ハミルトン カーキ フィールド
カーキ フィールドは、ハミルトンの最も売れ筋の良い時計コレクションです。そのデザインは30年代と40年代のミリタリーウォッチを思わせるもので、堅牢、機能的、かつ高い視認性を誇ります。クォーツ式、自動巻き、手巻き式のETA機構が正確に時を刻みます。
ミリタリー風のモダンなレトロウォッチ
ハミルトンは、ミリタリーウォッチとナビゲーションウォッチの製造において長い歴史を誇ります。 カーキ フィールド はこの長い伝統を代表するコレクションで、30年代~50年代のレトロな軍事用スタイルの腕時計が多数ご提供されています。このコレクションは、すべてのハミルトン時計の中で最も高い人気を誇ります。
カーキ フィールド時計のすべてに共通する特徴は、独特なデザインの文字盤です。そのデザインは機能的で、 高い視認性に重点が置かれています。はっきりとした時と分の目盛り、1~12の大きなアラビアインデックス、そして文字盤の中央に見られる13~24の数字が刻まれたリング。また、先の尖ったアルファ針も、このシリーズの時計における特徴の1つです。コレクション内の多くは3針モデルですが、いくつかのクロノグラフ モデルも提供されています。
これらの共通点を備えつつ、同コレクションは大変豊富な種類のモデルをご提供します。文字盤とケースフォルムは、異なる時代に製造された 昔ながらのモデルをモチーフに作られています。さらに、文字盤の色はブラック、ホワイト、シルバー、ブルー、オリーブグリーン、ブラウンからお選びいただけます。
このステンレス時計は38mm~50mmのケース径でご提供されており、レディースとメンズに似合うサイズの時計がございます。駆動に使用されるムーブメントは、スイスの時計機構メーカーであるETA社によるものです。モデルによって、クォーツ式、自動巻き、手巻き式機構によって駆動されています。
カーキ フィールドを買う理由
- 30年代、40年代、50年代のミリタリー風レトロ時計
- 堅牢なステンレスケース、PVDコーティングモデルあり
- 多彩な文字盤の色とブレスレット種類
- 自動巻き機構、クォーツ機構
- レディース・メンズ用腕時計
ハミルトン カーキ フィールドの価格
モデル / Ref. | 価格 (約) | 特徴 |
カーキ フィールド オート クロノ H71626735 | 16万円 | クロノグラフ、デイデイト表示、ブラックPVDコーティング、自動巻き |
カーキ フィールド 機械式 H69819530 | 11万円 | ケース径50mm、日付表示、手巻き式 |
カーキ フィールド スケルトン オート H72515585 | 10万円 | スケルトンの文字盤、自動巻き |
カーキ フィールド ”マーフ” オート H70605731 | 9万円 | 映画『インターステラー』の時計、自動巻き |
カーキ フィールド オート H70595163 | 7万円 | 日付表示、自動巻き |
カーキ フィールド キング オート H64455133 | 6万円 | デイデイト表示、自動巻き |
カーキ フィールド キング クォーツ H64451533 | 4万円 | デイデイト表示、クォーツ式 |
カーキ フィールド クォーツ H68311533 | 3万円 | 日付表示、クォーツ式 |
自動巻きカーキ フィールドの価格
カーキ フィールド オート シリーズには、特に沢山のモデルがラインナップされています。ケースサイズは38mm、40mm、42mm、44mmでご提供されています。ステンレス製のケースの多くにはサテン仕上げが施されており、いくつかのモデルのベゼルにはポリッシュ仕上げが施されています。シリーズ名からも分かるように、これらの時計の駆動には自動巻きムーブメントが使用されています。カーキ フィールド オートにはETA C07.111ベースのCal.H-10が使用されています。この機構の パワーリザーブは80時間で、センター針で時・分・秒を表示し、3時位置には日付窓が設置されています。
すべてのサイズのモデルにおいて、多様な文字盤のカラーバリエーションとブレスレットの種類からお選びいただけます。ミリタリー風のスタイルがお好みの方には、マットなブルー、オリーブグリーン、ブラウンの文字盤と、その配色に合わせたファブリックストラップのモデルがおすすめです。サンバースト仕上げが施されたシルバーやクリーム色の文字盤と、レザーストラップ、あるいはステンレスブレスレット付きの腕時計は、スーツとネクタイによく合わせられます。
レザーストラップ、もしくはファブリックストラップで腕に巻かれるモデルの未使用品は、約5万円~6万円でご購入いただけます。ステンレスブレス付きのカーキ フィールド オートは、約6万円~7万円でご入手いただけます。
ミリタリー感がやや少ないモデルに、 カーキ フィールド スケルトン オート がございます。この時計の文字盤はスケルトン仕様になっており、同じくスケルトン仕様のCal. H-20を眺めることができます。ケース径42mmのステンレス、もしくはブラックPVDコーティングのケースを備えるこのモデルは、ドレスウォッチと言っても過言ではありません。このモデルは仕様によって、約10万円~11万円でご購入いただけます。
カーキ フィールド オートのスペック
- 80時間のパワーリザーブを備える自動巻き機構
- ケース径38mm~44mmでレディース・メンズ向けサイズ
- ミリタリー風レトロデザイン
- 日付表示
- カーキ フィールド スケルトンの文字盤はスケルトン仕様
カーキ フィールド ”マーフ”
カーキ フィールド ”マーフ” オート はカーキ フィールド コレクションにおける映画スターです。マーフはオスカーを受賞したブロックバスターのハリウッド映画『インターステラー』に登場しました。この映画にはマシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステインが演じています。この映画のシーンでは、ブラックホールの事象の地平面に落ちた宇宙飛行士のクーパーが、娘のマーフことマーフィーに腕時計を使用してモーフ信号を送信し、これが最終的に人類を救うことに繋がります。この映画作品を讃え、”マーフ” モデルの秒針には、「EUREKA」の文字がモーフ符号で表示されています。
マーフ モデルのデザインは、その他のカーキ フィールド オート モデルと若干異なります。文字盤と針のデザインにおいては、1920年代と30年代のカーキ フィールド パイオニア オートがモチーフになっています。数字は丸みを帯びており、針はカセドラル風の形をしています。真ん中の数字ダイヤルは、このモデルには見られません。ステンレスケースのみが、カーキ フィールド オート シリーズのその他のモデルと同様です。未使用のカーキ フィールド ”マーフ” オートは、Chrono24で約9万円でご購入いただけます。ハミルトンによる国内定価は11万円です。
カーキ フィールド パイオニア オート はそれより多少安くご提供されています。このモデルとマーフモデルの違いは、フレーテッドベゼル、玉葱型のリューズ、3時位置の日付窓のみになります。ケース径45mmのブラックの文字盤を持つモデルは、未使用約7万円でご入手いただけます。クリーム色の文字盤を備えるケース径42mmのモデルは、約8万円でご販売されています。
カーキ フィールド チタン
カーキ フィールド チタン オート は、コレクション内でも軽量のモデルです。そのケース素材には、モデル名にもなっているチタンが使用されています。文字盤と針のデザインや機能的なスペックは、シリーズ内のその他の時計と同一です。
ハミルトンはこの時計を3つの異なるタイプでご提供しています。1つ目はブラックの文字盤とホワイトの数字インデックス、並びにサテン仕上げを施したチタングレーのケースのモデルで、金属ブレスレットによって腕に着用されます。このモデルは約7万円で、最もリーズナブルです。2つ目はブラックPVDコーティングとブラックのラバーストラップのモデルで、価格は約8万円になります。最も高価格なのはオリーブグリーンの文字盤とライトブラウンのレザーストラップ付きモデルで、約10万円でご提供されています。
日付・曜日付きカーキ フィールド オートの価格
自動巻きのカーキ フィールド のシリーズからのもう1つの代表作は、 カーキ フィールド デイデイト オート です。このモデルではCal. H-30 (ETA 2836-2/C07.111) によって、日付と曜日表示が実現されています。
ハミルトンはこの時計を2つの異なるデザインでご提供しています。1つ目のモデルでは、ミリタリー風のフィーリングが強く表現されています。マットなブラック、ブルー、オリーブ色、カーキの文字盤上には三角のアワーマーカーと、3時位置のデイデイト表示が見られます。カモフラージュデザインのファブリックストラップが、軍事的なイメージをさらに助長しています。モデルの種類によって、価格は約7万円~8万円になります。
2つ目のモデルでは、日付表示が6時位置に設置されています。12時の下部の小窓には、フルスペルの曜日が表示されます。この構造により、時計は均等な印象を与えます。シルバーもしくはブラックの文字盤に施された繊細なサンバースト仕上げによって、時計に上品なタッチが加えられています。価格は約7万円~8万円です。
カーキ フィールド デイデイト オートのスペック
- 80時間のパワーリザーブを備える自動巻き機構
- 42mmのステンレスケース、ブラックPVDコーティング
- ミリタリー風レトロデザイン
- 日付と曜日表示
カーキ フィールド 機械式の特徴
カーキ フィールド 機械式 は、ハミルトンが1960が年代にNATO (北大西洋条約機構) のために製造していたモデルのリニューアル版です。このモデルの文字盤のデザインと、コレクション内のその他のモデルの相違点は、三角形のアワーマーカーのみです。ケース素材にはステンレスが使用されており、直径は38mmです。これより大型な時計がお好みの方には、ケース径50mmのモデルもご用意されています。その他のカーキ フィールド モデルとの大きな違いは、搭載されている機構にあります。このモデルに使用されている機構は 手巻き式のCal. H-50 で、ETA 2801-2がベースとなっています。
ケース径38mmのカーキ フィールド 機械式モデル未使の未使用品は、ブラック文字盤とオリーブグリーンのNATOストラップ付きモデル、またブラウンの文字盤と土色のPVDコーティングが施されたモデルとも、5万円前後でご提供されています。
ケース径50mmのモデルには、繊細なサテン仕上げを施したステンレスと、ブラウンもしくはブラックのPVDのコーティング素材の2種類がございます。PVDコーティングモデルでは、数字と針にダークグレーの蓄光塗料のが塗布されており、時計全体がダークな色で統一されている大変魅力的なタイムピースです。価格はモデルによって、約9万円~11万円になります。
カーキ フィールド クォーツの価格
ハミルトンは、クォーツ式駆動のカーキ フィールドもその商品カタログに取り入れています。そのデザインはカーキ フィールド オートと同様ですが、ケース内に搭載されている機構のみが異なります。例えば、ケース径38mmのモデルにはETA製のクォーツ機構のF06.111が、これに対しケース径40mmのモデルにはETA F07.111が搭載されています。文字盤のカラーバリエーションには、ブラック、ブルー、カーキ、オリーブグリーンがご提供されています。時計を腕に巻くのは、文字盤の色に合わせた配色のステンレスブレス、ファブリックストラプ、レザーストラップもしくはNATOストラップです。
カーキ フィールド クォーツ は、仕様によって約3万円~5万円でお買い求めいただけます。
カーキ フィールド キング オートとクォーツの価格
頑丈で美しい腕時計、それが カーキ フィールド キング です。リューズガードと幅の広いベゼルによって、この時計の堅牢性が強化されています。サテン仕上げとポリッシュ仕上げが施されたステンレスケースと、12時位置にデイデイト表示を備えるすっきりとした文字盤が、この時計に漂う気品の良さの理由となっており、オフィスでもご着用いただける一本です。
直径40mmのケース内には、自動巻き機構Cal. H-40、もしくはクォーツ機構Cal. 995.132が搭載されています。文字盤の色はブラックとクリーム色から、そしてステンレスブレスレットとレザーストラップからご選択いただけます。
ステンレスブレスレット付きのカーキ フィールド キング オートは、約6万円でご入手いただけます。レザーストラップ付期のモデルは、それより若干安い約5万円でご販売されています。カーキ フィールド キング クォーツは、レザーストラップ付き、もしくは金属ブレス付きで4万円前後でご購入いただけます。
クロノグラフ機能搭載のカーキ フィールド
カーキ フィールド オート クロノ は、カーキ フィールド デイデイトのデザインとクロノグラフの機能性を組み合わせたタイムピースです。ハミルトンはこの時計に、60時間のパワーリザーブを保つバルジュー 7750に手を加えた、ハミルトンのCal. H-21を使用しています。この機構の3時位置にはデイデイト表示が備えられており、6時と12時位置にはアワーカウンターとミニッツカウンターが搭載されています。このモデルにおいてハミルトンの時計デザインナーは、通常のクロノグラフでは一般的なスモールセコンドを搭載していません。こうすることによって、文字盤は複雑な印象を与えず、すっきりとした見栄えに仕上げられています。
直径42mmのステンレスケース、並びにライトブラウンのレザーストラップを取り付けたモデルは、新品同様の状態で約14万円でご入手いただけます。ブラックPVDコーティングケース、ブラックのラバーストラップ付きのモデルは、約17万円でお買い求めいただけます。