ロレックス デイトジャストは何十年も前からその顕著なエレガントさにおいて名を誇っています。見どころ: ガラス上の拡大ルーペで日付の読み取りが簡単。デイトジャストのためだけに開発された、ジュビレーブレスレット。
1945年にスイスのマニュファクチュールロレックスは、その創立40周年を記念して「デイトジャスト」を発表しました。このモデルは当時初の自動巻き機構と日付表示を搭載した防水機能のある腕時計でした。日付窓は現在も変わらず3時の位置に配置されており、毎日午後0時になった瞬間に日付が変わります。有名なロレックス デイトジャストの愛用家にはアメリカ合衆国の元大統領 ドワイト・D・アイゼンハワーがおり、彼はこの時計をスイスのロレックス社から贈り物として受け取ったそうです。
ロレックスは同年1945年に、この日付窓付きの時計用として新しく金製の ジュビリーブレスレットを採用しました。この5連リンク式のブレスレットにはステンレス、ホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールドが使用されています。ピンクゴールドは、ロレックスではエバーローズゴールドと呼ばれています。それと並び、ステンレスとゴールドから成る2色仕立てのブレスも販売されています。ロレックスは独自の鋳造所で金を自社鋳造しています。現在ではデイトジャストシリーズの色々なモデルが、3連リンクのオイスターブレスレットや革製のベルトで販売されています。デイトジャストには28 mmから41 mmまでの様々な大きさの時計があるので、誰の腕にも似合う時計と言うことができるでしょう。また、ロレックスは1957年から小型なデイトジャストレディースモデルの製造を始めました。ロレックスの中で、これほどたくさんのバリエーションがある時計は他にありません。
| リファレンスナンバー | 価格 (約) | 素材 | ケース直径 |
| 279166 | 405万円 | プラチナ | 28 |
| 116238 | 280万円 | イエローゴールド | 36 |
| 126333 | 120万円 | ステンレス、イエローゴールド | 41 |
| 126300 | 78万円 | ステンレス | 41 |
| 279160 | 70万円 | ステンレス | 28 |
ステンレス製の直径41 mmのロレックス デイトジャストは、新品で約78万円程でご購入いただけます。中古品はそれより数万円安くなります。イエローゴールドとステンレスから成る2色仕立てのモデルはレトロな雰囲気を醸し出し、新品は約120万円、中古は約118万円以下でお求めいただけます。ステンレスとイエローゴールドのデザインは80年代を思い出させ、ステンレスとエバーローズゴールドのモデルはフェミニンなルックスです。
デイトジャストのオリジナル版は小型な36 mmで、18金のイエローゴールド製です。20世紀当時はこの直径は男性用腕時計として普通でしたが、現在ではこの大きさはユニセックスの時計用に使用されます。新品の18金イエローゴールド製の デイトジャスト 36 は約280万円、中古は約215万円でご購入いただけます。初代のモデルの価格は約120万円から約280万円と、時計によって激しい差があります。リファレンスナンバー4467の中古で状態の良い時計の場合、平均200万円程でお求めいただけます。
直径28 mmのさらに小型な レディ デイトジャスト はゴールド製、ステンレス製または2色仕立てで販売されています。女性用デイトジャストシリーズの中でも目を惹くのは、プラチナ製でダイヤモンド装飾のベゼルと輝かしいマザーオブパールダイアルを使用したモデルです。プラチナ製のレディ デイトジャスト、リファレンスナンバー279166のご購入をお考えの場合、約405万円を目安にしてください。ステンレス製のモデルは格段に低価格になり、新品で約70万円になります。
日付表示付きのロレックス デイトジャストはどんな場面でも活躍する時計です。ビジネスルックにもカジュアルルックにも似合い、ロレックスの 最適な日常用の腕時計と言うことができるでしょう。直径28 mmのレディ デイトジャストから直径41 mmのメンズ デイトジャストまで様々なケースの大きさが用意されており、あなたの腕にぴったりの一本がきっと見つかることでしょう。
いくつかのモデルにはローマ数字使用の文字盤やフレーテッドベゼルなどのクラシックなデザインが施されており、古典的なルックを見せています。18金のホワイトゴールド、イエローゴールド、エバーローズゴールドといった素材が、この時計の価値を高めています。これに並んでステンレスと純金の数々の2色仕立てモデルも用意されています。特に高価なモデルにはベゼルと文字盤にダイヤモンドの装飾がされたものがあります。また、5連リンクのジュビレーブレスはこのシリーズのみのために開発されたブレスレットです。
初代のデイトジャスト リファレンスナンバー 4467 はイエローゴールド製のみで製造されていました。このモデルの付属品、ジュビレーブレスレットにも、同様にイエローゴールドのみが使用されていました。この頃のデイトジャストにはまだその日付窓の上に、かの典型的な拡大ルーペが付いていませんでした。この拡大ルーペは1950年代中頃に開発され、日付を2.5倍の大きさに拡大して表示させるようになりました。通の間では サイクロップレンズと呼ばれており、その名称はギリシャ神話に登場する一つ目の巨人「キュクロープス (英語読み:サイクロプス)」に由来しています。
初代デイトジャストの文字盤はクリーム色で、そのインデックスはゴールドでした。日付を表示する小さな窓は当時から3時の位置に配置されていました。赤数字は偶数の日付、黒数字は奇数の日付表示に使われました。12時のインデックスの下には「Rolex Oyster Perpetual (ロレックス オイスター パーペチュアル)」と刻印され、6時の上には「Officially Certified Chronometer (公認クロノメーター)」と書かれていました。リファレンスナンバー5030と5031の両モデルを初めとして、徐々に文字盤に「Datejust (デイトジャスト)」と記載されるようになりました。リファレンスナンバー6074と6075のモデル以降は、すべての時計にこの名称が記載されるようになりました。金製のベゼルのデザインには波型のフレーテッドベゼルが採用されました。
18金のデイトジャストはアメリカ合衆国の元大統領、ドワイト・D・アイゼンハワーにも愛用されていました。1952年7月21日に発行された雑誌ライフ (Life)のカバーに登場したアイゼンハワーの腕には、 リファレンスナンバー6305がはっきりと写っていました。彼はアメリカ合衆国の大統領として初めてロレックス時計を着用した大統領です。ロレックスは15万本のクロノメーター製造記念として、この時計を大統領に贈呈しました。またその5万本前であった10万本製造記念の際に、ロレックスは ウィンストン・チャーチルへこのクロノメーターを贈呈しました。また、西ドイツの初代連邦首相コンラート・アーデナウアーも、ロレックス社創立者であるハンス・ウィルスドルフからデイトジャストを贈呈されています。中でもアイゼンハワーに贈られた時計は、彼のイニシャル「DDE」と日付「1950年12月19日」、また5つ星を時計の裏盤に銘刻することによってカスタマイズされました。この5つ星は、アメリカ軍人としての最高階級である「元帥」の象徴とされています。また、彼のイニシャルはブレスレットのロック部分にも刻印されていました。
その次に、数々の大統領や国家元首に愛される時計としてデイデイトが登場しました。ロレックスは日付とフルスペルの曜日表示を12時の位置に持つこのモデルを1956年に発売しました。この腕時計は現在まで18金もしくはプラチナ製のみで製造されています。リンドン・ジョンソンやフィデル・カストロといった政治家や宗教界の指導者たちが、この時計の愛好家として有名です。デイトジャストだけに開発されたブレスレットがあるように、デイデイトにも独自の「 プレジデントブレスレット」があります。半円形の3連リンクは、ゴールドやプラチナなどの貴金属のみを使用して製造されています。
ノンデイトのサブマリーナの場合ステンレス製のみですが、ロレックス デイトジャストは豊富なデザインのバリエーションを持ちます。3連リンクのオイスターブレスレット、ポリッシュ仕立てのベゼル、シルバーの文字盤を持つステンレス製から、ステンレスとイエローゴールド、ホワイトゴールドもしくはピンクゴールドとの様々な2色仕立てのモデル、またダイヤモンド装飾やマザーオブパール使用の文字盤を持つレディース時計まで、そのデザインは多岐に渡ります。このレディース時計は18金のエバーローズゴールド使用で、ケースの直径は36 mmです。革製のベルトでこの時計は女性の腕に優雅に着用されます。文字盤に装飾された宝石はインデックスでもあり、その独自の枠には金が使われています。文字盤のアワーマークの装飾のすべてが手作業で行われています。
それに比べて簡素で同時にエレガントなデザインを持つのは、ステンレスと18金のホワイトゴールドから成る2色仕立てのモデルです。ロレックスではステンレスと、ホワイトゴールド、イエローゴールドもしくはエバーローズゴールドの2色仕立てのモデルを、既に1930年代の中盤から「 ロレゾール」と呼んでいます。シルバーのケースとジュビレーブレスレットに対照的な黒の文字盤が目に映えます。時計のケースとブレスレットは完全にポリッシュされており、ブレスレットにはさらにサテン仕上げが施されています。オイスターブレスレットでは真ん中のリンクの表側と両側のリンクの横側がポリッシュされています。左右のリンクの表面はサテン仕上げになっています。この2種類の表面の仕上げ方法のコンビネーションが、調和の取れたコントラストを表現しています。インデックスにも時計針にも夜光塗料が使用されており、暗い場所でも時刻を読み取ることが可能です。フレーテッドベゼルは、1945年に発表された初代のデイトジャストを思い出させるデザインです。
これに加え、茶色の花模様や、ピンク、グレー、ゴールドやクリーム色など様々なデザインの文字盤が販売されています。また、ベゼルのデザインも豊富で、その色はイエローゴールドからシルバーまであらゆるカラーが存在します。
ロレックスは2009年にデイトジャストのケース直径を41 mmに拡大させました。ジュネーブに拠地を置く時計工房は、こうして大型の時計の愛好者たちも満足させる時計の製造に成功しました。このモデルには付属名称である「II」が付けられました。36 mmのモデルと同じくデイトジャスト IIにも様々なデザインのものがあります。この時計に比較されるのは39 mmの直径を持ち、6時の方向に日付表示のあるスイスクロノメーター検定協会公認 (COSC) のクロノメーターであるオメガグローブマスターです。この時計も同じくフレーテッドベゼルが使用されていることが特徴です。オメガ グローブマスターはステンレス製、イエローゴールド製、ピンクゴールド製また2色仕立ての4種類で販売されています。
デイトジャストのモデルには、その初期のモデル、リファレンスナンバー4467発表から現在に至るまで、ロレックスの自動巻き日表示付き自社ムーブメントのみが搭載されています。最新のケース直径36 mmのモデルには キャリバー3135が使用されています。直径41 mmのバージョンにはキャリバー3136が搭載されています。キャリバー3136の違いは独自開発されたパラフレックス耐震装置にあります。この耐震装置によって、ロレックスはムーブメントの耐衝撃性を従来のキャリバーと比べて最大50%まで向上させることに成功しました。
ロレックスが特許を取得したニッケルとリンの合金製 ブルー パラクロムヒゲぜんまい も、ムーブメントの堅牢性と精巧性に貢献しています。このヒゲぜんまいは両キャリバーの中で振幅しており、磁気と温度差に対する耐久性を持っています。またその両端はぜんまいがより良く「呼吸できる」ようにカーブしており、専門家はこのようなぜんまいを「ブレゲぜんまい」と呼びます。これによって時計の精度が高くなります。精度調整はロレックス独自のマイクロステラスクリューで行われます。この特別な機構によってムーブメントをケースから取り外すことなく調節することができます。ロレックスはその他のモデルと同じく、デイトジャストもスイスクロノメーター検定協会COSCの公認証書取得のクロノメーターとして販売しています。ロレックスは2016年のデイトジャスト41以降のモデルに、パワーリザーブ70時間を誇る キャリバー3235を搭載しています。
ロレックスのデイトジャストはどのような場面にも合うオールマイティな時計です。スクリューバック (ねじ込み式裏蓋) とトゥインロック (二重密閉構造)の採用で、デイトジャストは水深100 m (10気圧防水) までの防水機能を持ちます。このモデルシリーズにはサファイアガラスが使用されているため、時計はさらに堅牢で資産価値も高くなっています。この時計はゴルフやテニス、また水泳などのスポーツをする際にも着用いただけます。熟練された搭載ムーブメントの技術がこの時計の精巧性に貢献しています。ロレックスのムーブメントは、時計技師の間では世界最高級のものとして精通しています。また、スイスのマニュファクチュールの生み出す時計は、権力と名声、そして影響を及ぼす存在の象徴となっています。それは世界中の権力者にも周知のことです。だからこそ、たくさんの有名人がスーツやタキシードと一緒にロレックスの時計を愛用しているのです。