ウブロ
>で13,051件の商品が見つかりましたウブロ: 顕著なデザインとモダンな素材の融和
スイス高級時計界の若いブランド「ウブロ」はモダンを最重視しています。その時計は、最高技術と類まれな素材、奇抜なデザインの融和です。
高級時計界の若きブランド
1980年の創業以来、スイスの高級時計メーカー ウブロは、奇抜なデザインと特異な素材の組み合わせ、そして最高レベルの時計製造技術を駆使して、センセーションを巻き起こしてきました。創業者のカルロ・クロッコは、ゴールドの時計に世界で初めてラバーストラップを採用し、初代のコレクションですでに有名になりました。当時のトレードマークは、飾りビスがはっきりと見える印象的なデザインのベゼルでした。クロッコは船の舷窓からインスピレーションを受けたデザインを採用しました。これはブランドの名前にも表れており、ウブロはフランス語で「舷窓」を意味します。
ウブロは、一見相反するものを融合させるという理念を今日まで貫いてきました。例えば、スイスのニヨンに拠点を置くマニュファクチュールでは、イエローゴールドとセラミックを組み合わせたマジックゴールドの時計を独占的に提供しています。また、カーボン、サファイア、チタン、リネンの布、さらにはコンクリートを素材に使用した時計も提供されています。
素材の選択が優れているだけでなく、ウブロは時計のデザインにおいても独自の道を歩んでいます。特に、その名の通り大きな45mmのケースサイズを持つモデルビッグ・バンは、短期間で世界中の時計愛好家の心をつかみました。クラシックフュージョンシリーズはウブロの中ではシンプルな部類に入り、MPコレクションシリーズからはまるでSF映画提供されています。スピリット・オブ・ビッグバンシリーズは、トノーケースで他のポートフォリオと外見が異なります。
時計の内部を見ると、ウブロが時計製造の技術を極めていることがわかります。2軸のバイアクシス トゥールビヨンを備えた自社製ムーブメントは最大9個の香箱を持ち、2週間以上のパワーリザーブを保証します。また、クロノグラフ、GMT表示、永久カレンダーを搭載したモデルもラインナップに含まれています。
ウブロの時計を買うの理由
- 知名度の高いデザイン
- ゴールド・セラミック合金のマジックゴールドなどの革新的な素材
- トゥールビヨン搭載の自社ムーブメント HUB6016
- 数々の限定モデルは価格上昇の見込みあり
- フェラーリと共同開発された50日パワーリザーブのMP-05
ウブロ時計の価格一覧
モデル / Ref. | 価格 (約) | Cal. / 素材 / パワーリザーブ |
MP-05 ラ・フェラーリ サファイア / 905.JX.0001.RT | 6120万円 | HUB9005 / サファイア / 50日 |
MP-09 トゥールビヨン バイアクシス / 909.NX.1120.RX | 1680万円 | HUB9009 / チタン / 120時間 |
テクフレーム フェラーリ トゥールビヨン クロノグラフ / 408.OI.0123.RX | 1510万円 | HUB6311 / キングゴールド / 115時間 |
ビッグバン トゥールビヨン パワーリザーブ 5日 / 405.NX.0137.LR | 860万円 | HUB6016 / チタン / 115時間 |
スピリット オブ ビッグ・バン サファイア クロノグラフ / 601.JX.0120.RT | 730万円 | HUB4700 / サファイア / 50時間 |
クラシックフュージョン ムーンフェイズ パヴェ / 517.OX.0180.LR.1704 | 450万円 | HUB1131 / キングゴールド / 42時間 |
サンブルー II パヴェ / 418.NX.5107.RX.1604.MXM20 | 435万円 | HUB1240 / チタン、ダイヤモンド使用 / 72時間 |
ビッグ・バン ウニコ フェラーリ / 402.NX.0123.WR | 225万円 | HUB1241 / チタン / 72時間 |
ビッグ・バン ウニコ デペッシュ・モード / 411.CX.1114.VR.DPM17 | 185万円 | HUB1242 / セラミック / 72時間 |
ビッグ・バン クロノグラフ / 341.SB.131.RX | 115万円 | HUB2894 / ステンレス / 42時間 |
クラシック フュージョン / 581.NX.1171.RX | 50万円 | HUB2912 / チタン / クォーツ |
ウブロ時計の価格
ウブロの時計は15万円前後からの価格で提供されています。この価格帯で買える時計では、1980年代から90年代のクォーツ式ムーブメントを搭載したクラシックモデルが主流です。より最近の新しいコレクションのモデルを希望される場合は、価格が顕著に上昇します。クラシックフュージョンシリーズの3針時計で、クォーツムーブメント、ステンレスケースを備えるモデルの場合、最低でも40万円程の予算が必要です。自動巻きキャリバーとチタンケースを搭載したクロノグラフには、95万円以上の価格が付けられます。ビッグ・バンコレクションの時計の価格は、平均して約80万円からになります。さらに、ビッグ・バン クロノ トゥールビヨン フェラーリのような特別なモデルは、860万円以上の価格が付けられます。MPシリーズの未来的なデザインの時計は、1985万円~5295万円を想定してください。
ビッグ・バンの価格と詳細
ビッグ・バン コレクションは、ウブロのフラッグシップシリーズです。時計はボリュームのあるものが多く、それに応じた重さがあります。サファイアクリスタルが使用されており、芸術的にデザインされたムーブメントを両サイドから眺められます。
特に、ケース径が45mmと42mmのモデルシリーズ ビッグ・バン ウニコでは、豊富な品揃えとなっています。ウニコという名前は、330個の部品から構成され、手作業で組み立てられる自社製キャリバー「HUB1240 ウニコ」に由来しています。ウブロは、自動巻きキャリバーの開発に4年の歳月を費やしました。その結果、ムーブメントに様々な複雑な機能を付加できる構造の設計が完成しました。モジュラーデザインを採用しているため、ウニコの一部のモデルには、フライバック・クロノグラフ、GMT機能、永久カレンダーを搭載できます。ゴルファーがホール数やストローク数をカウントできるビッグ・バン ウニコ・ゴルフのような特別な時計も、このような構造で実現されています。
ウブロは、チタン、キングゴールド、カーボンファイバー、セラミックを使用したウニコウォッチを提供しています。また、ベゼルとブレスレットにダイヤモンドをあしらった時計もあります。複雑な機構や使用されている素材にもよりますが、ビッグ・バン ウニコの価格は170万円~1190万円程度になります。
ビッグ・バン ウニコ フェラーリ: レーシングファンの時計
中でも、ビッグバンのウニコ フェラーリ シリーズは、ファンの間で人気の高いモデルです。ウブロは2011年以来、イタリアのスポーツカーメーカーと緊密なパートナーシップを築いており、それは時計のデザインにも反映されています。例えば、時刻表示やインダイヤルは、スポーツカーのダッシュボードからインスピレーションを得ています。また、6時の上には、この自動車メーカーの有名なロゴである「Cavallino Rampante」(跳ね馬) が見られます。
ウニコ・フェラーリでは、カーボン、チタン、セラミック、そしてウブロが独自に開発したゴールド製のマジックゴールドやキングゴールドなど、さまざまな素材を選択することができます。また、これらの様々な素材を組み合わせて使用する場合もあります。フェラーリ ウニコの価格帯は、約170万円~330万円となります。
ビッグ・バン オリジナルの価格
ビッグ・バン ウニコは大きすぎて目立ちすぎるという方には、ビッグ・バン オリジナルシリーズがお勧めです。ここでは、直径44mm、41mm、39mm、38mmの時計をお選びいただけます。ウブロはこのシリーズの時計に伝統的な文字盤を採用し、スケルトン加工を施していないため、ウニコモデルよりもやや控えめな外観となっています。3針モデルをはじめ、クロノグラフやダイヤモンドをあしらったモデルなどがあります。自動巻きキャリバーに加えて、高精度のクォーツムーブメントを搭載する時計もラインナップされています。
他のビッグバンモデルと同様オリジナルシリーズにも、ステンレス、セラミック、さまざまなゴールドのバリエーションなど、幅広い素材が用意されています。このシリーズの時計を購入するには、約95万円~425万円の予算を準備する必要があります。
幾何学的なデザインのビッグ・バン サンブルー
ビッグバン サン ブルーシリーズは、その未来的な外観が印象的な時計です。スイスのデザイナーであり、タトゥーアーティストでもあるマクシム・ビュッヒ氏がデザインしたものです。彼は幾何学的なデザインを採用することで有名で、ビッグ・バン サンブルーでは、通常の針で時間を表示するのではなく、3つの多角形のディスクを1つずつ上に配置することでこれを実現しています。この特別な時計には、45mmと39mmの2種類のサイズがあります。小型モデルにはステンレスとゴールドの2種類のバリエーションがあり、45mmモデルはゴールド、チタン、セラミックから選ぶことができます。いずれの場合も、ケースにダイヤモンドをふんだんにあしらった、「パヴェ」バージョンも提供されています。
サンブルーシリーズの時計は、200万円~500万円の価格帯で購入できます。
手巻き式のビッグ・バン
ビッグ・バン ウニコとは異なり、ビッグ・バン メカ10とビッグ・バン トゥールビヨン パワーリザーブ 5デイズ シリーズには、手巻きキャリバーが採用されています。メカのキャリバーHUB1201が10日間のパワーリザーブであるのに対し、トゥールビヨン キャリバーHUB6016は5日間のパワーリザーブを保ちます。どちらの場合も、パワーリザーブインジケーターが、時計の巻き上げが必要になったときに知らせてくれます。メカ10は、セラミック、チタン、キングゴールド、マジックゴールドの4種類で提供されています。価格は約185万円~370万円です。
トゥールビヨン パワーリザーブ 5デイズは、ゴールド、チタン、セラミックに加え、サファイアクリスタルのケースでも提供されています。また、青、赤、透明のサファイアを使用した時計から選ぶことができます。素材にもよりますが、トゥールビヨン パワーリザーブ 5デイズは860万円~1720万円の間で推移しています。
ビッグ・バン コレクションのもう一つの興味深いモデルは、MP-11です。ウブロはこれらの時計に自社製の手巻きキャリバーHUB9011を使用しており、7つの香箱を直列に連結することによって14日間のパワーリザーブを実現しています。この技術は長い間、MPコレクションのみに使用されていましたが、2018年からはビッグバンにも使用されています。価格は、カーボンファイバー製のモデルが約795万円、グリーンサファイアクリスタル製ケースのモデルが約1585万円となっています。
ラ・フェラーリ: 驚異のパワーリザーブを持つ MPコレクション
ビッグ・バンのデザインがすでに奇抜であるとすれば、MPコレクションはそれをはるかに超えています。特にMP-05は、まるで技術研究所の秘密のプロジェクトのような時計です。「ラ・フェラーリ」と呼ばれる時計の46mmのケースは洋ナシの形をしており、レーシングカーのエンジンブロックを強く意識しています。その素材は、チタンまたはサファイアクリスタルです。MP-05では、針の代わりに数字が印刷された複数のローラーを使用しています。ケースの右側にはパワーリザーブ表示、左側には時・分表示のローラーが付いており、底面には、秒表示が回転します。中央には、手巻き式の自社製キャリバーと、垂直方向のトゥールビヨンが配置されています。
通常の時計には1個か2個の香箱が使用されていますが、このモデルでは11個の香箱が一列に並んでいるのが目を引きます。パワーリザーブの持続時間は香箱の数で決まるため、MP-05は50日の駆動時間という、腕時計としては驚異的な値を示しています。価格は、ブラックセラミックモデルが約2515万円、ゴールドモデルが約3440万円、サファイアクリスタルケースのモデルが約6085万円となっています。
また、MP-07、MP-09、MP-05も同様に近未来的なデザインを採用しています。ウブロはMP-07で再びエンジンブロックのデザインを採用しましたが、このモデルでは長方形のフォルムになっています。MP-07の外観上の特徴は、9本の香箱が連なっていることです。40日間のパワーリザーブを備えたこの非常に男性的な外観の時計の価格は、2910万円を超えます。
MP-09とテクフレーム
MP-09は、他モデルと比較すると、ほぼクラシックな時計の印象を与えます。しかし、技術的には他のMPモデルと比べて決して劣っているわけではありません。中でも、縦軸と横軸を同時に回転させるバイアクシャル トゥールビヨンは有名な機構です。ケース素材にはカーボンとチタンがあり、宝石をあしらったバージョンもあります。チタン製のMP-09は約1680万円で提供されています。カーボンファイバー製のモデルでは、1770万円前後を用意する必要があります。
また、MPコレクションには、フェラーリのチーフデザイナーであるフラビオ・マンゾーニ氏がデザインしたテクフレームがあります。このトゥールビヨン付きモノプッシャー クロノグラフは、文字盤がスケルトンになっているだけでなく、ケースもスケルトン仕様になっています。この時計では、チタンやカーボンの他に、ホワイトゴールドや赤みを帯びた輝きを持つキングゴールドを選ぶことができます。テクフレームの最も安価なバージョンはチタン製で、価格は約1020万円です。カーボンバージョンは約1455万円で購入できます。レッドゴールドやホワイトゴールドを使用した時計をご希望の場合は、1520万円~1640万円の予算が必要です。
シンプルなクラシックフュージョン
クラシックフュージョンは、MPシリーズよりもずっと簡素なデザインを採用しています。センター秒針と日付表示を備えた3針バージョンでは、45、42、38、33mmのケースサイズが用意されています。クラシックフュージョンモデルは、斬新なデザインを特徴とするウブロにしては、まさにピュアなモデルと言えます。その特徴は、6本の飾りネジで固定されたベゼルにあります。他にも、クロノグラフ キャリバーやムーンフェイズ表示、パワーリザーブ表示を備えたバージョンも提供されています。クラシックフュージョンのウルトラシンモデルでは、ケースの厚さが大変フラットになっています。
また、技術的にも非常に凝っているのがクラシック・フュージョンで、ミニッツ・リピーターとトゥールビヨンを搭載しています。さらに、文字盤やブレスレットにスーツ生地を使用したイタリア インディペンデントモデルや、これらの箇所にレザーを使用したクラシックフュージョン ベルルッティなど、興味深い素材のモデルが提供されています。ウブロは、2020年に発売されるクラシックフュージョンの40周年を記念して、特に洗練された3つのバリエーションを発表しました。チタン、イエローゴールド、ブラックセラミックを使用したこの45mmの時計の最も印象的な特徴は、文字盤です。1980年に発売されたクラシック オリジナルと同様、ブラックを基調とし、12時位置にブランドロゴ、3時位置に日付表示のみを備えています。
このコレクションの価格帯は、クォーツムーブメントを搭載したシンプルなモデルで50万円前後から始まり、自動巻きキャリバー、ムーンフェイズ、ダイヤモンド装飾を搭載したモデルは約450万円となっています。
その他のモデル: キングパワーとスピリット オブ ビッグ・バン
スピリット オブ ビッグ・バンは、トノー型ケースのビッグ・バン モデルです。45mmと42mmのサイズがあり、ゼニスのエル・プリメロを改良したクロノグラフキャリバーHUB4700を搭載しています。このムーブメントは、50時間のパワーリザーブを持ち、複雑なスケルトン加工により、その動きを眺められます。スピリット オブ ビッグ・バン クロノグラフは、チタン製、セラミック製、ゴールド製、サファイアクリスタル製のいずれかから選択でき、200万円~730万円程の価格で提供されています。
一方、スピリット ムーンフェイズの42mmケースにはキャリバー1770が搭載されており、9時位置にスモールセコンド、6時位置にムーンフェイズ、1時半位置にアウトサイズデイト表示を備えています。ケースはチタン製とゴールド製があり、それぞれにダイヤモンドが付いているものと付いていないものがあります。価格は170万円~475万円です。
スピリット オブ ビッグ・バンの他の興味深いモデルとして、スピリット トゥールビヨンとスピリット メカ10があります。前者には、スケルトン加工された自社製キャリバーHUB6020が搭載されており、トゥールビヨンと115時間のパワーリザーブが備えられています。メカ10には、自社製のスケルトンタイプの手巻きムーブメントHUB1233が搭載されています。このシリーズの時計は、240万円~860万円で販売されています。
また、ウブロにはスピリット オブ ビッグ・バンのスペシャル レディースモデルがあります。39mmという適度なサイズで、ゴールド、チタン、セラミックの3種類が用意されており、ベゼルにもダイヤモンドがあしらわれています。時計には、50時間のパワーリザーブと日付表示を備えたゼニス エリート670を採用。価格は160万円~210万円です。
キングパワー
キングパワー コレクションは、見た目はビッグ・バンとあまり変わりません。しかし、このシリーズは現在はすでにウブロのプログラムでは見られません。デザインはビッグ・バンよりもやや角張った印象を与えますが、このシリーズにもセラミック、キングゴールド、チタンなどの素材が使われています。
ムーブメントとコンプリケーションも豊富な種類の中からお選びいただけます。このシリーズの時計価格は約130万円から320万円になります。
スポーツ・エンタメ界で人気の特別モデル
スポーツや芸能界で活躍する有名人とのコラボレーションから生み出された限定モデルは、真のコレクターズ時計です。ブランドのアンバサダーリストには、ウサイン・ボルト、ペレ、ドウェイン・ウェイド、フロイド・メイウェザー、バー・ラファエリ、ラン・ラン、デペッシュ・モードなどの輝かしい著名人の名前が見られます。これらのモデルはすべてスターたちと共同で開発され、デペッシュ・モードの時計ではさらに、時計の購入によって社会に貢献できます。この時計の売り上げによって既にネパールとエチオピアにて3万人以上の人々に清潔な飲料水が供給されている、「チャリティ・ウォーター」というプロジェクト支援のために寄付されます。この厳しく限定された特別モデルは約130万円~320万円でご購入いただけます。
この高級時計ブランドがどれほど深くスポーツ界に結びついているかを証明する、次の一話があります。F1界の支配者であるバーニー・エクレストンはウブロ時計の愛用者ですが、所有していた一本を、殴る蹴るの暴行を受けてロンドンで失うことになります。4人の男たちが彼を襲撃し、彼の顔などを強く殴り、腕時計を奪い逃げ去ったのです。その直後、ウブロとエクレストンは奇妙な宣伝活動を始めました。暴行を受けて大きなあざが付いた F1 マネージャーの顔写真と「See what people will do for a Hublot (ウブロのために人が何をするか見たまえ)」という一文が、時計のスポンサー広告に使われたのです。
ウブロとサッカー
ウブロはF1のみでなく、人気スポーツであるサッカーにも大きく関わっています。ウブロは何年も前からUEFAチャンピオンスリーグ、ヨーロッパリーグ、ヨーロッパ チャンピオンスリーグ、FIFAワールドカップのスポンサーであり、またこれらの大会に公認時計を供給しています。それに加え、ウブロは大会ごとに記念の特別モデルを発表してきました。最新の例としてはロシアで開催された2018年サッカーワールドカップを記念して発売されたスマートウォッチ、ビッグ・バン レフェリーです。ウブロはこのような世界的なサッカーイベントに限らず、ユヴェントスFCやFCバイエルン・ミュンヘン、チェルシーFC、SLベンフィカなどのトップチームともパートナーシップを結んでおり、そのコラボレーションから数々の特別限定モデルを発表してきました。このようなサッカーウォッチの価格は約65万円~170万円程になります。
ウブロとゴールド
ウブロは長年にわたって時計ケース素材の実験を行っており、同社の時計に多岐に渡る素材を使用することに成功しています。また、ウブロは金加工の分野においてもその研究開発に力を入れてきました。その研究開発から生み出された素材の中にキングゴールドがあります。これは18金のゴールドの銅の割合を高め、これにプラチナを配合した金属です。この合金の特徴は強い赤色で、長い年月を経ても酸化せず同色のまま保たれます。
さらに、ウブロはマジックゴールドで新地を開拓したと言えます。この素材はその他の金属とのゴールド合金ではなく、金とセラミックとの合金です。こうして世界一傷に強い18金のゴールド合金が生まれました。硬さにはビッカーズという単位が使用されます。従来の18カラット金無垢のケースの値は400ビッカーズで、硬く加工されたスチールは600ビッカーズになります。これに対し、マジックゴールドの硬さは1000ビッカーズにまで及びます。従って、このゴールド・セラミック合金を加工するにはダイヤモンドが必要です。
ウブロの歴史
イタリア人のカルロ・クロッコが1980年にウブロを創立し、その一年後のバーゼル時計フェアにて世界初の天然ゴムのラバーベルトを発表しました。ウブロは初期にはMDM ジュネーブというブランド名を持っており、「ウブロ」というのは実はMDM製時計のモデル名のひとつでした。1967年にクロッコは初めての時計をデザインしました。2004年にオメガのジャン=クロード・ビバーがウブロのCEO に就任し、その一年後、同社は当時新型であったビッグ・バンにて、時計界における数々の名誉ある賞を獲得しました。2008年に、クロッコはウブロを世界最大の高級ファッション企業体であるLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンに売却しました。LVMH にはタグホイヤー、ゼニス、ブルガリも属しています。
2012年以降、ウブロは取締役会会長としてビバーをその背後に持ちつつ、新しく就任したCEOリッカルド・グアダルーペによって率いられています。この2人は既にブランパンで一緒に成功を収めています。