ブライトリング
>で19,126件の商品が見つかりましたブライトリング: 1884年から続く頑丈な時計
スイスの高級時計ブランド ブライトリングは、ナビタイマーなどのパイロットウォッチやクロノグラフで世界的に有名です。スプリットセコンドを備える自社ムーブメント搭載モデルや、スマホ接続機能、また遭難信号発信機能が付いた高級モデルが提供されています。
あらゆる場面で活躍する堅牢な時計
機能的で完全に信頼の置ける、知名度の高い時計、それがブライトリングです。スイスを代表する高級時計ブランドは、特にパイロットウォッチの製造で有名です。同社はこの分野において、数十年以上に渡り、非常に高い名声を誇り続けてきました。ブライトリングのラインナップは、伝説的なナビタイマーから特別機能搭載のクォーツ式ハイテクツールウォッチに至るまで、大変種類豊富です。ブライトリング時計の多くは、最新の航空関連分野のニーズに応えるように開発されています。これらの時計を使用して、航空データを算出し、非常時には遭難信号を発信できます。
また、ブライトリングはプロのパイロットウォッチ以外のモデルも提供しています。同社のダイバーズウォッチも、同じく非常に高く評価されています。スーパーオーシャンやアベンジャーは、技術に興味のある時計ファンが絶賛するモデルです。スーパーオーシャン ヘリテージ コレクションから提供される、ヴィンテージ時計にインスパイアされたモデルは、レトロな時計が好きな時計愛好家の間で人気です。
2018年初期に発表されたナビタイマー 8も、ブライトリングの歴史的な時計から受け継がれたデザインで仕上げられています。ブライトリングは、名高いレトロ時計から最新の技術を搭載する時計まで、ありとあらゆるコレクションを用意しています。多くの時計には機械式ムーブメントが使用されており、これらのすべては1999年以降、スイスクロノメーター検定協会 (COSC) の認定を受けています。
ブライトリングは2019年と2020年に活発にモデルを追加してきただけでなく、新コレクション「プレミア」も発表しました。中でも興味深いモデルは、ナビタイマー 806 1959 リ・エディションと、スーパーオーシャン ヘリテージ 57です。両モデルは、ブライトリングが1950年代に発表した伝説的な時計のリニューアル版です。また、自社ムーブメントB01を搭載するクロノグラフ アビエーター 8 モスキートと、「ゾロ・ダイヤル」を備えるトップタイム リミテッド エディションも注目されます。
ブライトリング時計を買う理由
- 知名度が高いパイロット・ダイバーズウォッチ
- クロノグラフ機能搭載の自社ムーブメントB01
- 1999年以降すべての機械式ムーブメントにクロノメーター認定
- トップモデル: ナビタイマー1 B03 クロノグラフ ラトラパンテ
- 遭難信号発信機を搭載するプロフェッショナル エマージェンシー
ブライトリング時計の価格
モデル / Ref. | 価格 (約) | 特徴 |
ナビタイマー オートマチック 35 / R17395211A1R1 | 275万円 | レディース時計、ピンクゴールド製のケースとブレス |
アビエーター 8 B01 クロノグラフ 43 / RB0119131Q1P1 | 180万円 | ピンクゴールドケース、Cal.B01 |
ナビタイマー 806 1959 リ・エディション / AB0910371B1X1 | 90万円 | 1959年 Ref.806のリニューアル版 |
ブライトリング AVI REF.765 1953 リ・エディション / AB0920131B1X1 | 80万円 | クロノグラフ、黒文字盤 |
ブライトリング トップタイム / A23310121G1X1 | 55万円 | パンダ 「ゾロ・ダイヤル」、限定2000本 |
スーパーアベンジャー II / A1337111/BC29/168A | 45万円 | クロノグラフ、ケース径48mm |
スーパーオーシャン ヘリテージ 57 / A10370121B1A1 | 45万円 | ダイバーズウォッチ、黒文字盤 |
クロノマット / A13050.1 | 40万円 | クロノグラフ、黒文字盤 |
スーパーオーシャン ヘリテージ 46 / A17320 | 30万円 | ダイバーズウォッチ、黒文字盤 |
コルト / A17388 | 30万円 | ダイバーズウォッチ、黒文字盤 |
コルト スカイレーサー / X74320E4/BF87 | 20万円 | ダイバーズウォッチ、カーボンケース |
ブライトリング時計の価格
ブライトリングの時計で最も安いのはコルトコレクションで、クォーツ式モデルは約20万円でご購入いただけます。コルトの自動巻きステンレスモデルは、約30万円でご入手いただけます。ヘリテージコレクションから提供されている3針のスーパーオーシャンヘリテージは、約45万円でお買い求めいただけます。同じ時計のクロノグラフモデルの価格は、それより10万円ほど高くなります。レディースのナビタイマーオートマチック 35はピンクゴールドを素材としており、ダイヤモンドで装飾されています。この時計には、約255万円の価格が付けられています。ブライトリングでおそらく一番有名な定番時計は、パイロットウォッチ ナビタイマーです。ナビタイマーのステンレスモデルは約50万円で、ゴールドモデルは約445万円で提供されています。
ナビタイマー: ブライトリングを代表するモデル
ブライトリングと聞くと、まずナビタイマーを思い浮かべる方が多いでしょう。特徴的な文字盤を持つこのパイロットウォッチは、1952年に開発されました。この時計に刻まれている多くの目盛りによって、速度、飛行時間、上昇率、下降率、距離、燃料消耗率など、パイロットに必要な様々な計算が可能です。つまりこれは単なる時計ではなく、特別な航空計算尺でもあるのです。もちろん最新のコックピット機器にはこれらの計算機能が搭載されていますが、手首に巻かれるナビタイマーの魅力は現在でも劣りません。
大型サイズのクロノグラフをお探しの方は、46mmのケース径を持つナビタイマーにご注目ください。自社ムーブメントB01を搭載するこの時計のステンレスモデルは、約70万円でご購入いただけます。B03によって駆動される45mmサイズのラトラパンテクロノグラフは、約100万円で提供されています。ピンクゴールドのラトラパンテモデルはこれよりもずっと高価で、140万円以上の価格が付けられます。
自社ムーブメントが使用されていない古いナビタイマーモデルの中古品は、これらに比べて格段に安く、約50万円でご入手いただけます。これら多くのモデルには、定番のバルジュー7750が使用されています。ヴィンテージ時計のファンに人気のモデルには、初期のナビタイマーモデルであるRef.806があります。特にステンレスモデルは熱い人気を誇り、45万円~125万円ほどの価格で提供されています。
また、ゴールドコーティングケースのモデルもこれとほぼ同じ価格帯で見つかります。Ref.806は通常手巻きのヴィーナス178で駆動されますが、中にはバルジュー72搭載の特別なモデルも存在します。バルジュー72も同じく手巻きムーブメントで、1950年代に短期間のみナビタイマーに使用されました。
806のデザインがお好みで、もっと若いモデルをご希望の方は、2019年春に発売された同リファレンスのリニューアル版、ナビタイマー REF.806 1959 リ・エディションをご覧ください。このモデルは旧モデルにできる限り近いデザインで仕上げられており、駆動には手巻きのB09が使用されています。ケース径40.9mmのこの時計は1959本に限定されており、約90万円の価格で提供されています。
2019年に初めて、3針のナビタイマーモデルが登場しました。この時計にはクロノグラフ機能が備えられていませんが、パール装飾ベゼルですぐにナビタイマーとして見分けられます。このモデルは様々な素材のコンビネーションと文字盤のカラーでご入手いただけます。ケース径41mmのステンレスモデルは、約35万円でご入手いただけます。38mmケースのモデルは、レディース時計としても、またメンズ時計としてもご着用いただけ、ステンレス時計の価格は約35万円、ゴールド時計の価格は約55万円です。ケース径35mmの小型なナビタイマーモデルは、繊細な女性の手首に似合います。中でも高級なピンクゴールドモデルには、約255万円の価格が付けられます。
ナビタイマー 8の価格
ブライトリングによってすでにバーゼルワールド2018以前に発表されたナビタイマー 8は、時計界全体の注目を集めました。このコレクションにはブライトリングが提供する世界的に有名なパイロットウォッチ「ナビタイマー」の名が付けられていますが、時計の見た目からはナビタイマーであることがわかりません。その理由は、回転計算尺のベゼルが使用されていないことにあります。ナビタイマー 8には両方向回転式のフレーテッドベゼルが使用されており、ベゼル上に記された三角マークを用いてタイムを計測することが可能です。
同コレクションの時計には、最新のコックピット機器にインスパイアされたデザインが採用されています。「8」という数字には歴史的な理由があり、1938年にウィリー・ブライトリングによって設立されたユイット アビエーション部門に関連しています。「ユイット」はフランス語で「8」という意味になります。
この部門によって当時開発されたパイロット飛行時計が8日間のパワーリザーブを持っていたことに因んで、同部門はこう呼ばれるようになりました。ナビタイマー 8のパワーリザーブは最大70時間です。
ナビタイマー 8 B01 クロノグラフ 43のステンレスモデルは、Chrono24にて約65万円で販売されています。この時計の18Kピンクゴールドモデルの相場は約165万円になります。これに比べて、バルジュー7750ベースのCal.B13で駆動されるクロノグラフモデルはかなり安く、50万円ほどから見つかります。これよりもさらに安い価格で提供されているのは、6時位置に日付表示が設置された3針モデルで、その価格は約35万円になります。デイデイトモデルはそれよりかわずかに安く約34万円となっています。ワールドタイム機能を備えるナビタイマー 8 B35 オートマチック ユニタイム 43のレザーストラップ付きモデルは約65万円で、ステンレスブレスレットモデルは約70万円で提供されています。
ブライトリング ダイバーズウォッチの価格
種類豊富なパイロットウォッチに並び、ブライトリングは堅牢なダイバーズウォッチも提供しています。アベンジャー II シーウルフの防水性は最大3000m (300気圧) で、ケース径45mm、厚さ18.4mmと非常に大型です。この時計のステンレスモデルは、約35万円でご入手いただけます。
これに対しややクラシックな趣を持つ時計にスーパーオーシャン IIがあり、サイズは44mm、42mm、36mmの3種類からお選びいただけます。小型サイズの時計は、レディース時計としてご着用いただけます。この時計の防水性は最大200m (20気圧) で、価格は約30万円です。大型モデルの防水性は1000m (100気圧) で、約35万円で販売されています。また、42mmサイズのモデルも小型モデルと同じく約30万円になります。
ヘリテージ コレクションのダイバーズウォッチ
近年、1950年代~60年代風のデザインを持つレトロウォッチの人気が非常に上昇しています。ブライトリングのスーパーオーシャンヘリテージはこのトレンドの的となるコレクションで、これまで複数のモデルが追加されてきました。
2018年に発表されたクロノグラフは44mmサイズです。この時計を駆動する機構には、自社製ムーブメントB01と、バルジュー7750ベースのCal.B20の2種類があります。すべてのモデルはステンレス製ですが、文字盤の色とブレスレットのコンビネーションには異なる仕様が提供されています。B01クロノグラフモデルの中でも特にクラシックな印象を与えるのは、黒文字盤と白インダイヤルの組み合わせです。このモデルは黒いラバーストラップ付きで、約65万円でご購入いただけます。バルジュー7750駆動のモデルをご希望の場合は、約55万円のご予算をお見積りください。
クロノグラフ機能は必要ないという方は、3針モデルをご覧ください。ブライトリングは2018年に、42mm、44mm、46mmサイズの時計をリリースしました。これらの時計を駆動するのは、チューダーMT5612ベースのCal.B20です。クロノグラフモデルと同様、3針モデルも様々な文字盤とブレスレットのコンビネーションで提供されています。ブライトリングは44mmサイズの3針モデルのケース素材に、ステンレスとピンクゴールドを用意しています。42mmサイズの黒文字盤、編みこまれたミラネーゼブレス付きモデルは、Chrono24で約45万円でご購入いただけます。
スーパーオーシャン ヘリテージ 57
ブライトリングは2020年に、スーパーオーシャン ヘリテージ 57を発売しました。このモデルは、同社が1957年に発表した歴史的なブライトリング ダイバーズウォッチを基にして作られました。その特徴は、3,6,9,12時のバーの下に、大きな丸型のアプライドインデックスが見られる点です。また、ダイビングスケールに数字の表記はありません。駆動に使用されているのは、セリタSW300ベースのブライトリング B10です。時計のケース径は42mmで、5種類の異なるバリエーションで提供されています。黒文字盤、黒ベゼル、ミラネーゼブレス付きの一番標準的なモデルは、約45万円で売買されています。
美しいトランスオーシャン時計の価格
トランスオーシャン コレクションには、ブライトリングの時計の中で最もエレガントな、ワイシャツやスーツに似合う時計が並んでいます。最高級のモデルはクロノグラフやワールドタイム機能を搭載し、特に世界を舞台に活躍する方に適しています。また、基本的な3針のデイデイトモデルもあります。
これらのドレスウォッチのケース素材には、ステンレスや18Kレッドゴールドが使用されています。ブレスレットには、アリゲーターレザーストラップとステンレス製のミラネーゼブレスが用意されています。43mmサイズのトランスオーシャン デイデイトは、ETA2834-2ベースのCal.45で駆動されています。この時計のステンレスモデルは、約45万円でご入手いただけます。レッドゴールドモデルには、約150万円の価格が付けられます。
自社ムーブメントのブライトリングB01を搭載するトランスオーシャン クロノグラフの未使用品は、約65万円で販売されています。タイムストップ機能とワールドタイム機能を備える46mmサイズのトランスオーシャン クロノグラフ ユニタイムの未使用品は、約80万円でご購入いただけます。
クロノマットとアベンジャー II
クロノマットとアベンジャーの両モデルは、ブライトリング時計の中でも特に堂々としています。直径44mm~50mm、厚さ17mmを超えるケースは、頑丈な腕を持つ男性の半袖姿に似合う時計です。映画『ダイ・ハード 3』でジョーン・マクレーンを演じたアクション映画スター ブルース・ウィリスが、高精度なクロノマットを着用していたのにも頷けます。
ブルース・ウィリスと同じくクロノマットを腕に着用されたい方は、モデルにもよりますが、約50万円のご予算をお立てください。この価格帯でご入手いただけるのは、自社ムーブメントB01駆動のモデルです。バルジュー7750使用のモデルはこれより大幅に安く、中古品は約25万円でご購入いただけます。また、運が良ければこれよりも安く見つかることもあります。
また、アメリカの有名なタトゥーアーティストであるアミ・ジェームスも大型なブライトリング時計、スーパーアベンジャーを愛用しています。48mmサイズの時計の未使用品は約65万円でご購入いただけます。黒い新素材ブライトライト (Breitlight®) を使用した50mmサイズのアベンジャーハリケーンの価格は、未使用品で約75万円です。この新素材ブライトライトはステンレスより軽量で、非常に耐傷性に強い特徴を持ち合わせています。
ブライトリングは2020年にクロノマットの新作を発表しました。その一つが、B01 42シリーズです。そのベゼルの4ヶ所にはライダータブが設置されており、これによってカウントアップ機能とカウントダウン機能を使用できます。B01 42には独特な「ルーロー」ブレスレットが取り付けられており、ブレスレットの丸いリンクが窓に取り付けるブラインドを思わせます。ライダータブとブレスのデザインは、ブライトリングが1984年に発表したクロノマットを基に考案されています。ケースのサイズはネーミングからも分かる通り42mmで、駆動にはCal.B01が使用されています。Chrono24ではステンレス製の基本モデルが約70万円で販売されています。価格的に最も高いのは18Kレッドゴールドモデルで、黒いラバーストラップ付きの仕様には175万円ほどの価格が付けられます。
プレミエ: 2018年に発表された新コレクション
ブライトリングは2018年に、新しい時計コレクション「プレミア」を発表しました。このコレクションには、同ブランドが1940年代にリリースしたモデルのリニューアル版がラインナップされています。その種類には優雅なクロノグラフと3針時計があり、42mmと40mmの2つのサイズからお選びいただけます。また、ケース素材の選択肢には、ステンレスとピンクゴールドが提供されています。クロノグラフの駆動に使用される機構には、ブライトリングB01とCal.13 (バルジュー7750) の2種類があります。これに対し、3針モデルの駆動にはETA2895-2ベースのCal.37、あるいはCal.45 (セリタSW260) が使用されています。その他のブライトリングモデルと同じく、この時計も様々な配色で提供されています。
スモールセコンドを搭載する3針ステンレスモデルの価格は約35万円です。これに対し、ピンクゴールドモデルの相場は約125万円になります。デイデイト表示付きのステンレス製プレミアモデルは、約40万円でご購入いただけます。
クロノグラフでは、Cal.13搭載のステンレスモデルに約55万円の価格が付けられます。Cal.B01駆動の18Kレッドゴールド素材のプレミア クロノグラフは、約185万円の価格で販売されています。同じくB01駆動で、ケースとブレスにシンプルなステンレスが使用されたモデルは、約70万円でご購入いただけます。
プレミア トップタイムは、非常にエレガントなスタイルの時計から成るコレクションの枠から若干外れており、1960年代のブライトリング時計を思い起こさせます。パンダデザインの「ゾロ・ダイヤル」を持つこのモデルは、美しいと同時にスポーティーでもあります。「ゾロ」という呼び名の由来は、3時と9時位置のインダイヤルの部分の色が黒で、形が三角形であることによります。このデザインが、映画『マスク・オブ・ゾロ』に登場する「怪傑ゾロ」を連想させます。41mmサイズのモデルはバルジュー7753ベースのCal.23によって駆動され、Chrono24では約55万円で販売されています。
ブライトリング・ベントレー エディション
スイス高級時計ブランド ブライトリングとイギリス最高級の自動車メーカー「ベントレー」は、2003年以来のパートナーです。この両社の出会いから、ベントレーのための特別エディションがこれまで複数発表されてきました。
ベントレーは2019年に創業100周年を迎えました。これを記念して、ブライトリングからプレミエ ベントレー センテナリーが発表されました。42mmケースを持つこの腕時計は、ブライトリングによるCal.B01で駆動されています。ケース素材には、ステンレスと18Kピンクゴールドの2種類が提供されています。ステンレスモデルは1000本限定で、ピンクゴールドモデルはわずか200本に限定されています。この時計の見どころは、ニレの木を素材とする光沢のある文字盤で、ピンクゴールドとのコンビネーションでは特に優雅な印象を与えます。ステンレスモデルの未使用品は、約90万円でご購入いただけます。これよりも非常に希少なゴールドウォッチには、約255万円の価格が付けられています。
これに続き、2020年にはクロノマット B01 42 ベントレーが発表されました。ブライトリングがベントレー社との長年の絆を記念すべく開発したモデルには、グリーンの文字盤とルーローブレスレットが備えられています。機能的には標準モデルと変わりませんが、文字盤の色がグリーンになったことに加え、サファイアクリスタルバックにベントレーのエングレービングが見られる点も一つの特徴です。価格は約75万円です。
ブライトリングは2020年後期に、プレミア ベントレー マリナーリミテッドエディションを発表しました。この時計はベントレーが同じ年に発表した高級車、「コンチネンタルGT マリナ—コンバーチブル」と並行してリリースされました。この腕時計のサイズは42mmで、駆動にはCal.B01が使用されています。この高級車の色であるインペリアルブルーから着想を得て作られたこのクロノグラフには、ブルーのレザーストラップが取り付けられています。このスポーティーなクロノグラフは限定1000本で製造され、価格は約80万円です。
遭難信号を発信するエマージェンシー時計
パイロットウォッチの一種で今や伝説の部類に入るブライトリング時計に、プロフェッショナルコレクションのエマージェンシーがあります。内蔵された遭難信号発信装置は1955年以来、人命の救助に役立っています。国際航空遭難信号周波数121.5 MHzで発信される信号は、穏やかな海、または平地において約170kmの距離まで探知可能です。2013年にリリースされた現行のエマージェンシー IIは、必要に応じて周波数406.04 MHzHの非常信号を衛星に対して送信します。
これらの機能は言うまでもなく電池を必要とします。このためエマージェンシーには約2年半の寿命を持つ電池が使用されています。クォーツ式のCal.B76では温度差を補正することによって、精度の誤差を最小限に留めています。時刻の表示は、時計針とデジタルの両方で行われます。また、この他にもカウントダウンタイマー、第2タイムゾーン、アラームクロックなどの機能が搭載されています。
ケースはチタン製で、サイズは直径51mm、厚さ21.6mmと非常に大型です。ブレスレットを取り外したエマージェンシー IIの重さは144gです。ラバーストラップ付きのエマージェンシー IIは、約140万円でご購入いただけます。
エキゾスペース B55: Bluetooth付きスマートウォッチ
プロフェッショナル コレクションのエクゾスペース B55は、最先端を行くスマートウォッチです。この腕時計は、Bluetoothによってスマホに接続できます。エクゾスペース B55には、7つのアラーム、UTC基準時刻、カウントダウンタイマー、パイロットに便利な機能を提供するクロノグラフなど、様々な機能が搭載されています。駆動には従来の時計機構の10倍の精度を誇る、ブライトリングのクォーツムーブメントB55が使用されています。この時計は電池ではなく、バッテリー充電式です。エクゾスペース B55の価格は約65万円です。
女性のための機能的なブライトリング時計
ブライトリングは、数々の興味深い時計もラインナップしています。ダイバーズウォッチコレクション スーパーオーシャンの女性用モデルは、種類豊富なステンレスモデルからお選びいただけ、ケース径はすべて36mmです。文字盤の色は、白、オレンジ、ライトブルーの3種類で提供されています。また、ラバーストラップの色も文字盤の配色に合わせられています。駆動にはETA 2824-2ベースの自動巻きムーブメントCal.B17が使用されています。Chrono24では、この時計を約30万円でお買い求めいただけます。
ブライトリングが1952年に発表した、同ブランドを代表する複雑なクロノグラフモデル、ナビタイマーが、いつの日にか35mmのレディースサイズで提供されようとは誰も想像していませんでした。2019年以降、ブライトリングは3針のナビタイマーのモデルを6つの種類でラインナップしています。ケース素材の種類は、ステンレス、ステンレスとピンクゴールドのコンビ、ピンクゴールドのみの3タイプからお選びいただけます。駆動に使用されているのは、同じくB17です。価格はレザーストラップ付きのステンレスモデルの約35万円から始まり、コンビモデルの相場は80万円、ピンクゴールドモデルは約265万円になります。
ブライトリングの歴史
ブライトリングは絶対的に高い名声を誇るブランドです。その理由は、同社が長い間独立会社であり続けたことにあります。2017年以降、ブライトリングはイギリスの投資ファンド CVCに所属しています。また同年、IWCの元代表取締役で、リシュモンの前ヘッド・オブ・ウォッチメイキングであったジョージ・カーンを最高経営責任者として迎え入れました。
ブライトリングの工房は1884年にレオン・ブライトリングによって創立されました。1936年以降、ブライトリングはイギリス空軍への時計の供給を行っています。また、アメリカ空軍も、1942年に発売されたクロノマットをブライトリングに発注しています。1960年代初期、同社は従来の12時間一周と異なり、時針が24時間で一周するナビタイマーモデルを開発しました。宇宙飛行士のスコット・カーペンターは、1962年に宇宙飛行の際に、この時計を手首に着用し、地球が日中であるか、夜間であるかを確認しました。
1979年にクォーツショックの影響が激しくなってきた際、ウィリー・ブライトリングはパイロットであり実業家でもあった、エルネスト・シュナイダーに同社を売却することによって経営難をしのぎました。シュナイダー家は現在に至るまで、ブライトリング社の株を所有しています。
自社の曲技飛行隊を持つ時計ブランド
ブライトリングの航空分野とのつながりは、様々な場面に現れています。ブライトリング社は7機のアエロ L-39ジェットから成る自社の曲技飛行隊を所有しており、これは民間の飛行機隊では世界最大級です。この他にも、複葉機の翼の上でパフォーマンスを展開するウィングウォーキングのチームを所有しています。またブライトリングは、ヨーロッパ最後の飛行可能なロッキード スーパーコンステレーション機のスポンサーでもあります。この4つのモーターで駆動するプロペラ機には「スーパーコニー」という愛らしい名前が付けられています。この航空機は、1950年代に長距離飛行の旅客機の分野で中心的な役割を果たしました。ブライトリング スーパーコンステレーション HB-RSCはスイスに駐機されています。