Panerai (パネライ) ルミノール ドゥエ

エレガントかつ堅牢で、見てすぐにそれと分かる時計。それがルミノール ドゥエ レクションです。このシリーズでは、直径38mmサイズから始まる薄型のケースを持つ、レディース・メンズ用の腕時計が提供されています。また、42mmと45mmサイズのモデルも用意されています。高級な素材と3日間のパワーリザーブを保つ自社製キャリバーを備えるルミノール ドゥエは、日常的な着用に最適です。パネライは、ケース素材にステンレス、ピンクゴールド、チタン、またゴールドテックを使用しています。すべてのモデルにおいて、防水性は30mm (3気圧) です。

このコレクションで最も目立つ特徴は、「REG. T.M. (Registered Trademark)」のエングレービングが施されたリューズブリッジです。文字盤は、ほとんどのモデルにおいてサンドイッチ構造になっています。この構造では2層のダイヤルが重ねられており、下の層に塗布された明るい夜光塗料が、上の層のアワーマーカー部分の切り抜きを通して表示されます。リファレンスナンバー PAM00906などの比較的新しい数モデルでは、表示にアラビアインデックスが使用されています。

パネライは2016年、ルミノール ドゥエにおいて全く新しい時計コレクションを発表しました。このシリーズには、複数の手巻き、また自動巻きモデルがラインナップされています。時計のデザインは伝説的なルミノールを連想させますが、設計は薄型です。メーカーは手巻き機構を搭載する新型時計を、わずか10.8mmの厚みで作ることに成功しました。このため、腕時計はルミノール 1950やルミノールのモデルのように部厚な印象を与えません。特徴的なリューズガードを備えるこのモデルはサイズ38mmから入手可能で、レディース用腕時計としても提供されています。

手巻きのモデルには厚さ3.85mmの非常に薄型なキャリバーP.1000が搭載されており、リファレンスナンバーPAM00677ではこの機構がスケルトンになっています。

リファレンスナンバー PAM00676 は、2016年に発表された初期のルミノール ドゥエ モデルのひとつです。このタイムピースは直径42mmで、素材はステンレスです。この時計内で時を刻むのは、自社製キャリバーP.1000です。サンバースト仕上げが施されたブラックのサンドイッチ文字盤は、センター時針と分針、また9時位置のスモールセコンドを提供しています。アワーマーカーにはバーインデックスに並び、3時、6時、12時はアラビアインデックスが使用されています。サファイアクリスタルのケースバックを通して、中にあるムーブメントを眺められます。価格は未使用約67万円、中古約66万円です。

リファレンスナンバー PAM00675 も、同じく2016年に発表された初期ドゥエ シリーズ モデルのひとつです。ピンクゴールド素材のケースは直径45mmで、風防はサファイアクリスタルです。時計を駆動するのは自動巻きキャリバー P.4000/10で、センター時針と分針、並びに9時位置のスモールセコンドで時間を表示します。サンバースト仕上げのダークグレーの文字盤はサンドイッチ構造になっており、マーカーはバーインデックス、そして3時、6時、9時、12時位置のアラビアインデックスです。このモデルは、未使用約217万円、中古約188万円でご入手いただけます。

ピンクゴールド素材と薄型の時計がお好みの方には、ケース径42mmの リファレンスナンバー PAM00677 がおすすめです。パネライはこの時計に、スケルトンの手巻きキャリバーP.1000/10を使用しています。この機構はキャリバーP.1000と同様センター時針と分針を備えており、9時位置にはスモールセコンドが設置されています。サンドイッチ構造のダークグレーの文字盤上には、バーインデックスとアラビアインデックスが表示されています。この時計は未使用約192万円で販売されており、中古はそれより約51万円安くご購入いただけます。

2018年に発表された リファレンスナンバー PAM00755 のケース径は38mmで、パネライの時計としては比較的小型サイズの、女性の腕にも似合うモデルです。この時計のステンレスケースにはポリッシュ仕上げが施されており、中には自社製キャリバーP.900が搭載されています。自動巻きのキャリバーにはセンター時針と分針が取り付けられており、3時位置には日付表示、9時位置にはスモールセコンドが配置されています。サンバースト仕上げのダークグレーの文字盤はサンドイッチ構造で、6時と12時位置にアラビアインデックスが使用されています。時計を手首に巻くカーフスキンストラップは、グリーンとブラウンの2色からお選びいただけます。Chrono24での価格は、未使用約55万円、中古約69万円です。

ケース径38mm、アラビアインデックス、ホワイトの文字盤: パネライが提供する リファレンスナンバー PAM00903 は、レディース腕時計としても適しています。このモデルのケースには、ポリッシュ仕上げのステンレスが使用されています。その他多くのパネライ時計に使用されているダークグレーやブルーの文字盤と異なり、この時計にはホワイトの文字盤とブルーのアラビアインデックスが採用されています。リシュモンベースの自動巻きキャリバーOPXXXIVには、センター時針と分針が設置されています。また、3時位置には日付表示が、9時位置にはスモールセコンドが備えられています。このモデルの未使用品は約52万円販売されており、定価は72万3600円です。

リファレンスナンバー PAM00944 のルミノール ドゥエ GMTは最上級のモデルで、ケース径45mmの存在感あるタイムピースです。この時計を駆動するのは、GMT機能付きの自動巻きパネライキャリバーP.4002です。センター時針と分針に並び、文字盤上の3時位置には日付表示が設置されています。パワーリザーブ表示は4:30位置に、AM/PM表示付きのスモールセコンドは9時位置にあります。この機能によって、第2タイムゾーンが現在日中か夜間がが分かります。また、こののモデルにはポリッシュ仕上げのステンレスケースが使用されています。Chrono24において、この便利な時計は未使用約99万円で販売されています。定価は131万7600円です。

パネライは2019年に自社製キャリバーP.900とP.4002搭載の新型モデルを発表しました。メーカーによって自己開発されたこの機構は、リシュモンキャリバーOPXXXIVの代わりにケース径38mmと42mmのモデルを動かしています。さらに、このモデルには新しい素材、ゴールドテックが使用されています。パネライは38mmサイズの リファレンスナンバー PAM01045 を、この素材で製造しています。時計内にはキャリバーP.900が内蔵されています。ゴールドテックは、18Kゴールドをパネライが独自に銅とプラチナと混ぜ合わせて作られます。このため時計の色は、パネライでしかない温かみのある金色です。ホワイトの文字盤を持つこのモデルは、定価168万円です。

同じく2019年に、パネライはキャリバーP.900搭載のチタン時計を2つリリースしました。その1つが、38mmケースを持つ リファレンスナンバーPAM00926と、42mmサイズの PAM00927です。PAM00926のモデルの定価は76万円、PAM00927は80万円です。そして、パネライはさらなるチタンモデル、リファレンスナンバー PAM00964を発表しました。このモデルは直径45mmのケースを持ち、ゴールド素材のマイクロローターを備える厚さわずか3.95cmのキャリバー P.4002を備えています。このGMT機能とパワーリザーブ表示を備えるモデルは、定価134万円で提供されています。ステンレス製の両モデルである、38mmサイズの PAM 1043 と42mmサイズの PAM 1046には、ホワイトの文字盤が付いてきます。この両腕時計には、キャリバーP.900が搭載されています。前者の定価は67万円、後者は70万円になります。