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ローラン フェリエ、高級時計の最高峰。
ローラン フェリエのタイムピースはネオクラシック スタイルで仕上げられた、完璧な機械式時計です。高級素材と独自の技術を組み合わせた同ブランドの時計は、真のマスターピースです。
目次
芸術とテクニックの融合
「クラシックで調和のとれた、本質的にシンプルな時計」、スイスの独立系ウォッチメーカー、ローラン フェリエは、自社の時計をそう表現します。しかし、その控えめな外観の裏側には、複雑なメカニズムが隠されているのです。例えば、このメーカーの特徴として、マイクロローターが挙げられます。また、フェリエの時計には、ミニッツリピーター、トゥールビヨン、GMT機能、年次カレンダーを搭載するモデルもあります。
ローラン フェリエは、素材にホワイトゴールドやピンクーズゴールドを頻繁に使用しています。しかし、チタンやステンレスを使った時計もあり、これらはブランドのエントリーモデルとなっています。スクエア、クラシック、エコールの各コレクションは需要が高く、最も人気のあるモデルが含まれています。
フェリエは2008年にジュネーブに時計ブランドを設立しました。そして、そのわずか2年後に、ガレ クラシック トゥールビヨン ダブルスパイラルがジュネーブ時計グランプリ (GPHG) のメンズウォッチ賞を受賞しました。
ローラン フェリエの時計を買う理由
- 独立系ブランドが生み出すマスターピース
- ネオクラシック スタイルの腕時計
- 独特な洗練された技術
- 完璧に仕上げられた高級素材
- ガレ クラシック トゥールビヨン ダブルスパイラル
ローラン フェリエ時計の価格一覧
ローラン フェリエのモデル | 価格 (約) | Cal. / 素材 |
ブリッジワン | 230万円 | F107.01 / ステンレス |
クラシック | 305万円 | LF116.01 / チタン |
ガレ スクエア マイクロローター | 455万円 | FBN229.01 / ステンレス |
ガレ アニュアルカレンダー | 475万円 | LF126.01 / ピンクゴールド、イエローゴールド、もしくはステンレス |
ガレ マイクロローター レギュレーター エコール | 560万円 | FBN228.01 / ホワイトゴールド |
ガレ トラベラー | 755万円 | LF230.01 / ホワイトゴールド、もしくはピンクゴールド |
クラシック トゥールビヨン | 895万円 | LF916.01 / ホワイト、ピンク、もしくはイエローゴールド |
グランド スポーツ トゥールビヨン | 1045万円 | F619.01 / ステンレス |
ローラン フェリエ時計の価格
ローラン フェリエの時計は、高品質な素材を使用しており、本数が厳しく限定されたモデルもあります。同ブランドの時計には専用の自社製キャリバーが備えられており、高度な手作業で仕上げられています。このようなハイクオリティにはそれなりの価格がつきもので、一番安いモデルは約230万円で提供されています。この金額で購入できるモデルには、ステンレススチール製のブリッジワンがあります。価格的に中間にあるモデルは、例えばゴールド製のガレ アニュアルカレンダーで、約510万円で購入できます。最高級のモデルは、ローラン フェリエによってわずか12本しか製造されていないグランスポーツ トゥールビヨンです。この希少な腕時計の公式定価は約17万2000スイスフラン (約1900万円) です。
ガレ マイクロローター レギュレーター エコール
ローラン フェリエは2017年にマイクロローター レギュレーター エコールを発表しました。レギュレーターウォッチの特徴的な要素は、独立したインジケーターです。分表示は大きなセンター針で表示され、時表示は12時位置に配置されています。反対側の6時位置には、スモールセコンドが配置されています。縦長のサテン仕上げのシルバーカラーの文字盤に、これらすべてのインジケーターが配置されています。時計内部では、マイクロローターの自動巻き自社製キャリバーFBN228.01がペースを握っています。このムーブメントのテンプは毎時2万1600振動 (A/h) で、72時間のパワーリザーブを保持します。
レギュレーター エコールのケースは、ホワイトゴールドまたはステンレススチール製で、直径は40mmです。この時計はChrono24ではまだ珍しいので、頻繁にマーケットプレイスを観察しておくことをお勧めします。正式価格は、ステンレススチール製が3万4900ユーロ (約445万円)、ホワイトゴールド製が4万4300ユーロ (約565万円) です。
クラシック トゥールビヨンの価格
2010年に発表されたクラシック トゥールビヨンコレクションは、ホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールドの各1モデルで構成されています。19世紀の懐中時計のデザインを彷彿とさせる美学は、エレガントであると同時にクラシックです。ケース径は41mmで、強い手首の方に適しています。
ローラン フェリエは、ホワイトゴールドのモデルにはブラック、ローズゴールドのモデルにはアイボリー、イエローゴールドのクラシック トゥールビヨンにはホワイトと、それぞれのケース素材に合った文字盤カラーを選んでいます。後者の2つのバージョンでは、文字盤にエナメルを使用しています。文字盤には、ブランド名やモデル名のほか、ローマインデックスがプリントされています。
3つの時計の心臓部には、ダブルスパイラル・トゥールビヨンを搭載した手巻きキャリバーLF916.01を搭載しています。ムーブメントには、時・分表示のほか、6時位置にスモールセコンドを備えています。LF916.01のテンプの振動数は毎時2万1600回で、パワーリザーブは80時間です。この非常に高い精度は、フランスのブザンソン天文台が発行する証明書によって保証されています。キャリバーを最大限にアピールするために、ケースバックにはサファイアクリスタルを採用しています。
ローラン フェリエ クラシック トゥールビヨンは、ケース素材に関わらず、すべて約895万円で購入できます。
クラシック オリジンについて
クラシック オリジン コレクションは、アテリエ グリーンとオパーリンの2モデルで構成されています。ローラン フェリエは、2020年の創業10周年を記念して、この2つの時計を発表しました。どちらのモデルもケースはチタン製で、直径は40mmです。
アトリエ グリーンの文字盤は緑色で、明るいグリーンと暗いグリーンが交互に現れるカラーグラデーションを採用しています。文字盤の外周には、イエローの数字を配したミニッツトラック、6時位置にはイエローのインデックスを配したスモールセコンドが配置されています。この時計の針には、18Kホワイトゴールドが使用されています。
オパーリンは、シルバーホワイトの文字盤に、バーガンディーの時間・秒マーカーを備えています。オパーリンと同様、フェリエは針とインデックスを18Kホワイトゴールドで製作しています。
サファイアクリスタルケースバックから見える手巻きムーブメント LF116.01が、この時計の駆動源となっています。ブリッジの表面はブラックロジウム仕上げで、手作業で仕上げられています。テンプの振幅数は毎時2万1600回です。完全に巻き上げた状態から、約80時間のパワーリザーブを保持します。
このモデルのご購入をお考えの場合、約305万円の予算を立てる必要があります。
ガレ アニュアルカレンダーの価格
ガレ アニュアルカレンダー モントレ エコール コレクションは、年次カレンダーを搭載した様々なモデルで構成されています。すべてのバリエーションに共通するのは、10時位置にある便利なプッシャーで、日付を簡単に進めたり戻したりして設定することができます。カレンダーは30日または31日のすべての月では自動的に進み、2月だけ手作業で修正する必要があります。これを可能にするのは、手巻きで80時間のパワーリザーブを持つ自社製キャリバーLF126.01です。ケース径は40mmで、ピンクゴールド、イエローゴールド、ステンレスの3色から選べます。
文字盤のデザインは、ローラン フェリエらしい、落ち着いたエレガントなものです。日付表示は、文字盤の外周に広がり、中央の日付針で表示されます。12時位置の下には、曜日と月を表示。反対側の6時位置にはスモールセコンドが表示されます。時間と分は、文字盤上の針とスリムなインデックスによって、保守的な方法で表示されます。様々なデザインのレザーストラップが、時計を腕にしっかりと固定します。
ガレ アニュアルカレンダー モントレ エコールは、オパーリンカラーの文字盤を備えています。時計の色は、ステンレススチール、ローズゴールド、イエローゴールドの3種類です。スチール製の時計が約385万円であるのに対し、ゴールド製の時計にはそれより約90万円高い価格が付けられます。
ガレ アニュアルカレンダーの他のバリエーションとして、ヴィンテージとスクールピースがあります。前者は2020年に登場したもので、素材はイエローゴールドです。シャンパンカラーの文字盤が特徴のこのモデルはわずか5本に限定されており、入手するのは非常に困難です。2019年に登場した「スクールピース」も、イエローゴルドのケースを搭載しています。文字盤にはオパーリンとブラックの2種類があります。このモデルも非常に希少です。ガレ アニュアルカレンダー「ヴィンテージ」と「スクールピース」の発売時の価格は、両モデルとも約575万円でした。
ローラン フェリエについて
スイスの時計師、ローラン・フェリエは、自身の名を冠した時計ブランドの創設者であり、クリエイティブ・ディレクターでもあります。彼は時計職人の家系に生まれ、早くからその技術を習得していました。フェリエは1970年代初頭からパテック・フィリップに勤務し、通算37年間在籍しました。時計職人としての長いキャリアを中断したのは、1970年代末のことでした。この間、フェリエは世界の名だたるサーキットで現役のレーシングドライバーとして活躍しており、ル・マン24時間レースにも何度か出場しました。
2008年、ローラン・フェリエは自身の時計ブランドを立ち上げることを決意しました。そのわずか2年後には、数々の賞を受賞したガレ クラシック トゥールビヨン ダブルスパイラルを発表しました。