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ブライトリング クロノマット: 大人気モデル
ブライトリング クロノマットは高い売上を誇る人気時計です。顕著なデザインと堅牢な作りで知られるこのモデルはカルト的な人気を誇っています。トップモデルはクロノメーター認定済みの自社ムーブメント搭載で、クロノグラフ機能とGMT機能が備わっています。
長い歴史を持つパイロットウォッチ
70年以上の歴史を振り返るパイロットウォッチ ブライトリング クロノマット。この時計が初めて登場したのは1941年のこと。当時、ブライトリングはクロノマットに計算尺ベゼルを搭載していました。この機能は今日では、もうひとつの定番ブライトリングモデルであるナビタイマーに採用されています。実際に、ナビタイマーは初期のクロノマットを基にして開発されたモデルです。クロノマットに備えられた機能豊富なベゼルは、「クロノグラフ」と「マテマティーク (数学)」を組み合わせた、時計の名前の由来にもなっています。
現在のクロノマットは、スイスの時計メーカーが創業100周年を記念して1984年に発表したものです。当時も今も、玉ねぎ型のリューズと、3時、6時、9時、12時に見られる4つのライダータブが印象的なデザインです。このタブおかげで、手袋をしていても回転ベゼルを簡単に操作することができます。また、サファイアクリスタルの風防を衝撃からさらに保護する役目も担っており、時計の高い視認性に貢献しています。ブライトリングは、通称「フレッチェ・トリコローリ」と呼ばれるイタリアの曲技飛行チームのパイロットたちの協力を得て、この新型クロノマットの開発に取り組みました。
クロノマットは、伝統的なパイロットクロノグラフから、スポーティーでエレガントなドレスウォッチまで、豊富な種類を誇るコレクションに成長してきました。ステンレススチール製、18Kレッドゴールド製、コンビモデルのモデルがあり、サイズは32mm~44mm。そのため、クロノマットは女性にも男性にも適しています。
ブライトリングは、トップモデルに70時間のパワーリザーブを備えたマ自社製キャリバーを搭載しています。2019年までのコレクションには、GMT機能を搭載した時計や、500m (50気圧) まで防水性を高めた時計も含まれていました。また、このシリーズでは、有名な飛行隊や英国の自動車メーカー「ベントレー」とのコラボレーションに特化したスペシャルエディションも定期的に発表しています。
クロノマットを買う理由
- 認知度の高い伝説のパイロットウォッチ
- 2009年以降すべてのムーメントがCOSC認定済み
- 70時間のパワーリザーブを持つ自社ムーブメント B01
- クロノグラフ、GMT機能、500mの防水性を備えるトップモデル
- ステンレス、ゴールド、コンビモデル
- 女性用・男性用サイズ
ブライトリング クロノマットの価格一覧
モデル / Ref. | 価格 (約) | 価格 / 素材 / キャリバー |
クロノマット B01 42 / RB0134101B1S1 | 185万円 | 42mm / レッドゴールド / B01 |
クロノマット44 / CB011012/B968 | 130万円 | 44mm / コンビ / B01 |
クロノマットB01 42 フレッチェ・トリコローリ / AB01344A1C1A1 | 90万円 | 42mm / ステンレス / B01 |
クロノマット44 レイブン / MB0111C2/BD07/153S | 85万円 | 44mm / ステンレス / B01 |
クロノマット ブラックスチール GMT / MB041310/BC78 | 75万円 | 47mm / ステンレス / B04 |
クロノマット41 エアボーン / AB01442J/BD26 | 55万円 | 41mm / ステンレス / B01 |
クロノマット / 808 | 55万円 | 37mm / イエローゴールド / ヴィーナス175 |
クロノマットエボリューション/ A13356 | 50万円 | 44mm / ステンレス / B13 |
クロノマット / 81950 | 20万円 | 39mm / コンビ / B13 |
クロノマットの価格
長い歴史を誇るクロノマットコレクションは、現代の時計からアンティークモデルまで豊富な品揃えのコレクションとなっています。1980年代と90年代の時計は価格的に一番安く、20万円前後で提供されています。バルジュー7750ベースの機構を搭載した2000年代前半のクロノグラフは、約50万円で入手できます。自社製キャリバーB01を搭載した時計の場合は、製造年や使用されている素材にもよりますが、55万円~185万円の価格になります。アンティークウォッチの愛好家には、計算尺機能を搭載した初代クロノマットがお勧めです。1950年代、60年代の保存状態の良いものは、Chrono24で35万円前後から購入できます。
2020年の新デザイン –80年代へタイムスリップ
2020年春、ブライトリングは1984年版のデザインに強くインスパイアされた新しいクロノマットのシリーズを発表しましたた。特に、ルーローブレスレットと呼ばれるブレスが目を引きます。ケースと一体化しており、細い丸いリンクで構成されています。ブライトリングが歴史的モデルから採用したもうひとつの特別な機能は、入れ替え可能なライダータブです。15分と45分のライダーは、ネジでベゼルに取り付けられており、必要に応じて場所を変えることができます。これによって、回転ベゼルをカウントアップ用やカウントダウン用に使用することができます。
コレクションのフラッグシップモデルは、自社製キャリバーB01を搭載したクロノグラフです。直径は42mmで、ステンレススチール、レッドゴールド、そしてさまざまなバイカラーのバージョンがあります。また、ダークグレー、シルバー、ブラック、ブルー、グリーンなど、さまざまな文字盤カラーを選ぶことができます。Chronomat B01 42のステンレススチールバージョンは、約75万円で購入できます。250本限定のChronomat B01 42 フレッチェ・トリコローリのような特別なモデルは、90万円程度と少し高めです。18Kレッドゴールド製を選ぶと、価格は約185万円になります。
3針のクロノマット
このシリーズには、クロノグラフの他に、3針の時計もあります。32mmと36mmの2種類のサイズが用意されており、より女性向けとなっています。ルーローブレスレットとベゼルのライダータブのおかげで、この時計は一目でクロノマットシリーズに属するモデルだと分かります。しかし、ベゼルを回転させることができないため、ライダーは装飾的なものとなっています。ブライトリングは、ケース径36mmの時計に自動巻きキャリバーB10を搭載しています。この機構はETA2892-A2をベースとしており、6時位置に日付を表示し、42時間のパワーリザーブを備えています。小型モデルは、正確な時刻表示を可能にするスーパークォーツキャリバー ブライトリング77を搭載しています。
ステンレススチール製のクロノマット32の価格は、約40万円です。同等のクロノマット36は、45万円程度で若干高価です。コンビモデルの場合、価格は約75万円にまで上昇します。最も高価なのは、ピンクゴールドのケースとダイヤモンドをあしらったベゼルを持つモデルで、その価格は約195万円になります。
クロノマット44– 500m防水
ブライトリングのクロノマット44は、2019年末までグレンヒェンを拠点とするメーカーの商品として提供されていました。ケースサイズが44mmなので、丈夫な手首の方に特にお勧めです。1984年に発売されたクロノマットと同様に、44mmモデルにも3時、6時、9時、12時位置に4つのライダータブが取り付けられています。リューズ、プッシャー、裏蓋がケースにねじ込まれている構造によって、500m (5気圧) の防水性が実現されています。ベゼルは一方向のみに回転し、12時位置にはルミナスマーカーが付いています。これにより、本格的なダイビングの際にも着用できる時計となっています。
ブライトリング クロノマット44には、完全にステンレススチール製のモデル、ベゼルのライダータブが金無垢で、それ以外はステンレススチールから成るモデル、18Kゴールドの金無垢モデル、金無垢のベゼルを備えるステンレススチールモデルの4種類があります。さらに、文字盤はブラック、ブルー、シルバー、グレーの4色で、ファブリックストラップ、レザーストラップ、ラバーストラップ、メタルブレスから選べます。また、インデックスやベゼルにダイヤモンドをあしらったモデルもあります。サファイアクリスタルはドーム型で両面反射防止加工が施されています。
自社製キャリバーB01を搭載した最近のモデルでは、9時位置にスモールセコンドのサブダイヤル、3時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計が配置されています。4時位置と5時位置の間には、日付表示があります。バルジュー7750をベースにしたクロノグラフキャリバーB13を搭載する旧モデルでは、3時位置に日付が表示されます。この機構は42時間のパワーリザーブを備えています。これらの時計では、9時位置にスモールセコンド、12時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計が配置されています。
価格は、バルジュー7750を搭載したステンレススチールモデルが約50万円から、自社製ムーブメントB01を搭載したステンレススチールモデルについては2~3万円弱高くなります。コンビモデルは、80万円~100万円前後で購入できます。金無垢のケースの場合、価格は約195万円になります。
クロノマットエボリューションとブラックバード
ブライトリング クロノマットエボリューションは、2007年まで生産されていました。エボリューションはクロノマット44の直接の後継モデルで、外観上の主な違いはベゼルにあります。エボリューションは、分表示がバーインデックスで、ライダータブにのみ数字が表示されていることで見分けることができ、バルジュー7750をベースにしたキャリバーB13がエボリューションを駆動しています。ステンレススチールとコンビモデルのどちらを選ぶかによって、約50万円~80万円の予算を立てる必要があります。
世界最速の双発機であるロッキード社のSR-71「ブラックバード」にインスパイアされたクロノマット ブラックバード。このモデルは、ブライトリングの航空への愛着を特に明確に表現しています。2000年代のモデルの特徴は、12時位置の下にあるアウトサイズデイトとコンパスベゼルです。このベゼルを用いて、コンパスの方角を設定することができます。クロノグラフの内部には、ETA2892をベースにしたキャリバー44が搭載されており、42時間のパワーリザーブを備えています。Chrono24では、ブラックバードモデルは約55万円で販売されています。
初代ブラックバードが市場に登場したのは1990年代半ばで、まだアウトサイズデイトは搭載されていませんでした。ベゼルには平凡な分目盛が刻まれていました。初期のモデルには、ブライトリングキャリバー13が採用されています。これらの時計の特徴は、ブラッシュ仕上げのケースとマットな文字盤です。一方、スタンダードなクロノマットには、ポリッシュ仕上げのケースを採用されています。ブラックバードの初期モデルは、未使用品であれば45万円程度で購入することができます。
クロノマット41 – あらゆるシーンで着用できるパイロットウォッチ
ブライトリング クロノマットの44mmバージョンでは大きすぎるという方には、41mmバージョンがお勧めです。小型のモデルは、ステンレススチール、金無垢、そしてゴールドのベゼルを備えたステンレススチールの3種類で提供されています。また、ベゼルやインデックスにダイヤモンドの装飾が施されたモデルもあります。41mmのモデルは、大型モデルとは異なり、500m (50気圧) 防水ではなく、最大300m (30気圧) 防水です。ダイヤルとブレスレットのバリエーションは、クロノマット44と同様に豊富で、駆動を担うのはは自社製キャリバーB01です。
ステンレススチール製のクロノマット41の価格は、85万円を目安にしてください。18金のベゼルを備えたコンビウォッチは90万円前後で提供されています。手頃な価格で購入できるのは、2014年に登場したクロノマット44 エアボーンです。機能的には他のモデルと同じですが、デザインは1980年代の時計を彷彿とさせるものになっています。価格は約55万円です。
ブラックのクロノマット
クロノマットコレクションには、2019年末まで、ブラックウォッチがラインナップされていました。クロノマット44 レイブンと、様々なブラックスチールバージョンです。注目すべきは、クロノグラフとGMT機能を備える自社製キャリバーB04を搭載したブラックスチールGMTです。47mmのステンレススチール製ケースは、マットブラックのサテン仕上げで、インデックス、時針、分針にはダークグレーになっています。赤色のストップセコンド針、GMT針の矢印、インダイアルの3つの小さな針が、この時計に彩りを添えています。同じくブラックで統一されたラバーストラップは、ステルス機を彷彿とさせるパイロットクロノグラフのイメージを強調しています。価格は約75万円になります。
ブラックスチールには、第2タイムゾーンのないモデルもあります。クロノグラフバージョンには、キャリバーB01が搭載されています。デザインはGMTバージョンとほぼ同じですが、インダイアルがラウンド型ではなくスクエア型になっているのが特徴です。ブラックスチールクロノグラフの価格は約75万円です。もう少しカラフルな時計がお好みの方には、イエローの文字盤のバージョンがお勧めです。このクロノマット44 ブラックスチール スペシャルエディションは、内側がイエローのブラックのラバーストラップで手首に装着されます。未使用品の価格は80万円前後です。
クロノマット44 レイヴン
クロノマットシリーズのもうひとつのブラックウォッチが「レイブン」です。ブラックスチールモデルとは異なり、レイブンにはカラフルなアクセントがより多くの箇所に見られます。ベゼルの数字、インダイヤルの3本の針、ストップ秒針、文字盤の縁はオレンジ色で、鮮やかな色がすぐに目に飛び込んできます。細部に関しては、オレンジ色の文字が入ったブラックのローターが備えられており、サファイアクリスタルのケースバックから見ることができます。
クロノマット44 レイブンのケース内にも、同じくキャリバーB01が搭載されています。ブラックのラバーストラップによって、時計は手首にしっかりと装着されます。レイブンモデルは、約85万円からの価格で購入できます。
38mmサイズのクロノマット
ケース径38mmのクロノマット38は、細身の手首を持つ方に最適です。タングステンカーバイド製の滑らかなベゼルが、全体的にフェミニンな雰囲気を強調しています。タングステンカーバイドは特に耐性が高く、耐傷性に長けた素材です。これにより、ベゼルに傷が付くことはありません。クロノマット38は、ステンレススチール製のみですが、ベゼルにダイヤモンドをセッティングしたモデルも提供されています。また、ブラックラッカー仕様に加えて、マザーオブパール仕様の文字盤も用意されています。そのうちの1つは、さらにダイヤモンドのインデックスが使用されている大変美しいモデルです。ブレスレットは、大型モデルと同様に、ステンレススチール、レザーストラップ、ラバーストラップの3種類が用意されています。
内部には、世界で最も有名な自動巻きクロノグラフキャリバーの1つであるETA社のバルジュー7750をベースにしたキャリバー ブライトリング13が搭載されています。自動巻きムーブメントは、42時間のパワーリザーブと25の受け石を備え、8分の1秒単位で時間を止めることができます。ブライトリングは自社のキャリバーを、スイスクロノメーター検定協会の検定へ送り、その認定を受けています。これにより、正確な時刻の表示が保証されています。
ポリッシュ仕上げのベゼルを備えたクロノマット38は、平均45万円で購入できます。ベゼルにダイヤモンドをセットしたモデルの価格は約70万円になります