オメガ デ・ビル コーアクシャル
>で441件の商品が見つかりましたオメガ デ・ヴィル コーアクシャル、スポーティーなドレスウォッチ
デ・ヴィル コーアクシャルは、独自のコーアクシャル機構を初めて搭載したオメガの時計です。週末に着るポロシャツにも、オフィスに着ていくスーツにも合わせられます。その特徴は、衝撃に強いこと、オーバーホールの必要性が少ないこと、クロノメーター級の精度を備えていることです。
1999年以降のモデルに使用されている、コーアクシャル脱進機
コーアクシャル脱進機は、オメガにおける最も重要な開発です。スイスの小さな都市ビールに拠点を置くオメガは、1999年に初めてモデル デ・ヴィルに搭載されたキャリバー2500 (ETA 2892ベース) にこの脱進機を使用しました。今日オメガ時計のほぼすべてにこのコーアクシャル技術が搭載されているにもかかわらず、この脱進機が初めて搭載されたデ・ヴィル コレクションのメンズモデルには、いまだに「デ・ヴィル コーアクシャル」という名前が付けられています。
この時計はスポーティーなドレスウォッチです。ステンレスもしくはレッドゴールドから作られているケースは、100m (10気圧) までの防水性を備えています。デ・ヴィル コーアクシャルには、レザーストラップや、ステンレスもしくはゴールドのブレスレットが提供されています。文字盤のデザインは特にシンプルで、ローマ数字のアワーマーカーと細身の時計針が、時計の優雅さを助長しています。色はマットなブラック、光沢のあるダークブルー、チョコレートブラウン、シルバーホワイトの4種類からお選びいただけます。
オメガは現在このコレクションにおいて、3針日付表示付きモデル、年次カレンダー付きモデル、クロノグラフを提供しています。3針時計のサイズは41mm、クロノグラフモデルのサイズは42mmです。以前オメガが提供していたデ・ヴィル コーアクシャルには、GMT機能やパワーリザーブ表示、またラトラパンテ クロノグラフ機能が搭載された時計もあります。
コーアクシャルキャリバーは、スイスクロノメーター協会 (COSC) によるクロノメーター認定済みです。COSCはスイスの検定所で、標準化された測定プロセスに基づいて時計の精度をチェックし、合格した時計にはクロノメーターの証明書が授与されます。このため、COSC認定のムーブメントは、とりわけ高い精度が保証されています。さらに、シリコン製ひげゼンマイのおかげで、ムーブメントは最大1万5000ガウスの磁場に耐性があります。
デ・ヴィル コーアクシャルを買う5つの理由
- 独自のコーアクシャル脱進機で、衝撃に強く長持ち
- COSC認証の高精度なクロノメーター
- スポーティーで優雅な、3針モデルとクロノグラフ
- デ・ヴィル コーアクシャル アニュアルカレンダーには年次カレンダー搭載
- ステンレスとゴールドのケース素材
デ・ヴィル コーアクシャル Ref.
デ・ヴィル Ref. | 価格 (約) | 素材 / 機能 |
431.50.41.22.02.001 | 305万円 | レッドゴールド / 年次カレンダー |
431.53.42.51.03.001 | 240万円 | レッドゴールド / クロノグラフ、 |
4848.40.31 | 75万円 | ステンレス / スプリットセコンド クロノグラフ |
5941.31.31 | 75万円 | ホワイトゴールド / デイト |
4533.40.00 | 45万円 | ステンレス / 第2タイムゾーン |
4831.40.00 | 30万円 | ステンレス / 日付 |
3針モデルの価格
ポロシャツに似合い、同時にスーツにも合わせられるドレスウォッチをお探しの方には、デ・ヴィル コーアクシャルの3針モデルがおすすめです。中でもケースとブレスにレッドゴールド素材を使用したモデル Ref.431.50.41.22.02.001は、特に高級感があります。この時計はシルバーの文字盤を備え、ローマインデックスはゴールドを素材としています。また、時針、分針、秒針もゴールドを素材としています。キャリバー8611には、年次カレンダーが搭載されています。このモデルの未使用品は、Chrono24で約310万円で購入できます。中古品はまだ珍しく、市場ではほとんど販売されていません。
日付表示付きのシンプルなゴールドバージョンは、比較的安く入手できます。例えば、Ref.431.63.41.21.13.001 アワービジョンをご覧ください。ケースはピンクゴールド製で、サファイアクリスタルを通して見えるキャリバー8501を収納しています。文字盤とミニッツトラックはチョコレートブラウンで、ゴールド製のアプライド アワーマーカーはシルバーのリング上に施されています。時刻は3つのゴールドの針によって示され、3時位置の日付表示によって全体のバランスが良く取れています。この時計の未使用品は、約160万円の費用がかかります。中古品は、約125万円と大幅に安くなります。
ゴールド以外のモデルをお探しの場合、ステンレス製のモデルをお勧めします。リファレンス433.10.41.22.03.001には、ローマインデックスとホワイトゴールド針を使用したダークブルーの文字盤が備えられています。年間カレンダー付きのキャリバー8902が時計を駆動し、その動きを透明なケースを通して見ることができます。この時計には9リンクのステンレススチール ブレスレットが取り付けられており、時計を手首にしっかりと固定します。未使用の価格は約95万円です。中古時計はChrono24ではまだほとんど見られません。
デ・ヴィル コーアクシャル パワーリザーブでは、9時位置のスモールセコンドと3時位置の日付表示に追加して、6時位置にパワーリザーブ表示が搭載されています。この時計にも、ステンレスモデル Ref.424.13.40.21.02.001とゴールドモデル (Ref.424.53.40.21.02.001) が提供されています。ステンレスモデルの未使用品は約40万円で、中古品は約35万円で購入できます。ゴールドモデルは未使用約100万円で、中古約75万円で提供されています。
ストップウォッチ機能付きデ・ヴィル コーアクシャル
これに比べて、デ・ヴィル コーアクシャル クロノグラフはスポーティーな印象を与えます。現行モデルでは、9時位置のインダイヤルにスモールセコンドが、3時位置のインダイヤルにはクロノグラフ時積算計と分積算計が設置されています。日付表示は6時位置にあります。このモデルのケース径は42mmで、素材にはレッドゴールドとステンレスの2種類が提供されています。すべてのモデルにおいて、シルバー、ブルー、ブラックの文字盤カラーから選べます。ステンレスモデルには、文字盤の配色に合わせたレザーストラップ、あるいはステンレスブレスレットが付いてきます。レッドゴールドモデルは、レザーストラップのみとなります。
ブルーの文字盤とブルーのブレスレットを備えたゴールドバージョン (Ref.431.53.42.51.03.001)の未使用品は、Chrono24で約240万円で販売されています。着用済みのモデル選択すると、約75万円節約できます。オメガによる国内定価は313万2000円です。
Ref.431.10.42.51.01.001などのステンレススチールモデルは、素材価格により安価であり、未使用の場合、ステンレス ブレスレット付きで約70万円で入手できます。これらのモデルの中古品は、約45万円で購入できます。レザーストラップをお好みの場合、未使用約65万円、中古約55万円でお買い求めいただけます。
このコレクションで以前提供されていたクロノグラフ モデルは、より安い価格で購入できます。これらのクロノグラフのインダイヤルは、3時、6時、9時位置に設置されています。ステンレス製の41mmサイズモデルは、未使用品で約50万円の価格で提供されています。2006年前後にはオメガ デ・ヴィル クロノグラフのスプリットセコンドクロノグラフ (ラトラパンテ) が登場しました。このモデルでも3つのインダイヤルが使用されていますが、日付表示は11時位置に設置されています。10時位置には第3のプッシュボタンが取り付けられており、これを用いてストップウォッチ機能を操作します。ステンレスブレスレット付きの Ref.422.10.44.51.06.001などのモデルの、非常に良い状態の中古時計は、約75万円で購入できます。
ラトラパンテによく似たモデルに、デ・ヴィル コーアクシャル クロノスコープ GMT (Ref.422.10.44.52.13.001) があります。スプリットセコンド機能の代わりに、この時計は第2タイムゾーンを表示することができます。第2タイムゾーンの時刻表示は、センター針と文字盤の端にある24時間目盛りによって実現されます。価格は未使用品が約65万円、中古品が約55万円です。
コーアクシャル機構とは?
コーアクシャル脱進機は、イギリス人時計技師ジョージ・ダニエルズによって1970年代に開発されました。彼の目標はスイスレバーの利点を生かしつつ、これをクロノメーター脱進機と融合し、高精度、低摩擦の脱進システムを実現することでした。彼は歯車を動かす爪を3本使用し、歯車をさらに1つ経由する形で回すことによって摩擦を減少させました。また、これによって潤滑油の使用を最小限に抑え、その結果オーバーホールの必要頻度が減ったこともメリットです。
ダニエルズは彼の発明を数々の大手時計メーカーに営業しましたが、その営業の成果は20年もの間見られませんでした。その後オメガがこの機構の可能性を見出し、時計機構メーカーのETAと、オメガと同じくスウォッチグループに属する脱進機メーカーのNIVAROX-FAR社と協力して、コーアクシャル機構をシリーズ生産しました。この脱進機は1999年に初めてETA2892ベースのキャリバー2500に使用され、このキャリバーがオメガ デ・ヴィルに搭載されました。
それ以来、オメガはこの脱進機の性能を絶え間なく向上させていき、現在同ブランドの時計のほぼすべてに、コーアクシャル ムーブメントが搭載されています。その唯一の例外は、現在まで手巻きキャリバー1861を搭載するムーンウォッチです。
コーアクシャル マスタークロノメーターには、最新の技術が採り入れられています。この機構は、コーアクシャル クロノメーターの機能をすべて持ち、さらにシリコンやチタンなどの耐磁素材をテンプ、アンクル、ガンキ車などの部品に使用することにより、最大1万5000ガウスまでの磁気に耐久します。