オリエント MAKO: 良心価格のダイバーズウォッチ
防水性200m、ダイビングベゼル、明るく光る表示 ー オリエント MAKOは正真正銘のダイバーズウォッチです。その抜群のコストパフォーマンスにより、初心者にとって大変魅力的な自動巻きのスポーツウォッチです。
様々な場所で着用できるオリエント時計
オリエント MAKOは数年前から、時計ファンの間でマル秘商品とされるモデルです。一流の品質を誇るダイバーズウォッチが、非常にリーズナブルな価格で販売されているのがその理由です。それは、人気が高く良心的な価格のセイコー時計にも勝るコストパフォーマンスを誇り、日常の様々な場面で着用できるの堅牢なダイバーズウォッチであるオリエント MAKOは2万5000円以下の価格でご入手いただけます。特に日付と曜日表示を搭載する デイデイトは、逆方向回転ベゼルに並ぶ便利な追加機能です。ベゼルには60分目盛りが刻まれており、水中におけるタイムの計測以外にも、キッチンタイマーとしても使用できます。
MAKOにはすでに3世代のバージョンがリリースされています。日本の時計メーカーであるオリエントは、それぞれのバージョンで多数のモデルをリリースしてきました。その種類には、ブラックの文字盤とブラックのベゼルを持つクラシックなダイバーズウォッチから、ブルーレッドの回転ベゼルとブルーの文字盤を持つ人気のペプシモデルなどがあります。また、若い世代のバージョンには、ワインレッドやグリーンの文字盤を持つモデルもあります。ケース径は41.5mmで、厚さは13mmです。完全にステンレスから成る3連リンクのブレスレットには幅22mmのラグが設置されており、折り畳み式Dバックルで安全に手首に着用されます。
オリエントはすべてのMAKOモデルに、自社製の自動巻きムーブメントを搭載しています。自社製ムーブメントを搭載する時計を、この日本メーカーほど安い価格で提供するスイスメーカーはひとつもありません。さらに、オリエントは自社のムーブメントの品質を近年なお向上してきました。このため、MAKO2とMAKO3の腕時計は、セイコーやシチズンの時計に引けを取ることはありません。
オリエント MAKOを買う理由
- 約2万5000円の安い価格
- 自動巻きの自社製ムーブメント
- 価格にわりに良好な品質
- 多彩な文字盤とベゼルのデザイン
- 防水性200m (20気圧)
オリエント MAKOの価格一覧
モデル | 価格 (約) | 特徴 |
オリエント MAKO1 ペプシ Ref.EM65006D | 中古12万円 | 日付用プッシュボタン |
オリエント MAKO XL Ref.EM75001B | 1万7000円 | ケース径44.5mm、曜日プッシャー |
オリエント MAKO2 Ref.AA02001B | 1万9000円 | 秒針停止機能、追加プッシュボタンなし |
オリエント MAKO3 グリーン Ref.AA02005D | 3万2000円 | 秒針停止機能、追加プッシュボタンなし、サファイアクリスタル |
オリエント MAKO1の価格
オリエント MAKOの第1世代にご興味をお持ちの方は、中古市場をご覧ください。東京都新宿区に本社を構えるオリエントは、これに続く世代のMAKOモデルの売上を伸ばすために、MAKO1の製造を終了しました。運が良ければ、非常に状態の良いモデルを1万円強でご購入いただけます。
MAKO1における最も顕著な特徴は、2時位置のねじ込み式プッシュボタンです。このボタンを用いて曜日を変更することができます。日付と時刻は、従来通りリューズを用いて設定します。このユニークな設計を実現しているのは Cal.46943です。このよく働く機構のテンプは、毎時2万1600回振幅し、これは3Hzに値します。自動巻きムーブメントのため、着用時にゼンマイが自動的に巻かれます。完全に巻かれた状態からのパワーリザーブは、約40時間になります。Cal.46943には手巻き機能や秒針停止機能は備わっていません。
文字盤の色は、ブラックとブルーからお選びいただけます。また、オレンジ色のモデルもしばしば見かけられます。ブルーのモデルのいくつかには、光の加減によってサンバースト模様が現れます。この文字盤は光の少ない場所においては、ダークな印象を与えます。 すべてのモデルにおいて、6時、9時、12時位置にはアラビアインデックスが使用されています。デイデイト表示が設置されている3時位置を除くその他すべての箇所には、バトンインデックスが見られます。すべてのインデックス、並びに時針と分針には、蓄光塗料がふんだんに塗布されています。このため、暗い場所でも高い視認性が確保されています。時針と分針にはアルファ針が使用されています。
ブルーの文字盤と赤青のベゼルのを備えるペプシモデルは、特に人気の高いMAKO時計です。このデザインはロレックス GMTマスター II ペプシからインスピレーションを得たもので、その他多くのメーカーの時計にも見られます。MAKOにおいては、ベゼルの0~15分の部分が赤く染められており、潜水の際に経過した時間を読み取るのに役立ちます。
MAKO1の特徴
- 2時位置のプッシャーで曜日送り
- パワーリザーブ40時間の自社製Cal.46943
- サンバースト効果のあるブルー文字盤
- 現在は中古のみ入手可能
- ケース直径41.5mm、厚さ13mm
オリエント MAKO2の価格
オリエント MAKO2と前駆のバージョンとの相違点は性能が向上した Cal.F6922にあり、この機構には秒針停止機能と手巻き機能が追加されています。このためMAKO2が作動を停止した場合、時計を振る必要はありません。同バージョンの時計では日付と曜日の設定がリューズを用いて行われ、前駆のバージョンで見られた2時位置のプッシャーはありません。
その他すべての特徴は同一です。ケース径は以前と同じ41.5mmで、厚さは13mmで、表面にはサテン仕上げ、サイドにはポリッシュ仕上げが施されています。風防にはミネラルガラスが使用されており、ベゼルより若干高い位置にあります。このため多少、打撃とキズに弱いという欠点があります。MAKO1と同じく、このバージョンのモデルでも、シリコン素材のストラップとステンレスブレスレットからお選びいただけます。メタルブレスは完全にステンレス製で3連リンクから成り、折りたたみ式の二重ロック式バックルには、手で上げる必要があるツメが搭載されているため非常に安全です。このブレスレットにはイージーリンクによる延長システムは備えられていませんが、値段にしては大変良い仕上げとなっています。MAKO2は未使用約1万9000円で、中古品は約1万2000円強でお買い求めいただけます。
新デザインのオリエント MAKO3
カマスの名前でも知られるMAKO3は、オリエント MAKOの最も若い世代の腕時計です。以前のモデルと同じく、MAKO3のサイズも直径41.5mmで、防水性は200m (20気圧) です。また、MAKO2にも使用されたCal.F6922によって駆動されます。このバージョンで新しくなったのは、風防にサファイアガラスが使用されたことと、文字盤、ベゼル、針のデザインが一新されたことです。時針はアロー型に変更され、秒針には蓄光塗料が塗布されました。MAKO1と2においては、秒針には蓄光塗料には塗布されていませんでした。このため古いモデルでは暗い場所や水中においては、時計が正常通り作動しているかどうかを確認できません。ダイバーズウォッチの作動確認は、基本的に秒針によって行われます。
文字盤とベゼルの色は、ブラック、ブルー、ワインレッド、グリーンからお選びいただけます。回転式ベゼルリングの表面には分目盛りが整然と刻まれており、経過した時間を正確に読み取ることができます。オリエントは文字盤上にアプライドのバドンインデックスを使用しており、12時位置には逆三角マークが、そして3時位置にはデイデイト表示が設置されています。オリエント MAKO3は、約3万2000円でご購入いただけます。これは前駆のMAKO2よりも1万円強高い値段ですが、その代わりサファイアクリスタルが付いてきます。中古品は約2万4000円で提供されています。
オリエント MAKO3の特徴
- 秒針停止機能と手巻き機能搭載のCal.F6922
- 防水性200m (20気圧)
- ケース直径41.5mm、厚さ13mm
- デイデイト表示
- ブラック、ブルー、グリーン、ワインレッドの文字盤
オリエント MAKO XLのケース径は44.5mm
オリエント MAKO XLは、MAKO1の大型モデルです。スタンダードモデルより3mm大きくなった ケース径44.5mmのこの腕時計は、格段にがっしりとした印象を与えます。小型モデルと同じく、この時計にもCal.46943が搭載されていることは2時位置のプッシャーでも認識できます。従って、秒針停止機能と手巻き機能はこのモデルには付いていません。
時針と分針に並び、秒針にも蓄光塗料が使用されています。また、台形のインデックスにもふんだんに蓄光塗料が塗布されています。逆方向回転ベゼル上には、初めの15分間は分目盛りが刻まれています。ベゼルの色の種類には、ブラック、グリーン、オレンジ、ブルーがあります。文字盤には、ブラック、ブルー、ホワイトの3種類が提供されています。ホワイトモデルでは文字盤全体に蓄光塗が塗られているため、暗い場所ではダイヤルの隅々が明るく光ります。オリエント MAKO XLの未使用品は約1万7000円で、中古品は約1万2000円でご購入いただけます。