- 30
- 60
- 120
クラシック・フュージョン: ウブロの定番スポーツウォッチ
クラシック・フュージョンは、一風変わったウブロの時計で、このスイスブランドの通常の時計に比べてやや控えめな印象を与えます。しかし、お馴染みの舷窓スタイルはこのモデルにも受け継がれています。このモデルはトゥールビヨンとミニッツリピーターを搭載します。
どんなシーンにも合う高級時計
スイスの高級時計ブランドであるウブロはクラシック・フュージョン コレクションにおいて、ビッグバンシリーズの現代的なルックスと、クラシックシリーズのシンプルなエレガンスを融合しています。クラシックフュージョンのデザインは、1980年代初期のウブロのモデルにインスパイアされています。ブランドは「フュージョン」という名前に忠実に、チタン、カーボン、セラミック、ゴールド、ラバー、レザーなどの非凡な素材を組み合わせています。また、クラシック・フュージョンは、当時のヴィンテージ時計と現在の特徴あるスポーツウォッチの架け橋となっています。そのため、「カジュアル」から「ブラックタイ」まで、すべてのドレスコードに合わせられます。
また、このコレクションの時計は、その中身の機能も納得できる価値のあるものです。クラシック・フュージョン トゥールビヨン カテドラルミニッツリピーターはシリーズ内の最高級モデルの一つです。この腕時計は、トゥールビヨンとミニッツリピーターを搭載しています。また、クラシック・フュージョン オーリンスキー トゥールビヨンやアエロ・フュージョン ムーンフェイズもトップモデルの部類に入る時計です。オーリンスキー トゥールビヨンは、多面ケースと精巧な自社製スケルトンムーブメントが搭載されています。アエロ・フュージョンモデルは、 ムーンフェイズとポインターデイトを提供しています。
このコレクションには、タイムストップ機能を搭載するクラシック・フュージョン クロノグラフと、クラシック・フュージョン オートマティックも引き続き含まれています。後者は同シリーズ内で最もシンプルで、一番リーズナブルなモデルです。ウブロは33mm~45mmサイズの時計を提供しており、そのため女性と男性の両方に魅力的です。素材には、セラミック、チタン、キングゴールド、チタンとキングゴールドの合金、あるいはセラミックとキングゴールドの合金が使用されています。
ウブロ クラシック・フュージョンを買う理由
- 知名度の高い高級スポーツウォッチ
- トゥールビヨンやミニッツリピーターを備えるトップモデル
- 最高8日間のパワーリザーブ
- ケース素材: チタン、セラミック、カーボン、ゴールド
- 様々なファッションに合わせられる薄型の舷窓デザイン
ウブロ クラシック・フュージョンの価格一覧
モデル / Ref. | 価格 (約) | 素材 / 直径 |
クラシック・フュージョン トゥールビヨン カテドラル ミニッツリピーター / 504.QX.0110.LR | 2560万円 | カーボン / 45mm |
クラシック・フュージョン クロノグラフ トゥールビヨン スケルトン / 506.OX.0180.LR | 915万円 | キングゴールド / 45mm |
クラシック・フュージョン ムーンフェイズ パヴェ / 517.OX.0180.LR.1704 | 440万円 | キングゴールド、ダイヤモンド装飾 / 45mm |
クラシック・フュージョン クロノグラフ ベルッティ / 521.OX.0500.VR.BER17 | 365万円 | キングゴールド / 45mm |
クラシック・フュージョン アエロ・フュージョン クロノグラフ オーリンスキー | 250万円 | 赤セラミック / 45mm |
クラシック・フュージョン アエロ・フュージョン UEFA チャンピオンズリーグ / 525.EX.0170.RX.UCL20 | 190万円 | 青セラミック / 45mm |
クラシック・フュージョン クロノグラフ / 541.NO.1181.LR | 125万円 | チタン、キングゴールド / 42mm |
クラシック・フュージョン オートマティック / 568.NX.1170.RX | 75万円 | チタン / 38mm |
クラシック・フュージョン グリーン / 581.NX.8970.RX | 50万円 | チタン / 33mm |
3針のクラシック・フュージョンの価格
ウブロはクラシック・フュージョンの3針コレクションにて、ブランドの最もシンプルな時計を提供しています。このデザインは、ウブロが初めて作り上げた時計を強く意識したものです。主な特徴は、ラウンドケース、一体化したラグ、6つのH型装飾ネジで固定された「舷側」ベゼルです。文字盤には、無用な装飾を排除した控えめで機能的なデザインが採用されており、アプライドのバーインデックス、3時位置の日付、ブランドロゴ、「Automatic」の文字が入っているのみです。この文字は、もちろん自動巻きキャリバーを搭載した時計にのみ搭載されており、クォーツムーブメントを搭載した時計には見られません。文字盤の色は、ブラック、ホワイト、ブルー、グリーン、グレーの中からお選びいただけます。
さらに、さまざまなケース素材を選ぶこともできます。素材には、チタン、セラミック、そしてキングゴールドが用意されています。キングゴールドはウブロが開発したレッドゴールド合金で、プラチナを含んでおり、何年経っても色あせない強烈な赤の色合いが特徴です。また、ウブロはクラシック・フュージョン3針のコンビバージョンも提供しています。よりクラシックなバージョンにはチタンとキングゴールドが使用されており、ややモダンなバージョンではブラックセラミックと赤みを帯びた輝かしいゴールドが組み合わせられています。また、パヴェモデルでは華やかさが増しており、ベゼルやケースの一部にダイヤモンドがあしらわれています。
クラシック・フュージョンの3針モデルには、4種類のサイズがあります。直径45mmと42mmのモデルは男性向けで、38mmと33mmのモデルは華奢な女性の手首に適しています。メンズウォッチの価格は約60万円から始まり、この価格で買えるのは、42mmのチタン製モデルでレザーストラップ付きの時計になります。同様のモデルで直径45mmサイズをご希望の場合は、最低でも65万円の予算が必要です。このサイズのセラミックケース搭載、およびコンビ仕様の時計の価格は、95万円~110万円になります。キングゴールドやダイヤモンドを使用したクラシック・フュージョンを選択するとかなり高価になり、180万円~350万円ほどで販売されています。
クラシック・フュージョン3針モデルの2つの小型バージョンは、少し安く入手できます。価格は50万円~255万円で、大型モデルと同じバリエーションが用意されています。
クラシック・フュージョン40周年記念モデル
ウブロは最初の時計制作から40周年を機に、2020年9月にクラシック・フュージョンの特別バージョンを発表しました。クラシック・フュージョン40周年記念モデルは45mmで、クラシック・フュージョン3針モデルと同じケースデザインです。このアニバーサリーウォッチには、チタン、セラミック、イエローゴールドの3種類が提供されています。時計はラバーストラップで手首にしっかりとフィットします。
3針モデルとの最大の違いは、文字盤です。そのデザインは3針モデルでもかなり控えめになっていましたが、今回はそれ以上にシンプルです。文字盤はブラックで塗装されていて、インデックスはありません。唯一見られるのは、3時位置の日付と、12時位置に配されているアプライドのブランドロゴのみです。
クラシック・フュージョン40周年記念モデルの価格は、仕様に応じて105万円~320万円となっています。
クラシック フュージョン クロノグラフ
クラシック フュージョン コレクションには、クロノグラフもあります。このコレクションのケース径は42mmまたは45mmで、男性に適しています。ケース素材は、チタン、キングゴールド、セラミック、コンビの中からお選びいただけます。その特徴は、クロノグラフ機能を搭載しているにもかかわらず、非常にすっきりとした印象を与えることです。このモデルでは、ウブロは3時位置にスモールセコンド、9時位置に30分積算計を配置するバイコンパックスデザインを採用しています。日付は6時位置にあり、美しく調和がとれています。45mmモデルにはCal.HUB1143が、42mmモデルにはHUB4302が採用されています。どちらのキャリバーも自動巻きで、42時間のパワーリザーブを備えています。ベースとなっているのはETAムーブメントです。
45mmのクラシック・フュージョン クロノグラフ (チタン製、レザーまたはラバーストラップ) は、約95万円です。また、チタン製の金属製リンクブレスレットをご希望の場合は、約105万円になります。ブラックセラミックバージョンの価格は100万円~120万円で、ラバーストラップのモデルとセラミックリンクブレスレットのモデルのどちらを選ぶかによって価格が異なります。キングゴールド製のクラシック・フュージョン クロノグラフをレザーまたはラバーストラップで購入するためには、約260万円の予算が必要です。キングゴールドの3連ブレスレット付きのモデルは、約405万円で購入できます。
同等の直径42mmの腕時計は、通常やや安価になります。モデルにもよりますが、その価格は約85万円~375万円となっています。
スケルトンの文字盤を持つアエロ・フュージョン
また、ウブロ クラシック・フュージョン アエロ・フュージョンは、ブランドのカタログ内でも人気の高い高級ウォッチです。最大の特徴は、クロノグラフモジュールを搭載したETA2892をベースにしたスケルトン仕様のHUB115 ムーブメントです。文字盤とサファイアクリスタルの裏蓋により、精巧な装飾が施されたキャリバーを見ることができます。45mmのモデルには、チタン、セラミック、キングゴールドのほか、ダイヤモンド装飾が施されたモデルもあります。ストラップおよびブレスレットには、レザー、ラバー、メタルやセラミックなど、さまざまなタイプがあります。レザーストラップ付きのチタン製モデルであれば、135万円は用意しておきたいところです。チタン製のブレスレット付きのバージョンは、それよりも15万円ほど高くなります。キングゴールドのリンクブレスレット付きゴールドバージョンは450万円前後。ブラックセラミックのアエロ・フュージョンでは、選択するブレスレットに応じて、140万円~175万円用意する必要があります。アエロ・フュージョン クロノグラフ UEFA チャンピオンズリーグは、それより約15万円高くなります。ウブロはこのモデルをブルーセラミックで製作し、配色を合わせたラバーストラップ付きで提供しています。
ダイヤモンドをあしらった時計がお好きな方にも、アエロ・フュージョンはお勧めです。ウブロは、クロノグラフのチタンバージョンとゴールドバージョンの両方に、ベゼルとケースに貴石をあしらったモデルを用意しています。ダイヤ装飾の凝り具合にもよりますが、価格は180万円~400万円となっています。
多面デザインのオーリンスキー
クラシック・フュージョン・オーリンスキーシリーズは、フランスのポップアーティスト、リチャード・オーリンスキーとのコラボレーションから生み出されました。カラフルな野生動物の彫刻で知られるパリ出身のアーティストは、クラシック・フュージョンにファセット加工を施し、独自のキャラクターを表現しました。
クラシック・フュージョン・オーリンスキーの3針モデルの直径は40mmです。これらの時計は、その文字盤が目を引きます。ケースのファセット構造がそのまま引き継がれており、立体的な奥行きが感じられます。チタン製の場合、このモデルは105万円前後となります。キングゴールドバージョンは約205万円で購入できます。ダイヤモンドを使用したパヴェタイプは、それぞれ175万円、355万円とかなり高価です。
このシリーズには、アエロ・フュージョン・クロノグラフ・オーリンスキーのようなストップウォッチ機能付きの時計もあります。特に注目すべきは、レッド、グリーン、ブルーのセラミックモデルで、価格は180万円~245万円となっています。チタンケースのモデルは、約250万円で販売されています。ダイヤモンドをあしらったキングゴールドバージョンにはその2倍以上の価格が付けられ、約520万円です。
シリーズのトップモデルは、クラシック・フュージョン トゥールビヨン 5デイズ パワーリザーブ オーリンスキーという、少々長い名前の時計です。ウブロはこのモデルに自社製手巻きキャリバーHUB6021を搭載しています。表面と裏面のサファイアクリスタルを通して、6時位置のトゥールビヨンを中心としたスケルトン構造のムーブメントを詳しく見ることができます。このキャリバーのパワーリザーブは、完全に巻き上げられた状態で115時間 (5日分に相当) 持続します。ブラックセラミック製のバージョンは約895万円、18Kキングゴールド製のバージョンは約960万円です。
ムーンフェイズ表示搭載のクラシック・フュージョン
モデル クラシック・フュージョン アエロ・フュージョン ムーンフェイズには、42mmと45mmのサイズもあります。このモデルには、その名の通り、ムーンフェイズ コンプリケーションが搭載されています。印象的なのは、スケルトンの文字盤とムーブメントです。後者は、セリタSW300-1に装飾が施されたムーブメントで、ウブロはHUB1131と呼んでいます。ムーンフェイズ表示は6時位置にあり、日付針と同じ場所を共有しています。12時の下では、曜日と月の表示が窓を共有しています。
ムーンフェイズを搭載したクラシック・フュージョンの最も安価なモデルはチタン製で、平均価格は140万円前後です。少し高価なのはセラミック製のもので、145万円ほどです。Chrono24では、ゴールドケースの時計が260万円前後で販売されています。一方、ダイヤモンドを使用した時計には、375万円~440万円の予算が必要です。
フェラーリGT、ベルルッティ、クルズ=ディエズ
ウブロは、イタリアの自動車メーカーであるフェラーリと長年にわたりパートナーシップを築いてきました。クラシック・フュージョン フェラーリGTは、このコラボレーションから生まれた時計のひとつです。他のモデルとは多少デザインが異なり、スポーツカーのダッシュボード上のディスプレイを強く意識したものになっています。また、フェラーリGTは、コレクションの中で唯一、ウブロ・ウニコのキャリバーを搭載しています。これらの自社製ムーブメントは、モジュール構造を特徴としています。フェラーリGTの場合、ムーブメントにはフライバック・クロノグラフが搭載されています。また、文字盤とキャリバーはスケルトンになっています。このクロノグラフのチタンバージョンは1000本限定で、約205万円で提供されています。その他、キングゴールドとカーボンファイバーのモデルもあります。どちらも各500本限定で、価格はそれぞれ365万円と245万円前後です。
また、ウブロは伝統的な靴メーカーであるベルルッティと長年にわたり密接な関係を築いてきました。クラシック・フュージョン ベルルッティでは、フュージョンのコンセプトが最大限に生かされています。ストラップには高品質のヴェネチア・レザーを使用しており、この素材は文字盤にも採用されています。インデックス、ブランドロゴ、「Automatic」の文字がレザーにエンボス加工されています。その結果、非常に素朴な外観が実現されています。45mmのこのモデルは、3針バージョンとバイコンパックスクロノグラフとして、ゴールド、チタン、セラミックの3種類が用意されています。クラシック・フュージョン・ベルルッティの価格は、モデルによって125万円~360万円となっています。
2019年末に発表されたクラシック・フュージョン クルズ=ディエズは、おそらくシリーズを代表する最もカラフルなモデルです。2019年半ばに亡くなったアーティスト、カルロス・クルス=ディエズに捧げられています。クルス=ディエズは、色の知覚を作品の中で扱っており、オプ・アートの最も重要な作家の一人とされています。クラシック・フュージョン クルズ=ディエズは、彼の作品「Chromointerférence (クロモインテーフェアレンス)」の解釈です。文字盤は2枚のディスクで構成されており、その表面にクルズ=ディエズの模様がプリントされています。キャリバーHUB1112によって駆動される両ディスクは、互いに独立して動き、常に新しい色の組み合わせを生み出します。クラシック・フュージョン コレクションの例に漏れず、ウブロはクルズ=ディエズでもチタン、セラミック、キングゴールドの3種類を用意しています。サイズは、直径45mmと38mmの2種類からお選びいただけます。価格は約90万円~245万円です。
ミニッツリピーター、トゥールビヨンなど
ウブロ クラシック・フュージョン・トゥールビヨン・カテドラル ミニッツリピーターは、2019年までコレクションに含まれていたモデルで、このシリーズの中で最も複雑な時計と言えるでしょう。ミニッツリピーターを搭載しているので、必要に応じて音で時間を知らせることもできます。また、6時位置に搭載されたトゥールビヨンによって、優れた精度が保証されています。45mmの時計のケースには、チタン、キングゴールド、カーボンが使用されています。カーボンバージョンは、未使用品で約2465万円です。2725万円を超えるレッドゴールドモデルは、このコレクションの中で最も高価な時計の一つです。チタン製の時計は約2335万円で、このトリオの中では最も安価なバージョンです。
クラシック・フュージョン・トゥールビヨンにはミニッツリピーターは搭載されていません。スケルトン仕様のモデルと、6時位置のトゥールビヨンのみが透けて見えるオープンハートと呼ばれるモデルがあります。オープンハートはチタン製で390万円強、スケルトンは805万円程度の予算が必要となります。キングゴールドバージョンは、それぞれ40万円~50万円ほど値上がりします。また、クロノグラフ機能を追加したモデルも用意されています。モデルにもよりますが、735万円~900万円の予算が必要です。
手の込んだ複雑な機構は特に必要ないという方には、クラシック・フュージョン ウルトラシン (42mm、45mm) がお勧めです。これは特にフラットな3針時計で、7時位置にスモールセコンドを備えています。ウルトラシンの高さはわずか2.9mmで、ムーブメントと文字盤はスケルトンになっています。価格: 150万円~255万円。