (自動巻き) |
CAZ2015 | 28万円 | クロノグラフ / キャリバー 16 (自動巻き) |
タグ・ホイヤー フォーミュラ1の価格
タグ・ホイヤーのフォーミュラ 1では、1980年代や90年代のモデルが最も安く手に入ります。運が良ければ、この年代の中古品は3万円以下で購入できます。例えば、Ref.380.513、370.513、WA1211、WA1213などをご覧ください。このような古いクォーツ時計は、ロンダ SA 705やETA 955.412といったタイプのキャリバーで駆動されています。また、3時位置には日付表示があります。
ここ数年の新しいモデルも、これらに比べてわずかに高い程度です。例えば、日付表示付きの3針モデルやクォーツムーブメントを搭載したモデルは、中古で約7万円弱から購入できます。一方、直径43mmでオレンジ色の文字盤を持つRef.WAZ101Aは、未使用品で約16万円です。この時計は1980年代から1990年代のカラフルなモデルを彷彿とさせます。
シンプルな色でビッグデイト
2004年、タグ・ホイヤーのデザインが一新されました。基本的な趣はそのまま継承されましたが、カラフルな文字盤とグラスファイバーは過去のものとなりました。ケースの素材はステンレスになり、サイズは40mmでより大型になりました。また、当時ブランド・アンバサダーであった F1レーサーのキミ・ライコネンのアイデアにより、側面にはポリウレタンのガードが取り付けられています。ブラックのPVDコーティングが施されたベゼルは、ケースとのコントラストを成しています。また、文字盤のデザインも以前とは異なるものになりました。今までより整った印象の文字盤では、3時、6時、12時位置に見られるアプライドのインデックスが高級感を与えます。また、時計の表示を保護するサファイアクリスタルも、上品なルックスの一部となっています。
4時30分の位置に日付が表示される、クォーツ機構 ETA F06.111搭載の3針モデルには、時計のコンディションにより約5万円~7万円の価格が付けられています。また、ETA G10.711キャリバーを使用したクロノグラフもこれと同価格帯で提供されており、この時計では1/10秒のインダイヤル、ミニッツカウンター、スモールセコンドがそれぞれ2時、6時、10時位置に取り付けられています。ただし、日付表示は4時半の位置に置かれています。
ロンダ機構を搭載するフォーミュラ 1 グランドデイト
フォーミュラ 1 グランドデイトに対して、タグ・ホイヤーは2009年にロンダ社製のクォーツムーブメントを再び採用しました。その名の通り、44mmのステンレススチール製ウォッチにはビッグデイトが搭載されています。これは、3針バージョンではスモールセコンドと同じく6時位置に表示されます。状態の良い商品の価格は、10万円程度です。
一方、クロノグラフモデルでは、12時位置に日付表示があります。2時、6時、10時位置には、クロノグラフカウンターとスモールセコンドのインダイヤルが配置されています。価格は、ステンレス製ケース、ブラックダイヤル、ラバーストラップのものが約7万円から、パンダダイヤルとステンレスブレスレットのものが約10万円で販売されています。
2012年以降、ETA自動巻きムーブメント
タグ・ホイヤーは、2012年に初めて機械式クロノグラフ キャリバーを搭載したフォーミュラ 1を発表しました。ムーブメントには、バルジュー7750をベースにしたキャリバー16を搭載し、6時と12時位置に時・分カウンター、3時位置に日付表示、9時位置にスモールセコンドを配置しています。ケースのデザインは当初、クォーツムーブメントを搭載したF1クロノグラフと同様のものでした。しかし、2015年のデザイン変更後は、ケースの形状がよりホイヤーのオータビアに似たものになりました。ステンレスのケースとよく似合うストラップを備えたRef.CAU2011などの状態の良い古いモデルは、25万円前後で購入できます。また、Ref.CAZ2010のようにケースがリニューアルされたモデルの未使用品も、ほぼ同じ価格で販売されています。
数年前からフォーミュラ 1のコレクションには、3針のな自動巻きモデルが含まれています。例えば、フォーミュラ 1 キャリバー 5は、3時位置に日付が表示されるスポーティーな3針時計で、その駆動にはETA2824-2が採用されています。ケース径は41mmまたは43mmで、価格は約15万円~18万円です。
また、フォーミュラ 1 キャリバー 6は、日付表示搭載の3針時計です。このモデルでは、秒は中央のセンター針でなく6時位置のインダイヤルに表示されます。43mm径の大型なステンレスウォッチの未使用品は、約16万円で購入できます。
フォーミュラ 1 キャリバー7の心臓部には、ETA2893-2をベースとしたキャリバー 7が搭載されています。このキャリバー 7は、GMT機能を備えており、第2タイムゾーンを表示できます。そのため、追加の時針と24時間目盛のベゼルが備えられています。昼と夜を区別するために、ベゼルは片方がブルーの背景、もう片方がブラックの背景になっています。この実用的なタイムピースの未使用品のご購入には、20万円前後のご予算が必要です。
タグ・ホイヤー フォーミュラ 1 特別モデル
タグ・ホイヤーは定期的にフォーミュラ 1の特別モデルを発表してきました。アストン・マーティン レーシングやマックス・フェルスタッペン、レッドブル レーシング、インディアナポリス500、アイルトン・セナ、ガルフレーシングなどのモータースポーツに捧げられたモデル以外にも、全く異なるテーマの特別モデルも提供されています。例えばその1つには、マンチェスターユナイテッド スペシャルエディションがあります。また、ポルトガルのサッカー代表であるクリスティアーノ・ロナウドを讃えるブラック/グリーンのフォーミュラ 1 CR7もその1つです。これらすべての時計に共通する点は、クォーツ式のクロノグラフであるという点です。価格は約9万円~18万円になります。
例外は、フォーミュラ 1 デビッド・ゲッタとフォーミュラ 1 X セナです。デビッド・ゲッタ時計では、タグ・ホイヤーはGMT表示を備えた自動巻きキャリバー7を採用しています。スタンダードモデルとは異なり、ゲッタエディションにはブラックPVDコーティングが施されており、ブラックのレザーストラップが付けられています。未使用品であれば、20万円強の価格で手に入れることができます。フォーミュラ 1 X セナ クロノグラフは自動巻きキャリバー16を搭載しており、価格は約35万円です。